失敗しないルイボスティーの選び方

多くのショップからルイボスティーが販売されている中で、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。

そこで、ティーライフアドバイザーの「Tea-レックス」と「お茶飲みの博士」がルイボスティーの選び方について解説しました。

ルイボスティーの淹れ方で選ぶ

ルイボスティー

ルイボスティーを選ぶときに最も重要なのが、「どんなシーンで飲むか?」ではないでしょうか?

そこで「ルイボスティーの淹れ方で選ぶ」ことがポイントです。

いくら美味しくても、ティーポットで抽出して楽しむのは職場では難しいですよね。

「どんなときに飲みたいか?」

「どんな目的で飲むか?」

をイメージすると選びやすいでしょう。

さっそく淹れ方4種類を説明しますね♪

ドライハーブ

ルイボスティーの茶っぱ

ドライハーブのメリット
  • 香りや味がしっかり出る
  • 茶葉の量を調整しやすい
  • 他のハーブとブレンドしやすい

ドライハーブで淹れると「いかにもハーブティーを飲んでいる」感じがでて、とっても素敵な雰囲気に包まれます。

乾燥した花や葉がポットの中で開いていく様子も癒やされます。

…しかし、ルイボスティーの場合はあまりドライハーブの恩恵を受けられません。

というのも、ルイボスティーはドライハーブでも細かくカットされた状態なので、ティーバッグとほとんど変わりがないのです。

ルイボスティーがドライハーブで良い点は、他のハーブとブレンドしたいときや、量を調整しやすいところでしょう。
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ティーバッグ

ティーバッグのメリット
  • 手軽に飲める
  • 煮出しや水出しも作りやすい
  • コスパが良い

ルイボスティーは細かくカットした状態なので、ティーバッグになっていると飲みやすいです。

ルイボスティーに限ってはティーバッグばかり選んで購入しています。

ティーポットや急須を持っていなくても、手軽に飲めますし、オフィスでも便利。

マグカップにお湯を注いで飲むだけでなく、

・煮出しでより濃い味を楽しむ

・水出しで麦茶代わりにする

といった、飲み方もできるので、使い勝手がいいです。

ティーバッグでも高品質な茶葉を使用しているものが多いので、安心して選べますよ

顆粒タイプ

顆粒タイプのメリット
  • 茶殻が出ない
  • アイスティーが作りやすい
  • 持ち運び・ストックが便利

ドライハーブやティーバッグだと、どうしても茶殻が出てしまいます。

しかも水っぽいので普通のゴミ箱に捨てるのもためらいますよね。

顆粒タイプだと、水やお湯にサッと溶かして飲めるので便利。

アイスティーも作りやすいです♪

1包ずつ小分けになっているものや、大袋からスプーンで適量をすくって作るタイプがあります。

香りや味はティーバッグのほうが上ですが、アイスティーや水出しだとあまり香りや味が強く出ないので顆粒タイプもおすすめです。

ペットボトルタイプ

ドライハーブのメリット
  • すぐに飲める
  • お湯や水を用意する必要がない
  • 変質しにくい

ペットボトルタイプだと、お湯や水を用意する必要がありませんし、キャップを開ければいつでも新鮮なルイボスティーが飲めます。

作ったルイボスティーだと早めに飲みきらないといけませんが、ペットボトルタイプだと封さえ開けなければ常温で半年~1年ほど保管可能です。

コンビニにも売っていて、手に入りやすいのも魅力です♪

コスパ的には水出しのほうが良いかもしれませんが、飲みきれなかったらもったいないですし、ペットボトルタイプのほうがロスが少ないでしょう。

スッキリ飲みやすいものが多いですよ

品質で選ぶ

ルイボスティー グレード ピラミッド

ルイボスティーには、世界共通の品質基準はありません。

しかし、日本では66年の歴史を持つ「ルイボス・マーケティング・リミテッド社」から仕入れて販売していることが多く、ルイボス社のグレードを表示しているものがほとんど。

そこで、ルイボス社が定めているグレードを紹介しましょう。

グレード

多くのルイボスティーでグレードが表示されたり説明されていたりするので、覚えておくと選ぶときに役立ちます。

高品質なものから順に「ルイボスクラシック」「ルイボススーペリア」「ルイボスチョイス」、そしてルイボス社にはありませんがその下に「スタンダード」もあります。

しかし、現在ルイボス社ではグレード名が変更になっています。

現在のグレード名は高品質な順に「レッドマークJP20」「レッドマークJP16」「レッドマーJP12」に変更されています。

ルイボス社 現グレード ピラミッド

旧グレードのほうがわかりやすかった…

「クラシックです!」と表示したほうがわかりやすいから、旧グレードを表示しているショップが多いのかもしれませんね

各グレードの違いは以下の通りです。

クラシック/JP20(特上)

茎はかなり少なめで、最も細かいカット。

雑味がなく、短時間の抽出でキレイな赤色が出る。

上品な風味で、最高品質。

スーペリア/JP16(上)

茎の割合が少なめで、ほのかな甘味と木や草原を感じさせる香り、そしてしっかりとした味わい。

チョイス/JP12(並)

クラシックやスーペリアに比べてカットが荒い。

ほのかな甘味とルイボス本来のまろやかな味と香りを感じられる。

クラシックは雑味がなくてスッキリ飲めます♪

オーガニック認定を受けている

「オーガニック認定」を受けたルイボスティーとは、農薬、化学肥料を使わずに有機農法で生産されたもので、登録認証機関による検査を受けて「有機JAS認証」を取得しなければなりません。

「有機」もオーガニックと同じ意味で使われます。

つまり、有機JAS認証を受けていないものは「有機ルイボスティー」とか「オーガニックルイボスティー」と謳ってはいけないのです。

オーガニックだから美味しいということはありませんが、農薬や化学肥料を用いた在来農法で作られたルイボスティーが一般的なので、オーガニックルイボスティーは非常に貴重であると言えます。

茶葉の量で選ぶ

ルイボス 茶葉の量 比較

ティーバッグタイプなら、茶葉の量もチェックしましょう。

以前、夫が職場で飲む用をカルディで購入したんですが、1包1Lのティーバッグだったみたいで、自宅に持ち帰ってきました…凹

それからは、ルイボスティーを購入するときは必ず茶葉の量も確認するようにしています。

1人で飲むなら2gくらい

ルイボス 茶葉 2g めやす

1人で飲むなら1包あたり2gのものが使いやすいです。

私が普段飲んでいるものは1.8gのものです。

ティーポットに400mlくらい作って、2回分という飲み方がメイン。

夫と2人で飲む時は500mlくらい作ります。

はじめは2gくらいのものを選ぶと使い勝手がいいかもしれません。

大人数でor水出しなら5g

ルイボス 茶葉 5g めやす

5gだと、800ml~1Lほど作ることができます。

1包で何度もおかわりを作りたいというときも便利です。

夫がカルディの1Lタイプのティーバッグを買ってきたときは、1包で朝、昼、晩と3回ほど淹れて飲んだりしていました。

 

あとは、水出しルイボスティーを作るときに重宝します。

うちは麦茶代わりに子どもにも飲ませているので、薄めに作ってます♪

ルイボスティー購入時の注意点

ルイボスティー

ルイボスティーを購入するときに注意していることが2点あります。

シングルかブレンドなのか確認する

「ルイボス」と大きく書かれていても、実は色んなハーブが入っている「ブレンドティー」だったりします。

ブレンドティーも美味しいのですが、「純粋にルイボスだけを飲みたい」というときはしっかり確認したほうがいいでしょう。

原産国をチェック

原産国はチラッと確認しましょう。

ルイボスは南アフリカのセダルバーグ山脈という場所でしか育たない植物です。

そのため、原産国が南アフリカ以外の場合は、もしかするとルイボスではない可能性があります。

学名をチェック

販売店によって表記が異なる場合があるので、世界共通である「学名」をチェックすると間違いありません。

ルイボスの学名
Aspalathus linearis(アスパラサス・リネアリス)

ルイボスは1箇所でしか採取できませんので、原産国のチェックだけで済ませています。

普段用なら100包1,000円を目安に選んでみよう

色々と書きましたが、普段飲むようのルイボスティーなら100包1,000円~1500円くらいのものを基準に選んで購入しています。

そりゃ、もっと高品質で美味しいものはあるかもしれません。

でも、色々と購入してみましたが、100包1,000円くらいでも十分美味しく飲むことができます。

100均のは少し雑味が感じられるので、それよりはずっと品質もいいです。

「そんなに必要ないかな?」

「味が合うか不安…」

と感じたら、無印良品やスーパーで10包入りが売っているので試してみてもいいかもしれなせん。

もちろん100包入りのほうが断然コスパはいいですよ~(*^^*)

失敗しないルイボスティーの選び方|まとめ

ルイボスティーが男性に効果なし」はウソ!男性こそ飲むべき7つの理由

ルイボスティーは以下の3つの視点で選んでみてください。

ルイボスティーの選び方
  1. 手軽さ
  2. 品質
  3. 茶葉の量

ルイボスティーが初めてならティーバッグタイプが便利です。

ほかのハーブはドライハーブを選ぶことが多いですが、ルイボスティーは麦茶感覚だったりもするので、手軽さ重視で選んでいます。

ポリフェノールたっぷりなので、毎日飲むならルイボスがおすすめです!

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