起業後、誰も知らない自分に関心を持ってもらうには?

ご覧いただきありがとうございます。マーケティングコンサルタントの大鹿です。

今回は、誰も知らない起業後の自分をいかに知ってもらうか? というテーマでお伝えしていきます。

たとえば、ホームページを立ち上げたら自然にアクセスが集まる。人が見に来てくれると思っている人がいますが、そんなうまい話はありません。インターネットのなかはある種、砂漠のようなもので、見つけて欲しいと思っても都合よく見つけてはくれないのです。

同様に、起業した。屋号を持った。会社を立てたからといって、知らない他人が自分に関心を持ってくれることはありません。自分から働きかけていかないと。

勘違いされがちですが、自分の認知を広げるために大事なのは手法ではなく考え方です。人間関係を変える考え方について本記事では綴っていくので、ぜひ最後までお読みくださいね。

目次

人は他人に関心がない

大前提として、人は他人に関心がありません。

極論のように聞こえるかもしれませんが、信頼もない状態でなんの見返りもなく人を応援するほど、人間は暇ではないし時間もありません。

おそらく、あなたもそうだと思うんですよね。人と付き合うにしろ、自分が何を得られるのか? を真っ先に考えているはずです。

コピーライティングという分野では「3つのNot」という大原則があります。1.人は読まない(見ない、聞かない) 2.信じない 3.行動しない です。

この大原則があるからこそ、どうやれば読んでもらえるか? 信じて行動してもらえるか? という人間心理が、広告業界では100年も前から現在まで研究され続けています。

今回は本題ではないので詳しくは触れませんが、「3つのNot」は「他人はそもそも人に関心がない」ということを教えてくれる貴重な証拠。まず、知ってくれて当たり前という自己都合な考え方を切り替えることから始めましょう。

自分から他人にコミットする

自分自身が何者かも分からない状態で、他人が善意でコミットしてくれることは稀でしょう。ですから、自分から他人にコミットすることが大事です。

このようなことは僕が改めて語ることでもないかもしれませんが、「自分から働きかけるなんて!」という人が本当に多いと感じるからです。特にインターネットの発展により、「自分を探してきてくれる」という夢物語を都合よくとらえていて。

SNSをのぞいていると、ラクして知ってもらいたい。効率よく知ってもらいたいという感情であふれ返っています。本当にラクができたら、誰もが起業して即座に成功していると思うのですが。

「探してきてくれる」のではなく「探してきてくれるようになった」が正解です。起業してうまくいっている人の結果だけを見ていると、つい勘違いしてしまいがちなのですが…コミットにコミットを重ねた先にある結果です。

ラクして結果だけ手に入れたいと考えるのは、起業に本気ではないということかもしれません。

自分から他人にコミットできているでしょうか?

コミットすれば情報発信の質が高まる

ブログやSNSといった情報発信についても同様です。コミットが大切。自分がどれだけ世の中に認知されているかによりますが、起業段階では発信はもちろん「受信」も心がけたいものです。

SNSの本質論でもよくいわれることですが、自己都合の情報を垂れ流しつづけるより、受信とコミュニケーションを心がけた方が圧倒的に自分のことを認知してもらえます。

自分から、他人の発信に関心を持つこと。発信するからには読み手がいるわけですから、読み手を知り、読み手を意識した情報を発信しなければそれは自己満足なのです。

読み手と自分との関係性がどういう段階にあるのか? まだまったく知られていないのか? 知ってもらえているのか? で情報発信のアプローチは変わってきます。

ちゃんとコミットできているだけで、情報発信の質が変化するものです。読み手に読んでもらえるコンテンツになり、リピーターも増えていきます。

情報の3原則を意識する

「情報の3原則」といわれるのですが、情報発信だけでなくコミュニケーション全般に通じることなので以下のことをぜひ意識してみてください。

  • (相手にとって)面白い
  • 相手にとって)役に立つ
  • (相手にとって)感動する

これらのポイントが、コミュニケーションのなかにあるか。まんべんなく散りばめられているか、が読んでもらえる、聞いてもらえるコミュニケーションの原則です。

単純なようですが、日頃のコミュニケーションで3原則をどれだけ意識しているか? と問われるとどうでしょう? 少なくとも意識的にクリアするのは難しいはずです。

たとえば、「感動する」をクリアするために物語やエピソードトークを挟むことで、読み手・聞き手が感情移入されていきます。さらに「役に立つ」情報が付け加えられていれば、聞き手がどんどん耳を傾けてくれますよね。

コミュニケーションとは、親切心を持って信用を積み上げることに他なりません。

繰り返しますが、面白くて役に立って感動する情報を提供できていますか? ぜひチェックしてみてください。

人間関係を数字で考えないこと

特に「フォロワー」という概念が現れたことによる弊害で、人間関係を数字で考える人が多くなりました。フォロワー1万人はフォロワー100人よりスゴい、という短絡的な考え方です。

実際はフォロワーが何万人いようがビジネスにつながっていない人も多いと聞きますし、100人でも、ちゃんとビジネスとして成り立っている人もいます。

考えれば分かることなのですが、100人中半分の50人でも見込み客の関係になっていれば、少なくとも起業時としては十分ですよね。逆に、数を増やすことばかりに必死になってフォロワーと“ビジネスの関係”を作ることができていないのなら、意味がない。

むしろ数字が多いだけに1人ひとりとの関係づくりが曇ってしまいます。数字主義者の言葉を借りれば、効率が悪い。

大事なのは、まず1人の人と信用を積み上げることです。数字だけを見ていると遠回りのように思うかもしれませんが、反対です。

信用を構築するために、ここまでお伝えしてきた相手へのコミットや、情報の3原則を意識するといいです。

まとめ

最初は誰にも知られていなくて当然です。

僕自身、地元・香川で起業した際、長く地元を離れていたこともあってコネも人脈もゼロでした。土台づくりに時間はかかりましたが、世の中はいまだ続くネット至上主義のなか、リアルな人間関係も大切にしてきて良かったと感じています。

ネットも使っていますが、使われるのではなく「活用している」といった方がしっくりくるかもしれません。

いずれにしても、ネット特有の“うま味”に踊らされないようにし、分け隔てなく当たり前の人間関係を築くことを心がけていたら、いろんな人が自分に関心を持ってくれるようになりました。

大事なのは当たり前のことを当たり前のようにすること。そしてお伝えしてきたように、考え方を変えることです。

まとめ

  • 人は他人に関心がない生き物。関心を持ってもらうのではなく自分からコミットする
  • 役に立つ・面白い・感動するを抑えた「情報の3原則」をコミュニケーションに活用する
  • 人を数字で考えず、1人との信用構築を大切にする

今回お伝えしたことが、あなたのビジネスの発展に役立つ情報になるとうれしいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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