【チャンピオンズカップ 2022】連覇か?それとも伏兵か?vol.1
12月4日、中京競馬場でダート王を決める戦いチャンピオンズカップ(G1 ダート1800m)が開催されます。王者に君臨する昨年の覇者テーオーケインズが連覇に向けて登場します。
昨年は2着馬チュウワウイザードに6馬身差の圧勝劇で能力を爆発させたテーオーケインズ。
今年初戦2月に行われたサウジC(海外G1)8着、帝王賞(J1)4着と敗北を喫したが、前走盛岡で行われたJBCクラシック(J1)を完勝。相性のいい中京ダートで連覇の可能性が高い。
対抗の1番手はジュンライトボルトか。今年7月にダートに転向して3戦2勝、前走シリウスS(G3)をメンバー中上がり最速で制して勢いに乗っている。
まだまだ伸びしろを感じさせる走りで、一気に頂点を掴めるか。
ダート界でも今年の3歳馬は能力が高い。
その1番手はクラウンプライド。前走JBCクラシックで逃げてテーオーケインズの2着に粘った。今年3月に行われたUAEダービー(海外G2)を制している素質馬で、中京ダートも経験済み。
2番手はノットゥルノ。7月に大井で行われたジャパンダートダービー(J1)の覇者。前走初の古馬相手で7着に敗れましたが、ハーツクライ産駒でこれからまだまだ成長しそうです。
ハピも負けられない。デビューから3連勝して一気に頂点を目指したジャパンダートダービーでは4着と苦杯。そこから重賞を3着、2着、4着と足踏みが続いているが、決め手の末脚には光るものが有ります。
1強ムードが漂うチャンピオンズカップを、今回も各種データを用いて馬券で狙える馬を探していきます。
(JRA-VAN NEXT 過去10年 参考 '12,'13阪神ジャパンカップダート含む)
まずは、当日人気別から見ていきます。
人気別
過去10年、1番人気が2勝だけ、
連対率50.0% 3着内率60.0%はまずまずか。
しかしそこまでの信用は置けない。
1番人気想定のテーオーケインズには怪しい気配が漂いますね。
2番人気に至っては2勝を挙げてますが、それ以外の連対馬、3着以内の馬が皆無です。
それとは反対に3番人気が好調。
勝率10.0% 連対率50.0%
3着内率80.0%と非常に高い数字になっています。
いちおうの馬券の中心は3番人気以内から感がえるのが妥当でしょうか。
6番人気以下から馬券になった12頭中9頭は
前走5着以内の馬たちです。
やはり前走惨敗からの巻き返しは難しそうです。
前走5着以外から3着以内に来た馬3頭の共通点は
その年のJRAダート1800m以上の重賞を3着以内に好走歴がありました。
地方競馬実績よりも中央競馬の実績がここでは力を発揮しそうですね。
続いて、前走クラス別成績を見ていきます。
前走クラス別
前走地方レース組が圧倒的に好走傾向
ダートの猛者たちは地方に参戦する傾向が高い今の時代感がうかがえますね。
馬券の中心は当日3番人気位内で、前走地方競馬に参戦している馬たちが理想に成りますね。
次回、前走レース別、前走着順別成績で馬券で狙える馬を探っていきます。
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