MENU
えびりん
塾講師/二児の母
・2児の母(7歳・2歳)
・元小中進学塾講師・現小学生塾講師
・モンテッソーリ教育・シュタイナー教育に感化され、発達心理学を軸とした育児とおうち環境作り
・おうちモンテ6年
現在ブログデザイン変更中のため崩れている箇所があります

【0~12歳】モンテッソーリのおしごと一覧!分野別にまとめました 

モンテッソーリのおしごと一覧!アイキャッチ画像
  • URLをコピーしました!

わが家はモンテッソーリ教育や良さそうな教育法をイイトコ取りでゆるっとおうちで取り入れているのですが、新しいおしごとを取り入れたいなと思っても意外と一覧って出てこないんですよね。

わが家の備忘録も兼ねて、0歳、1~2歳、3~6歳、6~12歳に分けておしごとや教具をリスト化しました!

えびりん

6歳以上はあまり参考文献が少ないのですが、わが家で取り組んだモンテっぽい取り組みはここに記載していっちゃいます!

厳密にモンテッソーリ教育の正統なおしごととは異なるものも入れていますが、子どもの指先を使ったり「目的」を定めた取り組みに該当するものはモンテ的なおしごととみなしちゃえ!ということで含めております。

おうちでモンテを取り入れているご家庭は是非参考にしてみてください。

この記事を書いた人
  • 子どものあそびとまなびの環境研究家
  • 2児の母(7歳・2歳)
  • 元小中進学塾講師・現小学生塾講師
  • モンテッソーリ教育・シュタイナー教育に感化され、発達心理学を軸とした育児とおうち環境作り
  • おうちモンテ6年
えびりんです!
えびりん

あくまでも月齢は目安なので、子どもの興味や関心に合わせて柔軟に対応してみてください。「遅すぎる?」というのも心配ありません♪

いくつかの分野にまたがる活動もありますが、ここでは重複しないようにひとつの分野だけに記載しています。

目次

おしごとリスト【0歳】

0歳おしごとのぽっとん落とし
  • 目で追う(モビール)
  • 握る(オーボール、にぎにぎなど)
  • 転がるボールを目で追う(トラッカー)
  • つまむ(つまみのついた形はめ)
  • 感触あそび(ふわふわ・ぷにぷに・ざらざらなどのものに触れる)
  • ひっぱる(オーボールに布を入れてひっぱる・ティッシュのイタズラ)
  • 落とす(ぽっとん落とし・コイン落とし)
  • 音楽を聴く
  • わらべうたや手あそびうた
  • ベビーマッサージ

算数教育(0歳)

  • 立体おとし

おしごとリスト【1~2歳】

野菜のマッチングあそび
本物の野菜と絵本や宅配カタログとのマッチング中

日常生活の練習(1~2歳)

(基本運動)

  • 食事の準備
  • 植物の水やり
  • のり貼り
  • はさみで切る
  • ぞうきんで拭く
  • ビーズ落とし
  • 水のあけ移し
  • 爪楊枝落とし
  • ひも通し
  • 縫いさし
  • 鍵のあけしめ

(自己の配慮)

  • 着衣枠
  • 身だしなみを整える

言語教育(1~2歳)

  • ものと名前カード
  • 砂文字(2歳半~3歳半)
  • メタルインセッツ

感覚教育(1~2歳)

  • トラッカー(1.5歳~)
  • 色板(2歳~)

動物・生物(1~2歳)

  • さかなパズル
  • 葉のたんす

おしごとリスト【3~6歳】

モンテッソーリのピンクタワー

日常生活の練習(3~6歳)

  • おしたくボード
  • 豆などのあけ移し
    ・持ち手あるもの
    ・スプーン
    ・トング

  • ・コップ
    ・ピッチャー
    ・スポイト
  • 着衣枠
    ・ボタン
    ・マジックテープ
    ・チャック
    ・スナップ
    ・フック
    ・バックル
    ・蝶結び
    ・靴ひも
  • 安全ピン
  • みつあみ板
  • ビーズの紐通し
  • 鍵箱
  • 幾何立体階段差し
  • アイロンビーズ(アクアビーズ)
  • ねじ板
  • ボルト板
  • 釘打ち
  • 洗濯/干す
  • 磨く・拭く
  • アイロンがけ
  • 時計

感覚教育(3~6歳)

  • はめこみ円柱さし
  • ピンクタワー
  • 茶色の階段
  • 赤い棒
  • 色付き円柱
  • 色板
  • 構成三角形
  • 幾何たんす
  • ミステリーボックス
  • ローマのアーチ
  • てんびん
  • タングラム
  • 重量板(3歳~)

味覚

  • 味覚びん

嗅覚

  • 嗅覚筒

触覚

  • 触覚板
  • 温覚板(温覚瓶)
  • 実態認識袋
  • 圧力円柱

聴覚

  • 雑音筒
  • 音感ベル

言語教育(3~6歳)

  • 砂文字(2歳半~3歳半ごろ)
  • 三角形さがし(5歳頃)
  • 対照地形(3~6歳)
  • 文の分析(5歳)
  • 地球儀と世界地図(3歳~)
  • 鉄製はめ込み(3歳半~)
  • 移動五十音(3歳半~)
  • 切り抜きアルファベット(3歳~)
  • 名詞と動詞 文法の理解のシンボル(5歳~)

算数教育(3~6歳)

  • 数の棒(3~4歳)
  • 木製数字パズル(3歳)
  • 色棒ビーズ(3歳頃)
  • 金ビーズ(4歳頃)
  • 砂数字(3歳)
  • つむ棒(4~5歳)
  • 10進法数カード(4~5歳)
  • 10進法ビーズ(4~5歳)
  • 分数円パズル(3歳~)
  • 分数の小人(4歳~)
  • 幾何学立体(4歳~)
  • 色付き円の分割板(5歳~)
  • 1平方センチメートルの理解(5歳~)
  • 両替遊び(6歳~)
  • たし算板(6歳~)
  • 切手遊び(6歳~)
  • ピタゴラスボード
  • 容積キューブ(5歳~)

文化教育(3~6歳)

  • 国旗
  • 地図パズル
  • 水の変化
  • 名画カード
  • 宇宙や惑星に触れる
  • 季節の行事に触れる
  • 地球の核パズル
  • 地球儀
  • 海洋パズル(4歳~)
  • 太陽系に触れる

動物・生物(3~6歳)

  • フィギュア
  • 植物に触れる

おしごとリスト【6歳~】

モンテッソーリの切手あそび

算数教育(6歳~)

  • たし算板・ひき算板
  • 掛け算板
  • 割り算板
  • 100玉そろばん
  • 小数の練習
  • 2項式
  • 3項式
  • バンクゲーム
  • 2の累乗
  • 3の累乗
  • 分数板
  • 平方根パターン

言語教育(6歳~)

  • 漢字かるた
  • 百人一首

文化教育(6歳~)

  • 世界地図
  • 日本地図
  • 北極・南極

コスミック教育(6歳~)

  • グレートストーリー

モンテッソーリ教育の「おしごと」ってどんな活動?

水のあけうつしをする子ども
大好きな水のあけうつし

モンテッソーリ教育を実践する上で子どもが行う活動のことを「おしごと」と呼びます。

子どもには、る時期だけに何かに強く興味を持ち、何度も繰り返したいという内面からの強い衝動が起こる「敏感期」と呼ばれる時期があります。特に6歳までの子どもに顕著です。

子どもは自ら成長して伸びる力が備わっています。それを十分に伸ばしてやるために今の子どもが何に強い興味関心があるか観察し、適切なタイミングで適切な環境を用意してやることが大人の役割です。

おしごとに使う道具

モンテッソーリのおしごとに使うピッチャーと子どもサイズのコップ

おしごとに使う道具にもポイントがあります。

  • その子どもが強く興味をもつことを高めるスキルを一つだけに絞って満足いくまで高めていくものであること
  • できるだけ本物を使う
  • 木など自然素材のものが好ましい
  • 使いやすくストレスの少ない子どもサイズのものを用意する

高めるスキルを一つだけに絞ってというのは、例えば大きさの変化を体感する目的であれば大きさだけに着目できるよう異なる色が用いられていてはならない、という意味です。

\こんな風に!/

子どもが興味を持つ活動をスモールステップで少しずつレベルアップできるところがモンテッソーリ教育の特徴なんですね。

とはいえスモールステップを全部が全部揃えていたら膨大な量になってしまうので、子どもの様子を見ながら無理のない範囲で揃えていきましょう♪

また、モンテッソーリ教育の特徴となる道具を「教具」とも呼びます。

おしごとのやり方

おしごとをやるにあたって見守る親のポイントは7点。

  1. まずは大人が手本を10倍ゆっくりとした動きで見せる
  2. 子どもがはじめたら途中で止めず、近くで見守るに徹する
  3. 口出ししない
  4. うまくいかないときは、「見ててね」といってもう一度ゆっくりとやって見せる
  5. 手本を見せるときはやりながら一緒に口で説明しない(見るだけで理解できるようゆっくりと丁寧に行う)
  6. 子どもが良く見えるよう位置にも配慮する
  7. 興味と活動がピッタリ合ったときは何度も集中し繰り返すので満足いくまでやらせる。

特に手本を見せるときには動きの手順を分割し、ひとつずつよく見えるようにするのが大切です。

例えばはさみ一つ取っても、

  • 置き方
  • 持つときの刃先の向き
  • 紙の持ち方
  • どう刃を紙に当てるか
  • はさみの握り方

など実は分割してみるとものすごくたくさんのポイントがあることに気付きます。

えびりん

うまく手本を見せられないなと思うものは、子どもにおしごとをやらせる前に、自分でどう動きの手順を分割するか一旦自分なりに分析してみてから、与えてやりました。

子どもがうまくできないときにもう一度手本を見せるときも、さっきと同じ動きになるようにするのもポイントです。どこがうまくいかないポイントだったのか子どもが自分の力で訂正してできるようになっていきます。

おしごとをする環境

靴をそろえる子ども
大人の靴を揃えたがる子ども

何かおしごとのために特別なことを用意して活動することだけがおしごと、というわけではありません。

  • 実体験の中でも活かす(大きい、小さい、赤いなどの言葉がけを日常にも取り入れる)
  • 靴を揃える、植物の世話などできることは大人が手本となる
  • 散歩中に目にしたものを言葉で教えてやる

こうしたことも、立派なモンテッソーリ教育!

えびりん

必ずしも教具を揃えなければできないものではないものではなく、日常の生活のひとつひとつを丁寧に教えてやればモンテッソーリ教育になるということですね。

もうひとつ、子どもが「自分ひとりでできた!」が重要なモンテッソーリ教育では、椅子や机も子どもの背の高さに合ったものを選べると良いですね。

もっとモンテの理解を深めたい人は…

モンテッソーリの関連書籍

やはり書籍は知識が体系化されているため、モンテのおしごとをするにあたって親の心構えを落とし込むのに良いと思います。

えびりん

わたしもモンテの本を何冊も読み、そのエッセンスをしっかり吸収して臨みました!

モンテッソーリ教育は親の見守り方のウエイトが非常に大きいため、2、3冊ほど読んでおくとよりよくおうちモンテを進めることができますよ♪

モンテッソーリの考え方が子育てにどんな風に役立つのか具体的で、どんなものを用意したらよいのか実践に落とし込みやすいので上記の書籍はおすすめです!

ぜひおうちでその子の発達や興味を見極めて子どもの成長を楽しみましょう♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次