昨日は、2か月ぶりにロンドンへ行ってきました。

一念発起して、今年は運転免許を取ることにしたのですが(「一大決心、今からでも遅くない♪」)、最近視力が落ちたと感じるので、まずは眼鏡を作り直さないといけません。それで、ロンドン市内の行きつけの眼鏡店へ行ってきたというわけです。

コロナ渦になってからは眼鏡店へ行っていなかったので、ほぼ4年ぶりです。

前回に眼鏡を作り直したときも、「免許を取ろう!」と意気込んで眼鏡店へ行ったのですが、乱視が入ったせいで、度を合わせるのに結局2か月ほどかかってしまい、その過程で疲れてしまったので、免許を取るに至らなかったという経緯があります


イギリスでは、眼鏡やコンタクトレンズの処方箋は、眼鏡店でオプティシャン(検眼士)が検査して作成してくれます。4年ぶりなので、眼鏡を作るための検眼のほかに、白内障と緑内障の検査も詳しくしてもらいました。

日本だと、ドライアイなどで気軽に眼科へ行くと思うのですが、イギリスでは眼科医の数が少ないので、眼科医に見てもらえるのは、重い病気が疑われる場合がほとんどのようです。そして、順番待ちがものすごく、3~6か月の待ち時間になるとか。なので、簡単な検査なら、オプティシャン(検眼士)にしてもらうのが常です。


緑内障の検査は、暗い部屋で、こういうマシンを使って検査します(緑内障は、視神経の障害で視野が欠損していく病気です)。イラストはお借りしました
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マシンに目を近づけると、こういう感じのマトリックスが表示されて、1つだけ光が点滅します。光が見えたら、ボタンを押して「見えた」ことを知らせます。これで、どの辺が見えないのか、つまりどの辺の視野が欠損しているのかを検査します。
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まずは、右目から検査を始めて、まずまず順調。ピッ、ピッ、と勢いよくボタンを押していたのですが。。。


右目が済んで、左目の検査を始めたところ。。。最初は順調なのだけれど、途中からまったく点滅が見えなくなったんですね。ここまで見えないと、「重度の緑内障」かも。。。という感じ。でも、最初は見えていたので不思議です。

オプティシャン(検眼士)が、「眼鏡だと、視界が小さくなって、うまく見えないのかも」と、コンタクトレンズを入れて検査してみることに。すると、驚いたことに!!ほぼ全く点滅が見えなくなりました。


暗い部屋で検査したから、目が鳥目のようになって見えなくなったのか。歳を取ると、夜間や暗い場所で見えにくくなりますよね。

検査しているうちに、集中力が尽きたのか。

両方かも知れませんね。


仕方ないので、オプティシャン(検眼士)がGP(かかりつけ医)へのレターを書いてくれました。GP経由で病院に紹介され、緑内障の検査を受けることになりそうです。

緑内障が進行しているのか。暗さに負けたのか、集中力が尽きたのか。何事もないことを祈るばかりです。

コロナ渦で各種の検査に行きそびれている方々もいるかと思うのですが、やっぱり定期健診って大事だな、と実感しました。今回は後手になったけれど、できるだけ先手先手で検査するようにしたいです


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