メディアでの露出も多くなってきた、老舗フードデリバリーサービスの「出前館」。業界トップクラスの高単価で業務委託の配達員の中でも人気です。でも、実際に配達員として働く時に気になるのが口コミ・評判ですよね。
出前館で、業務委託配達員として働こうと考えている方向けに、良い口コミ・悪い口コミの両方を集めてみたので、それぞれご紹介していきます！
目次
- 1 【出前館】の配達員の種類
- 2 【共通】出前館配達員の良い口コミ
- 3 色々な飲食店の情報が得られる
- 4 接客が苦手でも長く続けやすい
- 5 【共通】出前館配達員の悪い口コミ
- 6 悪天候時の配達は危険・体力が消耗する
- 7 配達の遅延や中身の状態でクレームが発生する場合も
- 8 【出前館】直雇用（アルバイト）配達員の良い口コミ
- 9 時給制なので安定した給料が得られる
- 10 保険加入済みで安心して配達できる
- 11 配達に必要なものは全て貸与される
- 12 【出前館】直雇用（アルバイト）配達員の悪い口コミ
- 13 どれだけ件数をこなしても給料は変わらない
- 14 【出前館】業務委託配達員の良い口コミ
- 15 頑張れば頑張った分だけの報酬が得られる
- 16 採用のハードルが低い
- 17 自分の好きな時に働け服装の規定も少ない
- 18 【出前館】業務委託配達員の悪い口コミ
- 19 個人事業主になるので、確定申告をしなければならない
- 20 自分で任意保険に加入する必要がある
- 21 まとめ
【出前館】の配達員の種類
そもそも、出前館には３種類の配達員が存在します。
- 飲食店のスタッフが直接配達
- 出前館の直接雇用（アルバイト）の配達員
- 出前館と提携している業務委託の配達員
飲食店のスタッフが直接配達してくれるイメージが強い「出前館」ですが、出前館のスタッフや業務委託として配達を行っている配達員も現在は存在します。
サービスを開始した当初は出前館側の配達員は存在せず、配達はすべて各飲食店側で行っていましたが、2016年から出前館で直接雇用を開始し、2020年からはUber Eats（ウーバーイーツ）のように業務委託の配達員募集も開始しています！
【共通】出前館配達員の良い口コミ
まず最初に、直雇用（アルバイト）配達員と、業務委託配達員どちらにも共通する良い口コミをご紹介していきます。
色々な飲食店の情報が得られる
出前館の配達は、大手チェーンだけではなく、個人で経営している飲食店の配達を行うことももちろんあります。
そのため、今まで入ったことのないジャンルのお店や「こんなところに飲食店があったんだ」という発見ができるという点は大きなメリットです！
大通りにはないような穴場な飲食店などは、配達員をしていないと目にする機会もないため、飲食店の引き出しも増え、事前にお店の雰囲気も分かるので一石二鳥です！
接客が苦手でも長く続けやすい
配達員のお仕事は、大半が移動時間か待機時間になります。そのため、常に店舗にいなければならない接客業とは違い、飲食店と届け先の数分の接客のみで済みます。
また、コロナ禍で出前館も2020年の3月下旬より、非接触で配達が行える「置き配」を実施しています。そのため、キャッシュレス決済かつ「置き配」を選択してもらえればお届け先のお客さんと一切接触することなく配達をすることが可能となりました。
「接客に自信がない」「たくさんのことを覚えるのが苦手」という方でも、最低限の会話や配達を専門に行うため、長く続けられるポイントになってきます。
【共通】出前館配達員の悪い口コミ
次に、直雇用（アルバイト）配達員と、業務委託配達員どちらにも共通する悪い口コミをご紹介していきます。
悪天候時の配達は危険・体力が消耗する
出前館に限った話でなく、フードデリバリーの特徴として、天候の悪い日に注文が増えるという傾向があります。天気の悪い日は家に外に出ずに美味しいごはんを食べたいと思う人が多いため、晴れた日よりもフードデリバリーの需要が高くなります。
そのため、大雨の日や台風の日などに注文を受けると、体力的にも精神的にも大変です。事前にレインコートなどを準備して対策をしておく必要がでてきます。
また、悪天候時には事故も多くなるため、思わぬ事故に巻き込まれたり、自身で起こしてしまわないよう、細心の注意が必要です。
配達の遅延や中身の状態でクレームが発生する場合も
直接人と触れ合う時間は少ないフードデリバリーの配達員ですが、それでも中にはクレームが発生してしまうこともあります。
悪天候時や、初めての配達を行う土地では配達に時間がかかってしまうため、時間に追われる可能性もあります。また、どんなに気をつけていても天候や道路の状態では商品が傾いて寄ってしまったり、梱包がうまくいっていないとこぼれてしまうケースも…。
楽しみに料理を待っていた方からするとこれほどガッカリすることはありません。そのため、クレームに繋がる場合もあるので、直接受け渡しをする場合は多少覚悟をする必要があるかもしれません。
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【出前館】直雇用（アルバイト）配達員の良い口コミ
ここからは直雇用（アルバイト）配達員の良い口コミをご紹介していきます。
時給制なので安定した給料が得られる
出前館の直雇用のアルバイトは、完全時給制です。そのため、配達の注文が入らなかったとしてもちゃんと時給が支払われます。アルバイトの配達員の時給は900円～1,300円ほどの時給に設定されていることが多くなっています。
業務委託のような完全歩合制ではないため、プレッシャーを感じることなく心に余裕を持って働くことができます。規定内であれば交通費も支給されるため、月々のガソリン代やメンテナンス費用もかかりません。
保険加入済みで安心して配達できる
配達員として働く時に心配なのが配達時の事故です。自分が被害者になるだけではなく、加害者になる可能性もあるため、保険の加入は必須です。
その点は、出前館と直接契約を結んでいるアルバイトなので、貸し出される車両にはすべて保険がかけられています。新たに自分で保険に加入して保険料を払わなければいけないということもないため、安心して配達に臨めそうですね。
配達に必要なものは全て貸与される
配達時に使用する、車両・制服・端末はすべて出前館から貸し出されます。そのため、個人で用意するものはメモ帳とペンくらいで十分です。
仕事を始めるにあたり、自分で用意するものが少ないのは金銭的な負担もかからず嬉しいですね！
【出前館】直雇用（アルバイト）配達員の悪い口コミ
ここからは直雇用（アルバイト）配達員の悪い口コミをご紹介していきます。
どれだけ件数をこなしても給料は変わらない
直雇用（アルバイト）配達員の場合、時給制のため1時間に何件配達したとしても、もらえるお給料は変わりません。
どれだけ忙しい日でも、悪天候時でもお給料が変わらないと「こんなに頑張っているのに…」と不満が出てくる場合もありそうですね。
頑張れば頑張った分の対価が欲しい場合は業務委託配達員の方が向いているかもしれません。
【出前館】業務委託配達員の良い口コミ
ここからは業務委託配達員の良い口コミをご紹介していきます。
頑張れば頑張った分だけの報酬が得られる
なんといっても業務委託配達員の最大の良い点は、頑張れば頑張った分だけの報酬が得られるという点ではないでしょうか？
アルバイト配達員と違い、時給制ではないため、１配達平均平均 750円以上の報酬を得られることも可能です。※2023年1月の配達1件あたりの全国平均報酬額
今まで、他の人よりもがんばったのに時給が一緒なんて納得行かない！と思っていた方にとってはとてもポイントが高いのではないでしょうか？
採用のハードルが低い
アルバイト配達員の場合は、拠点での面接がありますが業務委託配達員の場合は必要な情報を登録して、以下の３つのステップを踏み、簡単なテストに合格すれば晴れて業務委託の配達員として出前館の配達を行うことができるため、ハードルは低いといえます。
- 研修用動画の視聴
- オンライン説明会の参加
- 研修用動画のテストの合格
どの採用にもついてまわる「面接」がないため、接客に自信がなくてもお仕事を始めることができます！また、テストも実施されていますが基本的な交通ルールなどで難しいものはないため安心してください。
自分の好きな時に働け服装の規定も少ない
業務委託であれば、専用のアプリをオンにした時だけ注文が受けられるようになっています。
そのため、急な用事が入った場合でも焦る必要もありません。また、何時から何時まで働かなければいけないという時間の制約がないというのも大きなメリットではないでしょうか？
服装についても、業務委託として働く場合は全身真っ赤な制服で働くことはありません。以前は必須だった受渡時の帽子の着用も現在では任意となっています。
もちろん、接客業のため清潔さは必要ですが、決められた制服を着て配達しなければいけないというルールがないため、ファッションにこだわりのある人や髪型を変えたくないという人には嬉しいですね！
【出前館】業務委託配達員の悪い口コミ
ここからは業務委託配達員の悪い口コミをご紹介していきます。
個人事業主になるので、確定申告をしなければならない
出前館で業務委託の配達員として働く場合、出前館との直接の雇用関係を結ばないため、「個人事業主」として働くことになります。
そのため、直接の雇用関係がある出前館のアルバイトなどは「給料」として支払いが行われますが、先にもお伝えした通り業務委託の場合は「報酬」として月２回の支払いが行われるということになります。
支払われる報酬にかかる税金は差し引かれていない状態で振り込まれるため、自分で「確定申告」を行う必要があります。
もちろん、出前館から確定申告の方法についてレクチャーがあるわけではないので、自力で調べるか、もしくは税理士に相談する必要があります。
自分で任意保険に加入する必要がある
直雇用（アルバイト）配達員の場合、出前館側ですでに保険に加入してくれているので何の心配もありませんが、業務委託配達員の場合、保険への加入は自分で行う必要があります。自転車であっても任意保険の加入は必須です。
保険加入の金銭的な負担もありますが、どの保険を選んだらよいか分からないといった悩む時間や手続きに手間を感じてしまうかもしれません。
まとめ
出前館の配達員は、良い口コミ・悪い口コミの両方があります。
直雇用（アルバイト）配達員と業務委託配達員の共通する点と、それぞれにしかない良い点、悪い点がありますので、働き方を悩んでいる方はぜひこの口コミを参考にしてみてくださいね。
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