皆さん悩みながら手探りで栄養療法やってるのですね...
お子さんにためになること、一生懸命探し求めている姿に頭が下がります。
よかれと思ったことが思わぬ結果にならないように
だけど、栄養療法やるならしっかりと検査しながらやりましょう。
で、
検査結果が続々あがってきました。
多くの方々からご報告を頂き、意外な共通点があったのでこれは改めて注意喚起すべきかな?ということでタイトルがこうなりました。
昨年夏から先月までの間に検査をされた皆様からのご報告によると...
発達凸凹・起立性調節障害・過敏性腸症候群どの症状のお子さまにも共通して異常値がでたのが
マグネシウムの値
「にがり風呂」に毎日入っていた
皮膚からの吸収って予想よりもカラダに大きく作用します。
マグネシウムは発達をサポートするミネラルとして有名すぎたことが「にがり風呂」のブームを呼んでいるのかな?と。
夏の朝方足がつって目が覚めた経験ありませんか?
その場合、この2つのミネラルのバランスが崩れたことでつることが多いです。
食べ物から摂りこんだカルシウムは小腸で吸収され血液の中に入ります。
体の カルシウム の99%は骨に蓄えられますが、
細胞(特に筋肉細胞)や血液中にもあります。
カルシウムは
・骨と歯の形成
・筋収縮
・多くの酵素が正常に機能すること
・血液の凝固
・正常な心拍リズムの維持
・脳の神経細胞の働き
などに深くかかわっている、体内に一番多く存在するミネラルです。
カルシウムが不足すると血中に必要なカルシウム量を保つため、
骨をとかしてカルシウム濃度を保つという作業が体内で行われています。
これが続くと骨がもろくなったり(骨粗鬆症)
イライラするわけですねーー。
マグネシウムの働き
マグネシウムもカルシウム同様主に小腸から吸収されると言われています。
マグネシウムは
・300種類以上もの酵素の働きを助ける
・筋の弛緩
・三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)の代謝に関わる
・神経伝達
などなど非常に様々な役割を果たしています。
夏の明け方の足のつり、マグネシウム不足って理解できますよね。
(マグネシウムって汗と一緒に外にでていっちゃうので)
あとはビタミンDも大事
そしてもうひとつ大事なのなのがビタミンD.
Dのアシストがあって初めてカルシウムの吸収が高まります。
窓辺で20分くらい過ごすだけでも一日に必要なビタミンDができるそうですよ。
(ガラス越しはだめだそうです。窓はあけましょう)
カルシウムやマグネシウムの食品とその含有量
カルシウム量の目安がわかりやすかったです。
マグネシウムはナッツや豆腐が手軽に採れる食材になります。
患者様より
「検査してよかった!まったく予想外でした」というご感想を頂きました。
マグネシウムが多くでた方々にはにがり風呂をやめてあとは通常通り過ごし、
また6ヶ月後に再検査で様子をみてみよう!というお話をしました。
「海に毎日入ってる海女さんはどうなの?マグネシウムの数値めっちゃ高くなりそう」という質問を頂きましたが、
・カラダの大きさ
・海水温と湯船の温度
・皮膚の厚さ
など、比較するにいは難しい要素がいっぱいです。
何かよいデータを見つけたらまたお知らせしますね。
今日の話で検査の数値が大事な理由、伝わったかな?
伝わるといいなーー
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