【ゴルゴンゾーラ・ドルチェ】ブルーチーズとは思えない優しさ

ブルーチーズといえば、独特な香りと口に入れたときの舌へのピリッとした刺激が特徴ですよね。

でもこのゴルゴンゾーラ・ドルチェは青カビがあまり生育していないので、ミルクの甘みが強く刺激もほぼありません!
是非ブルーチーズに苦手意識を持っている方に食べてほしいなと思います。

そんなゴルゴンゾーラ・ドルチェのご紹介です!

目次

ゴルゴンゾーラ・ドルチェの特徴

チーズの名前ゴルゴンゾーラ・ドルチェ(Gorgonzola Dolce)
チーズの分類青カビタイプ
原料乳牛乳
産地イタリア

ロックフォールチーズ・スティルトンチーズに並び、世界三大ブルーチーズの一つに数えられています。
(世界三大ブルーチーズを称しているのは日本だけなので、海外では伝わらないのでご注意を…)

1番の特徴は、ゴルゴンゾーラには2種類あることでしょう!

ゴルゴンゾーラ・ドルチェと、ピカンテ違いは?

このチーズにはややこしいことにゴルゴンゾーラ・ドルチェと、ゴルゴンゾーラ・ピカンテの2種類が存在します。

でも、見た目も食べたときの味も別物のチーズになっているので、その違いを解説したいと思います!

ゴルゴンゾーラ・ドルチェ

ドルチェは、イタリア語で甘いの意味を持つ言葉で、ブルーチーズにはない甘みの強いチーズです。

製造工程で青カビをあえてあまり繁殖させず、青カビの持つ独特な風味などが少なくなっています。
ピカンテに比べドルチェは後発ですが、本国イタリアではこのドルチェの人気が高く、ピカンテよりも多くの量を製造しているそうです。

また、ドルチェは熟成期間が短いことで、水分量が多くしっとりとクリーミーな味わいが特徴です。

ゴルゴンゾーラ・ピカンテ

ピカンテはイタリア語で辛いの意味を持つ言葉で、ピリッとして、刺激があります。
とはいっても、ブルーチーズ中でもゴルゴンゾーラは穏やかでそこまで風味や刺激が強いわけではないんです。

また、ドルチェに比べて熟成期間が長いことで、青カビが多く生育し強い味わいになり、チーズの水分が抜け少し硬く、もろくなります。

正式名称はゴルゴンゾーラ・ディ・ストラッキーノ

また、イタリアで製造されている歴史のあるチーズです。
9世紀ごろから作られていて、高地で放牧していた牛たちを麓の村へ連れていく道中、休憩地点であるゴルゴンゾーラ村で誕生したといわれています。

ゴルゴンゾーラの正式名称は、ゴルゴンゾーラ・ディ・ストラッキーノと言い、「ストラッキーノ」は疲れたを意味する語になるんです。
牛を連れて疲れた帰り道に作られたチーズなのでこういう面白い名前が付けられたんですね!

ゴルゴンゾーラ・ドルチェを食べてみての感想

ピカンテは別のブログを書くとして…今回はドルチェのみに絞って書いていきます!

まずは外観や香りから

硬い表皮がなく、全体的に柔らかそうでアイボリーに近い白色をしていて、とてもきれいです。
また、ドルチェは青カビを減らして食べやすくしているため、内部の青カビはほぼ見られず、せいぜい縦穴に沿って生育しているのみでした。

香りもそこまでせず甘みがある感じで、でも酸味のある独特な香りがしますね!

肝心の味は?

脂肪分たっぷりのクリーミーで、外から見た通りものすごくなめらかで口に入れた途端スーっととろけていきます!
口に残ると思いきや後味もスッキリでいくらでも食べることができそうです。

甘みも強くてブルーチーズのクセのある香りや味はほとんどしない印象を受けました。

ゴルゴンゾーラ・ドルチェを食べるなら…

スーパーのチーズコーナーには、プラケースに入ったゴルゴンゾーラ・ドルチェが結構な割合で置いてあります。

ぜひそちら確認をしてみてください!

下のチーズは、ゴルゴンゾーラの中でも昔ながらのルールで製造されているDOPタイプです。
より本場の味を味わいたい場合はこちらをチェック!

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