はじめに
こんにちは、sioriです。
車の駐車スペースに、シミがポツポツ…なんて経験はありませんか?
うちで普段よく乗っている車を停めている場所にも、ポツポツとシミが付いてしまいました。どうやらエンジンオイルが少しずつ漏れ出しているようで、数日に1滴くらいのペースでアスファルトにシミを作るようになってしまいました。

どうしようかと調べたところ、なんと家にある「重曹」でシミを取り除けるとの情報を発見!
そこで、今回は実際に重曹を使ってアスファルトのオイルのシミを掃除してみたプロセスを紹介します。
突然のオイル漏れや、オイルをこぼして汚れてしまった時にも役立つと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね!
重曹がオイルのシミ取りに効果的な理由
重曹がオイルのシミ取りに効果的な理由は、次のようなものがあります。
- 重曹(炭酸水素ナトリウム)は、細かい粒子で多孔質な構造を持ち、表面積が広いため、油や液体を吸着する性質があります。このため、こぼれた油の上に撒くことで、油を吸収しやすくなります。
- 重曹は弱アルカリ性であり、油(脂肪酸)と反応することで、鹸化のような現象を引き起こすことがあります。この反応により、油が水で洗い流しやすい形態に変わる(乳化)場合があります。
- 重曹は、酸性の物質を中和する性質があります。油そのものは中性ですが、油が酸化して酸性物質(酸化脂質)が発生している場合、重曹がそれを中和し、臭いや汚れを抑える効果を発揮します。
- 重曹の粒子は柔らかく、軽い研磨効果を持っています。この特性により、オイルが染み込んだ表面を軽く削ることで、汚れを落としやすくします。特にアスファルトやコンクリートのような粗い表面では効果的です。
重曹はいろんな場面で役に立つ優れものなので、一家に一つあると良いですね!(https://amzn.to/4fZR9s3)
ちなみに、重曹は車内の臭い取りにも役に立ってくれますよ。
準備するもの
準備するものは以下の通りです。
- 重曹
- バケツ(お湯が入るものなら何でもOK)
- ブラシやたわし
- 60℃くらいのお湯
オイルのシミ取り方法
1. オイルのシミの部分に重曹をふりかける。
アスファルトのシミの部分に、重曹をたっぷりとふりかけます。

2. 重曹がペースト状になるように、60℃のお湯をかけながらブラシでこする。
重曹に少しずつお湯をかけながらブラシで軽くこすると、重曹がペースト状になっていきます。

ペースト状になりました。

3. ブラシでこする。
ブラシやたわしを使って、シミの部分をしっかりとこすります。

真っ白な重曹が茶色くなりました。
この状態のまま、6時間ほど置いておきます。
4. 約6時間放置する。
6時間後、こんな感じになりました。

重曹ペーストは完全に固まっています。重曹のまわりに汚れが茶色く広がっていますね。
5. 再度60℃のお湯をかけながら、ブラシでこする。
固まった重曹に、再びお湯をかけながらブラシでこすります。
日が暮れてしまったので、ライトを当てながら作業しています。

6. 洗い流す。
水で洗い流します。重曹の部分から茶色い汚れが溶け出てくるので、透明になるまでしっかりとすすぎます。
翌日の様子がこちらです。

シミは残っていますが、薄くなりました。
しかし、ここで問題が!
シミのまわりに茶色い汚れが残っているだけでなく、洗い流した水の跡が、くっきりと茶色く残ってしまいました。やり直しです。
次は高圧洗浄機(ケルヒャー)を使って、広範囲に入念に洗い流しました。が、翌日アスファルトが乾いたら、流した跡がまだまだ茶色く残っていました。
ということで、さらに、これでもか!というほどしっかりと洗い流しました。計3回のすすぎを経て、ようやくシミの周りは綺麗になりました。
結果
シミ取り作業前のシミの様子です。
注)写真の撮り方を統一していなかったので、一定になるように斜めにずらしています。

シミ取り作業後のシミの様子です。

最終的にオイルのシミは、かなり薄くなったと言えるのではないでしょうか。
おわりに
いかがでしたか?オイルのシミを完全に取り除くことはできませんでしたが、目立たなくすることはできました。
もし同じような状況に遭遇してお困りでしたら、ぜひこの方法を試してみてください。また他に良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてくださいね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
投稿者プロフィール

-
運転練習中のペーパードライバー🔰
いつかかっこよくポルシェを運転したい!
詳しい自己紹介はこちら。
最新の投稿
車以外のこと2025年2月21日京都から北海道へ!大人2人と車3台の引っ越し方法と費用は…
自動車2025年2月5日北海道の冬でも安心!キャラバンを雪用ワイパーに交換しました。
車以外のこと2025年1月16日アスファルトにこぼれてしまったオイルのシミの落とし方
車以外のこと2024年12月31日「ぽるしぇ日和」2024年最も読まれた記事は…?