元テニスコーチ推奨!!ダブルステニスを楽しむための7つの施策

ダブルステニスtennis

テニスコートでテニスをやっている人の多くはラリーなどをやったあとに必ず試合をやります。
試合にはシングルスとダブルスがありますが、待ち時間が少ないことやコートカバーリングが容易なことなどからダブルステニスをやる人が多いのです。
そこで今回はダブルステニスを楽しみたいあなたの疑問や知りたいことについてこたえていきます。

ダブルステニスの魅力を教えてほしい
ダブルステニスの効果的な練習方法が知りたい
ダブルステニスの試合で使える戦術を教えてほしい
ダブルステニスの試合の体験談が知りたい

naober
naober

こんにちは!!テニスブロガーのnaoberです。
私は高校時代に兄弟が部活動でテニス部に入ったことをきっかけにテニスをはじめました。
家族で打ち合ったり試合をしたりしているうちにテニスの面白さに魅力されていきました。

その後、テニススクールや部活動を経験せずに、独学でテニスを続け2年足らずで研修生を経てテニスコーチになり、いろいろなスクールでレッスンをやりました。
コーチングのかたわら、オープンの試合にも参加してダブルステニスの大会で優勝することもありました。

こんな私が解説をしてきます。

ダブルステニスの魅力や練習方法を知らないと楽しさが半減してしまいます。

この記事を読んで実践することできればダブルステニスの楽しみ方が分かります。
ダブルステニスに興味がある人やよりレベルアップしたい人は是非参考にしてください。

スポンサーリンク

ダブルステニスの魅力

ダブルステニス
naober
naober

ダブルステニスの魅力はたくさんあります。
今回はその中から厳選して4つのことについてお伝えします。

ダブルステニスは誰でもできる

ダブルステニスの魅力の一つは誰でもできること
スポーツによっては年齢が高いとケガのリスクが上がる
テニスはリスク少なく誰でもどんな人でも楽しむことができる
ダブルステニスは広いコートでネットを介して4人で行う
人との接触がほとんどなく小さい子供でも安全
身体に障害があっても行うことができる
車いすテニスが盛んで日本選手は世界で活躍している
ダブルステニスは老若男女誰でも楽しめるスポーツ

ダブルステニスに年齢は関係なし

スポーツによってはレベルや年齢差があると楽しめないものもありますが、テニスは誰とでも楽しむことができる
ダブルステニスはペアが相手を補ってプレイする
組み合わせを工夫することで同じようなレベルで楽しめる
小さい子供がいても、年齢が高い人がいても一緒に楽しめる

ダブルステニスに性別は関係なし

ダブルステニスに性別は関係ない
プロテニスの試合であっても男女が一緒にペアになるミックスダブルスが存在する
同性のペアでの楽しみ方、異性のペアでの楽しみ方は違う
同性のペアではペアのことを気にせずにアグレッシブにプレイできる
異性のペアであればペアのフォローをしながらプレイする
ペアの組み方によって取り組み方が変わるのもダブルステニスの面白さ

ダブルスは小さい子供から老人まで長期間できる

ダブルステニスは老若男女が楽しめるスポーツ
長年にわたり楽しむことができる
子供の頃からはじめると何十年も楽しむことができる
子供の頃からやっていると飽きてしまって一度テニスから離れることもあるかもしれない
一度離れてもまたやりたくなる魅力あるスポーツ
わたし自身一度テニスから離れたがまた再開している
ダブルステニスは長期間取り組むことができるので自分がやりたいときにできるのも魅力

スポンサーリンク

ダブルステニスの効果的な練習方法

naober
naober

ダブルステニスには効果的な練習方法があります。
下記の練習方法を参考にして自分にあった練習法を探しましょう。

ボレーボレーでボレーに慣れる

ダブルステニスはシングルステニスに比べるとボレーをする割合が非常に高くなる
ベースラインで打ち合ってダブルステニスをやることもできるが、ボレーを多用することで楽しみ方の幅が広がる
ボレーが上手になるとダブルステニスをより楽しめる
ボレーが上手になる練習はボレーボレーがおすすめ
ボレーボレーはフォアバックどちらにも対応できるように構える必要あり
どちらに飛んできてもすぐに打ち返すにはどうすれば良いかと考え、実践していくと自ずと効率よくボレーが打てるようになる
ボレーのグリップはグリップチェンジをしないで打てるコンチネンタルグリップ(包丁を持つような握り)がおすすめ
コンチネンタルグリップで構えてフォアバック同じグリップで打つ練習が重要

サーブ&ボレーは実践的な練習

ダブルステニス

サーブ&ボレーとはサーブを打ったらすぐに前に出てボレーポジションに移動するプレイ
ダブルステニスはベースラインで打ち合うよりもボレーポジションで戦う方が優位に試合を進められる
サーブの後にすぐにボレーポジションに移動する練習が必要
サーブを打ったら前に出て相手が打つ瞬間にスプリットステップ(その場でジャンプ)をしてからボレーのポジションに入る
サーブを打って止まらずにそのままボレーの体制に入ると目線がぶれて安定したボレーを打つことができない
サーブ&ボレーもストローク同様に相手が打つ瞬間にスプリットステップする癖をつける

雁行陣がダブルステニスの要

雁行陣とはダブルステニスの際に、一人はボレーポジション、一人はストロークポジションで打ち合う戦術
雁行陣を理解して練習することでボレーヤーの動きがわかる
基本的に相手がボールを打つときにボレーヤーはできるだけネット際にポジショニングをする
自分のペアが打つときには少し下がり、相手に打ち込まれたときにも対応できる位置にポジショニングする
サービスライン付近にポジショニングするのが一般的
二人とも前に出てボレーポジションで戦う平行陣であっても基本は雁行陣
移動距離は小さくなるが平行陣も雁行陣と同じような動きをする
雁行陣を覚えるとよりレベルアップしたダブルステニスの試合を楽しめる

雁行陣隊形

ダブルステニスの試合で試してほしい戦術

ダブルスストローク
naober
naober

ダブルステニスの醍醐味の1つはレベルに差があっても戦術によって優位に試合を進められることです。
シングルステニスではお互いのポテンシャルをぶつけ合う形になりますが、ダブルステニスは2対2なので、1+1=2ではなく、1+1=2以上になることがあるのです。
そのためレベルに差があるように思えても勝てることがあります。
ダブルステニスのレベルをあげたい人は次の戦術を試してみましょう。

ネット際に猪突猛進することが相手の威圧感になる

試合に対して向かっていく姿勢が弱いとそれがプレイにも出てしまう
身構えて試合をするようになると、どうしても引き気味にプレイをするのでポジショニングが後ろの方になる
いろいろ考えずに2人でネット際につくようにする
ボレーをミスすると後ろに下がりたくなるが、ミスしても前に出るように心がける
ストロークに比べるとボレーの方がミスショットの割合は低い

2人でボレーポジションにいることは威圧感となり、相手のミスを引き出すこともできるので、迷ったときは猪突猛進、2人で前に出るようにしましょう。

ゆるむの厳禁 ショットは振りきることでミスが激減

プロ野球を観ているとキャッチャーがピッチャーに対して投げるジェズチャーをする
キャッチャが言いたいのは「もっと腕を振って投げろ」「置きにいくな」ということ
ストライクを入れにいく(俗にいうボールを置きいく)と例え良いコースにボールがいってもバッターに簡単に打たれやすくなってしまう

テニスでも同じことが言える
ストロークでアウトをしたくないからといって入れにいくショットを打つと手が縮こまり逆にアウトしたり、アウトしなくても勢いのない相手に攻め込まれやすいボールになったりする
ボレーは振りきるといった感じはないがボレー以外のストローク、サーブ、スマッシュはしっかりと振りきるイメージでショットを打つ
振りきることで多少ミスヒットしたとしても回転がしっかりかかりアウトしないボールになる

特にセカンドサーブはしっかりと振りきることが重要
絶対に入れたいという気持ちが強いとラケットを振りきることができない
入れたいという気持ちよりも振りきる気持ちを強くもって打つ
日ごろからしっかりと身体全体を使い、腕を振りきってセカンドサーブを打つ練習をしましょう。

ロブとドロップショットで前後左右上下に揺さぶる

ネット際に積極的に出て、振りきるショットが打ててもそれだけでは勝てない
前後左右上下に緩急をつけて打ち分けることが必要
ダブルステニスの場合シングルステニスをやるよりも、動くスペースはせまくなる
そのような状況でただ、強い球だけを左右に打ち分けるだけではポイントは取れない
テニスコートという空間を最大限に利用してショットを打ち分ける必要がある
そのためにはロブショットやドロップショットが有効
日ごろから乱打をするときにただやみくもに強い球だけを打ち合うのではなく、ときどきロブを入れたり、ドロップショットを入れたりして緩急をつけて打ち合うようにしましょう。

困ったときは真正面をねらえ

自分なりにいろいろなショットを打ち分けて試合を進めていても上手くポイントが取れないときがある
そんなときは真正面をねらうようにする

ストロークは距離があるので真正面をねらっても効果的ではありません
ボレーやスマッシュ、サーブは真正面だと打ち返すのが難しい

ラインぎりぎりをねらってアウトしてポイントを失うよりも、相手の正面をねらってポイントをとりにいくほうがリスクが少ない

前後左右上下以外に相手の真正面に打つことも試すようにしましょう。
一番取りづらい利き手付近をねらって打つのがポイントです。

私がダブルステニスの草大会で優勝したときの気持ち

ダブルステニス
naober
naober

最後にわたしが草大会で優勝したときのことを例にしてメンタルのもち方についてお伝えします。

日ごろ練習しているときはある程度上手く打てるのに草大会などの試合にでると上手くいかないという人はいると思います。
勝ちたいという気持ちが強すぎたり、試合の雰囲気に惑わされたりして自分の実力を発揮できないのです。

メンタル面はスポーツにおいてとても重要なファクターです。
どんな場面でもダブルステニスが楽しむことができるように、場所が変わると実力が出せない、いつものように打てないという人は是非参考にしてください。

1回戦はどきどきして足が地につかない

初戦は誰でも緊張するものです。

試合を重ねているプロであってもそれは同じで、トッププロが下位の選手に1回戦で負けるニュースを見たことがあると思います。
それだけ、1回戦の戦いは難しいのです。

知らない場所に行って、知らない人と試合をする。
それだけで緊張感が高まります。

わたしも例外ではなく優勝した試合の1回戦はかなりの緊張でした。
ダブルステニスは1回戦で負けてしまったらペアに申し訳ない、せっかく出場料を払ったんだから1回戦負けは避けたいなんていろいろ考えていたら、上手くプレイをすることはできませんでした。

しかし、それは相手も同じことです。
お互いにミスを繰り返しながら何とかポイントを重ね、勝つことができました。

強気な攻めが勝利につながる

1回戦をクリアすることで気持ちに余裕ができてきました。
とりあえず1回勝ってよかった あとは負けてもいいかなあなんて考えると緊張感も軽減していったのです。

緊張感が軽減していくといつも練習でやっているようなショットが打てるようになり、勝ち進むことができました。

しかし、準決勝は相手も勝ち進んできたペアなので苦労しました。
当時、自分の周りにはキックサーブ(スピンサーブ)を打つ人はあまりいなく、リターンなどを十分に練習できていない状況だったのですが対戦相手がしっかりとしたスピンサーブを打ってくるペアだったのです。

わたしはそのスピンサーブのリターンに苦労してなかなかポイントをとることができませんでした。

しかし、ペアを組んでいた友人がわたしをカバーしてくれたのです。
私は右利き、友人は左利きのペアでした。
右利きスピンサーブは右利きの人が打ち返す場合は自分から逃げていきます。

そのため、しっかりとらえたつもりでもボールが逃げていくのでミスヒットしていたのです。

逆に左利きの人が打ち返す場合、右利きのスピンサーブは自分に近づいてきます。
そのため自分から追いかけなくてもボールが近くにきてくれるので容易に打ち返すことができたのかもしれません。

わたしがミスを連発するせいでデュースを繰り返していましたが、友人がフォローしてくれたことで強気な攻めをすることができ、なんとかブレイクして勝つことができたのです。

友人に感謝感謝でした。

自分が上手くいかないときはペアがカバーしてくれる。
ペアが上手くいかないときは自分がカバーする。
お互いにフォローし合うこともダブルステニスの醍醐味だと感じた瞬間でした。

最強ペアには開き直りが重要

決勝まで勝ち上がり、トロフィーと賞品が確定したので、さらに気持ちは楽になりました。

対戦相手は面識のある最強ペアでした。

しかし最強ペアにも関わらず1回戦でどきどきだったわたしですが決勝では全く緊張感がありませんでした。
最後の試合であるということで良い意味での開き直りができたのです。

決勝戦までに試合を重ねていたので用意した2本のラケットのガットが切れて使えなくなっていたので友人の慣れないラケットを使って試合にのぞまなくてはならない状況でした。

使い慣れていないラケットだから上手くいかない、上手く打てないかもしれないと思いがちですが全くそんなことを考えませんでした。

セカンドサーブを身体を使ってしっかり振りきり、積極的に前に出て、ボレーやドロップショットを使いながら試合を進めることで最強ペアに勝利することができたのです。

わたしが優勝したのは後にも先にもこの1回のみです。
たまたまかもしれませんが私にとってはとてもうれしい貴重な体験となりました。

ダブルステニスの楽しみ方として草大会に出場してステップアップを目指すのはテニスを続けるモチベーションにもつながります。
皆さんも是非チャレンジしてみてください。

草大会に興味をもった人はこちらをクリック

元テニスコーチ推奨!!ダブルステニスを楽しむための7つの施策 まとめ

ダブルステニスの魅力は誰でも誰とでも性別をこえて長期間楽しめること
<ダブルステニスの試合を楽しむためにやってほしいこと>
効果的な練習としてボレーボレー、サーブ&ボレー、雁行陣を行う
試合の戦術として猪突猛進、ショットの振りきり、ロブとドロップショットを使う、正面をねらうことを実践する
草大会に出場してステップアップを目指すのもあり

naober
naober

ダブルステニスは生涯スポーツになりえる魅力あふれる楽しい運動です。
少人数で取り組みことのできる健康増進におすすめのスポーツなのです。
平日のテニスコートをのぞいてみると年を重ねた男女が楽しそうにダブルステニスをしているのをよくみかけます。

この記事を参考にして皆さんも末永くダブルステニスを楽しみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました