- トロントの治安って実際どうなの?
- トロント留学する際、住む場所はどうやって決めたらいいの?
- 住むのにおすすめの場所や避けた方がいい場所はあるの?
現在カナダのトロントへの留学を考えている方が「現地の治安ってぶっちゃけどうなの?」と不安に感じているケースは非常に多いです。
実際に私も今回のトロント留学が初めての1人海外で、日本とは違う環境の中たった1人で生活できるかとても不安でした。
「やっぱり殺人事件、窃盗事件とか多いのかな…」
「友達できるかな…」
「できるだけ安全な場所で生活したいな…」
その気持ちとてもよくわかります。
どうも、ちゃんちーです。
私は2022年1月からカナダのトロントにあるToronto School of Managementという私立カレッジにCo-op留学中です。
この記事では、今後トロントへの留学やワーホリを考えている方のために、実際の現地の治安や家探しにおすすめの場所についてご紹介します。
具体的な内容は以下の通りです。
本記事でわかること
・トロントという都市について
・実際に現地で感じたトロントの治安
・これから家探しをする人におすすめの地域と避けるべき地域
・トロントの家探しの方法
この記事を最後まで読めば「あなたがトロント留学した際に危険を避け、安全に暮らすことができる」ようになります。
また、本記事の内容で他に知りたい情報があれば、最下部のコメント欄でぜひ教えてください。
全てのご質問に回答します!
トロントという都市について
まずはトロントという都市の概要について軽くご紹介します。
以下をご覧ください。
ポイント
人口:約350万人(カナダ最大の都市)
→日本人比率0.5%
経済:北米で4番目の規模
気候:日本と同様に四季がある
夏は35℃、冬は-20℃になることも
交通手段:地下鉄、バス、路面電車
特徴:移民が多く、多国籍文化
日本との時差:-14時間
(サマータイム期は-13時間)
主なスポーツ:ホッケー、バスケ、野球
主な観光地:CNタワー、ナイアガラの滝、
美術館、博物館等
トロントはカナダの象徴「CNタワー」をはじめ、たくさんの高層ビルが立ち並ぶカナダ最大の都市です。
特にトロントは移民が多く、国際色豊かなことで知られています。
実際に街を歩くとアジア、南米、ヨーロッパなど様々な国籍の人を目にすることできます。
街は清潔感があり、ゴミ箱も至る所にあります。
トロントに実際に住んでみて、世界の住みやすい都市ランキングに毎年ランクインしているのも納得です。
公共の交通機関も発達しており、地下鉄やバス、路面電車が都市中を網羅しているので、毎日不自由なく生活できています。
実際に現地で感じたトロントの治安
ここからは現地で生活している私が実際に見て感じた、トロントの治安についてご紹介していきます。
結論から言うと、トロントは非常に治安がいい都市です。
いくつかの注意点を守り生活していれば、そこまで心配して生活することはないです。
気になる注意点とは、
- 夜遅くに出歩かないこと
→ホームレスとなるべく関わらないこと - 明らかな高級ブランドを身につけないこと
- チャック付きのバックを持つこと(カバンの中の財布を見られないようにすること)
- ズボンのポッケの中に財布を入れないこと
- カフェなどでトイレに行く際は、所持品を机の上に置いたままにせず、携帯すること
- トロントでも危険な地域を把握しておくこと
治安がいいといっても日本ほどではありません。
トロントに来てから感じることは、日本が異常なほど治安がいいということです。
私がトロントに来て2ヶ月目の出来事です。
その際、目の前で財布の盗難を目撃しました。
その日は人が足りないからと仕方なく夜遅く(夜の12時くらい)までバイト。
街の様子も昼とは変わり、少し怖がりながら地下鉄に乗ったのを覚えています。
当時、私の目の前には30代くらいの白人男性が座っており、カバンを開けたまま眠ってしまっていました。
すると電車内をふらっと歩いてきた黒人の男性がなぜか急にその人の目の前に立ちました。
少し様子がおかしいなとしばらく見ていると、駅が近づき、ドアが開いたのを確認した瞬間にその黒人の男性は白人男性の財布を盗み、ホームを走り去ってしまったんです。
私は財布を盗まれた人にすぐに声をかけ、「黒人男性を追いかけた方がいい」と伝えました。
その白人男性はすぐに電車をおり、黒人男性を追いかけていきました。
トロントはとても住みやすい都市ですが、夜遅くに1人で不要な外出を避けるなど、最低限のことは守る必要があります。
日本と同様の生活スタイルを続けるのではなく、外国に来ているという自覚を常に持ち生活することが大切です。
これから家探しをする人に
おすすめの地域と避けるべき地域
トロント留学を考えている方が家探しをする際に「どこの地域が危険で、どこの地域が安全なんだろ?」と疑問に感じることがあると思います。
私もそうでした。
そこでここからは実際にトロントで生活する様々な人から聞いた情報をもとに、家探しでおすすめの地域と避けるべき地域についてご紹介します。
以下は2021年にトロントでアパートを借りる際の平均費用です。
参考程度に確認してみてください。
上記の図を見てわかる通りトロントのアパート費用はとても高額なので、留学生やワーホリの方はなかなか手が出せないかもしれません。
そこで私は費用を安く抑えられるシェアハウスをおすすめします。
上記の図は各駅の家賃が高いのか低いのかを知るためにいい指標になると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
トロントの家探しでおすすめの地域
留学生やワーホリの方が家探しでおすすめの場所は以下の通りです。
家探しでおすすめの地域
・ノースヨークエリア
・エグリントンエリア
それぞれの地域について解説します。
ノースヨークエリア
まず1つ目にご紹介するエリアはノースヨークエリアです。
具体的にはトロントの南北を走るイエローライン(地下鉄=TTCと呼ばれています)の「Sheppard/Yonge」「North York Centre」「Finch」駅付近のことをノースヨークエリアと言います。
ノースヨークエリアのおすすめポイントは以下の通りです。
- ダウンタウンから地下鉄で約30分の立地
- 地下鉄の終着点なので確実に電車で座れる
- アジア人が多く、日本人も住みやすい
→治安が良いと言われている - 地元のスーパーだけでなく、アジアスーパーがあり日本の食材も手に入りやすい
- 日本食レストランが多く、アルバイトの採用確率が高い
→まず最初に日本食レストランで働き、生活基盤を整えたい人におすすめ - 家賃も比較的安め
私はトロントに来てからずっとFinch駅で生活していますが、治安が悪いと感じたことは1度もありません。
現在はFinch駅から徒歩5分、家賃$590のシェアハウスで生活していますが、不自由なく生活できています。
この地域のシェアハウスの平均家賃相場は$500〜$700あたりだと思うので、家賃を抑えつつ治安もいいところに住みたい方におすすめできるスポットです。
エグリントンエリア
次にご紹介するエリアはエグリントンエリアです。
こちらはイエローライン沿いの「Eglinton」駅付近のことを言います。
エグリントンエリアのおすすめポイントは以下の通りです。
- ダウンタウンから地下鉄で約10分の立地
- ランクのいい語学学校が多く、学校の近くに住みたい方に便利
- 落ち着いた雰囲気の住宅街
- 駅周辺には綺麗なコンドミニアムが多い
- お洒落なレストランやカフェが多く、休日には外国らしい素敵な時間が過ごせる
エグリントンエリアは都会らしさと田舎らしさの両方を持つ、住むのにちょうど良い地域です。
この地域のシェアハウスの平均家賃相場は$600〜$800あたりだと思います。
エグリントンの学校から近いところに住みたい方におすすめできるスポットです。
トロントの家探しで避けるべき地域
留学生やワーホリの方が家探しで避けるべき地域は以下の通りです。
家探しで避けるべき地域
・グリーンライン(トロントの東西を走る地下鉄)沿い
上記について解説します。
グリーンライン沿い
トロントの家探しで避けるべきなのは、トロントの東西を走るグリーンライン(地下鉄)沿いの地域です。
トロントには主要な地下鉄として、南北を走る「イエローライン」と東西を走る「グリーンライン」の2種類があります。
※ブルーとパープルラインは今回は無視しています。赤の線は路面電車です。
一般的にグリーンラインの方がイエローラインよりも治安が悪いとされています。
私はトロントに来てから6ヶ月が経ちますが、グリーンラインでは夜に銃殺事件や線路内への突き落とし事故が何件か発生しています。
グリーンライン沿いの家は家賃が比較的安めに設定されています。
しかしあなたの生活スタイルとして、アルバイトや飲み会などで家への帰りが遅くなることが多そうな場合は、安全面を考慮してなるべくイエローライン沿いの家を探すことをおすすめします。
トロントの家探しの方法
「住むのにおすすめの場所がわかったけど、具体的に住む家はどうやって探したらいいの?」
あなたはこんな疑問が湧いているかもしれません。
トロントの家探しの方法としておすすめなのはWebの家探し掲示板等での検索です。
具体的には、
などがおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。
おまけ:友達の紹介も大切
トロントに来てみると新しい出会いがたくさんあります。
学校やアルバイトなどを通し、多くの友達ができるはずです。
そこで仲良くなった友達は非常に大切です。
なぜならその人達といろんな場所に出かけられるのはもちろんのこと、その人が前に住んでいたお家を安く紹介してくれることも少なくないからです。
Webの掲示板だと中には悪質な誇大広告をしている物件やオーナーの制約が厳しいなどの問題が生じるリスクもあります。
海外の方は日本人がおとなしい性格であり、英語があまり得意でないことをよく知っているので、入居時に変な契約をさせられたなんてことも周りからよく聞きます。
信頼できる友達の紹介であればそんなリスクを回避することができ、安心して物件を契約することができますね。
初めは慣れていないことが多く大変な生活が続きますが、3ヶ月もすれば現地の生活に慣れてきます。
ぜひトロントに来たら友達作りは大切にしていきましょう。
トロントで危険な地域は避け、
あなたに合った物件を見つけよう!
本記事のまとめは以下の通りです。
ポイント
・トロントは世界の住みやすいランキングに毎年ランクインしているだけあり、治安は非常に良い
・しかし夜遅くに1人で出かける、所持品を机に置いたままトイレに行くといったことは避ける
→日本とは違うことを理解する
・トロントのグリーンライン(地下鉄)は比較的治安が悪い
→家探しはイエローライン沿いがおすすめ
・友達から前に住んでた家を紹介され、契約するケースも少なくない
→最も信頼できておすすめ
今回は「今後トロントへの留学やワーホリを考えている方のために、現地の本当の治安や家探しにおすすめの場所はどこか?」という疑問を解消しました。
今回取り上げた現地の治安や家探し情報のように、もしあなたがトロント留学した時のために生活に必要な情報をこちらにまとめています。
私のように現地に着いてから困惑しないように、事前に知識をつけておくことをおすすめします。
また、海外留学前に不安に思う点や疑問点を解消できるような記事についてもこちらにまとめています。
もし興味があればぜひ確認してみてください。
あなたが今抱えている疑問を解消します。
本記事の内容で他に詳しく知りたい情報があれば、下部のコメント欄やSNSシェアボタンからぜひ教えてください。
全てのご質問に回答します!
それでは次の記事でお会いしましょう。