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私立中高に入学したら最初にするべき最も大切なこと(在籍時も有効)

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私立学校で何か問題が生じた際、「教育委員会は対応しない」とご存じない方が多いようです。

受験が終わって期待に胸を膨らませ入学することと思います。

一番大切なことは、塾を探したり勉強や部活の心配をすることではありません。

クラス委員や係を積極的に引き受けたり、保護者会などで情報交換できるような準備をしてください。

目次

保護者間の情報交換が必要 

もしも学校でトラブルが起きた場合、私立学校は相談機関はあっても、指導してくれる機関がありません。

私立学校で何か問題が生じた際、「教育委員会は対応しない」とご存じない方が多いようです。

つまり教育委員会は私立学校には介入できません。教育委員会は公立学校のみを対象としています。

なぜなら私立学校は、独自の理念で運営されています。

1949年に私立学校法が制定され、文部大臣の監督権が排除されました。

私立学校の自主性を保障する法体系はこのときに始まっているます。

行政の関与

では、行政側の対応はどうなっているのでしょうか・

たとえばいじめ問題

文部科省児童生徒課の担当者は

「都道府県が一義的な責任を持って、必要に応じて指導する必要があると思います。

文科省としては、都道府県への情報提供や情報共有を行うだけです」と話すそうです。

東京都私学振興課の担当者の話です。

「いじめの深刻な状況を指す『重大事態』の場合は、調査の実施やその報告結果を義務付けています。

ただ、人事権などは向こう(私学側)が持っているので(行政の関与には限界がある)」

つまり、相談は出来ますが何もしてもらえないということです。

下記のネット記事を参考にしています。

https://news.yahoo.co.jp/feature/1538/

退学・転校勧奨

受験勉強をがんばり突破して入学した学校に対する期待値は、かなり高いです。

高い学費を支払い、学習環境を手に入れた。

しかし、何かトラブルがあった時にどうしたらいいのか。

まずトラブルの詳細が知りたいですよね。そこで、ほかの保護者に聞いてみるといったことが必要です。

学校側は、面倒くさい保護者だと思うと退学をほのめかしてきたりします。

公平なきちんとした対応をする学校もありますが、寄付金の額や学校への貢献度などで

判断されてしまうこともあります。某有名人のこどものいじめ問題は有名ですよね。何の落ち度もない

被害者が処分されていました。

モンスターペアレンツ

中にはモンスターペアレンツと呼ばれるような言いがかりをつけたり、過剰要求の保護者もいらっしゃいます。

ただ、本当に不当なのかどうかは判断するのは難しいです。

誰が見てもひどい場合はわかりやすいですが、そうでない場合誰が判断するのか。本当に

モンスターペアレンツなのかわからないまま退学をちらつかせます。

いつの間にかニュースから消える

私立学校はいじめが少ないという評価もありますが、報告されていないということもあります。

いろいろな事件があるにもかかわらず、いつの間にかニュースから消えていたりします。

学校側からのハラスメントについて

現状では、学校で何が起きているのかは外からは分かりません。

被害者は不登校や退学に追い込まれても、泣き寝入りするしかありません。

最近では、相談窓口が設置されたり弁護士に相談したりというケースがあるようですが、

なにかトラブルが起きてからではなく、トラブル回避のためには私立学校の仕組みや対応を

知っておくことが必要です。

評判はあてにならない

偏差値が高い、卒業生が立派、学校説明会がすごくいい。

私立学校はいわば企業のようなものです。宣伝が上手い、ネットパトロールをしたり箝口令を敷いたり

することもあります。卒業生や在校生も、自分の学校の不祥事は隠したいと思います。

見極め方

いじめ問題に取り組む姿勢があるかどうか、ノウハウがあるかどうかです。

うちの学校はいじめもトラブルもありません。というのが一番危ない感じがします。

対応していたり取り組んでいれば、問題が表面化します。

保護者会で問題を取り上げたり公(おおやけ)になります。

私立学校はいじめが少ないのか

「尾木ママの「脱いじめ」論: 子どもたちを守るために大人に伝えたいこと」の中から一部要約して引用させていただきます。

文科省の管轄にない私学は、中学校でも校風にそぐわないと判断した場合、生徒を転校という形での解決が容易なためいじめをどう捉え、どうすれば防止できるか、解決できるかが経験として積まれていません。

中学受験をする方が増えていますが、いじめに巻き込まれたり問題教師やスクールハラスメントにあったりすると

せっかくの中高一貫校のよさが、子どもにとって重荷になってしまいかねないと警鐘を鳴らしています。

いじめのない学校はないです。

デメリットもあることを念頭に置く

私立学校は、いい面がたくさんあります。

ただし現実には、何らかのトラブルを抱えたり不本意な不登校、放校、退学される方もいらっしゃいます

まとめ

私立学校で何か問題が生じた際、「教育委員会は対応しない」

学校で何が起きているのか把握する必要性があります

そのために、

クラス委員や係を積極的に引き受けたり、保護者会などで情報交換できるような関係を構築してください。

何か起きてから行動を起こすのはなかなか難しいです。その時には平常心でいられませんから。

予備知識を入れることが大切です。

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