今回は、今現役大学職員でうつやストレスに悩んでいる方へこの記事は書いております。
大学職員への転職を考えている方向けではありませんのでご了承ください。
実は大学職員は「うつ」や「ストレス」が多い職場ですよね
大学職員はよくホワイト、楽、高級の三拍子が揃った素晴らしい職場と言われます。
たしかにその要素は否定しません。
しかし実際働くと、とんでもない「ストレス」があります。
これは大学業界特有のものだと個人的には思っています。
昔に比べて大学職員でも「うつ」や「ストレス」は増えてきました。
私の周りでもここ数年で数倍に増えています。
理由は閉鎖空間であるため人間関係が煩わしくなること、業務が多岐にわたり負担が増えたこと、逆に暇すぎて何もすることがない人もいること、など色々あります。
いずれにしてもストレスが溜まりやすい職場であるのは間違いないです。
今この記事を読んでいただいている方も何かしらストレスを感じていることだと思います。
私自身はうつまではなったことはないですが、異動などで、残業100時間を超えるときも多々ありカラダがおかしくなるまで働いたこともあります。
そのときのストレスは半端なかったです。
また私の周辺でもストレスからうつになったり、休職をしていった同僚や先輩をみてきました。
今何をしていいかわからない、今後含めてどうしていいのかわからない、そのような方に少しでも後押しができればと考えております。
職場が何かしてくれることは残念ながら少ない。自分から動くしかないのが現状。
ストレス過多、うつになりかけている場合、取れる方策というのはあまりありません。
この記事を読んでいただいている方であればご存知だと思いますが、大学というのは基本的に閉鎖空間で腰が重すぎるくらい重いです。
地蔵より重いですね。
そのため残念ですが、職場に何か動いてくれることを期待しておくというのは非常に難しくなります。
私の後輩が上司からの嫌がらせを受けていたとき、どれだけ部課長クラスに相談しても何も動いてくれませんでした。
そのときは周りを巻き込み、理事クラスまで話をもっていってようやく職場が動いてくれました。
そのくらいしないとなかなか動いてくれないのが大学職員の現状ですよね。
私自身の体験ではなく、周りの方々のサポートを何度かしたことがあるので、参考になるかわからないし、また既に考えついていることもあるかもしれません。
それでも少しでも何か参考にできることがあればと思い紹介しておきます。
対策①:異動をお願いする。環境を変える
まずは環境を変えてみるのが最善ですね。
もちろんただ異動をお願いしたところでなかなか動いてくれる可能性は低いです。
そのため、周囲で協力してもらえる人を探して、一緒にどうやったら説得できるかを考えていくことが大事です。
私も一緒に異動できる方策を考えたことがあります。
対策②:心に余裕をつくる
異動がだめだった場合は、難しいですが少し自分の考え方を変えて心に余裕をもたせるのも1つです。
例えば仲の良い職員がいれば、1日1回は必ずしゃべる。
また決まった時間になったら一息つく。
私の周りで一番多かったのは(私自身もですが)転職サイトに登録してみるがおすすめです。
「今」は働いている大学職員の世界しか知りませんが、転職サイトで求人を見ているだけでもこんなに仕事って世の中あるんだ。
いざとなればこういう業界に行くのも悪くないなと少し前向きになれます。
私の前の上司は、いつでも動けるように転職サイトの登録だけはしておけよ!と勧めてくる珍しい人でした笑。
その上司は民間から転職してきたので、そのような概念があったのかもしれませんが、たしかにそれだけで心に余裕ができました。
もし転職サイトに登録してみようと考えているのであれば、エージェント系のサイトだと連絡を密にとらないと行けないので、リクナビNEXTなど簡単に登録ができて求人をみることができる転職サイトをおすすめします。
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対策③:大学職員を休職する
ちょっと気持ち的に難しい部分もあるかもしれませんが、思い切って数ヶ月休職してみるのもありです。
私の同僚も休職をした人が何人かいます。
休職明けに話を聞いたときは、休職して気持ちが切り替わったといってました。
最初は何もする気がおきなかったけど、日が立つにつれ少しずつ動いてみよう、散歩してみようとなり、転職しようかなと考えていったようです。
実際リクナビNEXTなどの転職サイトを使って企業も受けてみたそうです。
しかし受けていく中でやはり大学職員がいいなと思うようになって復帰したとのことでした。
思い切って休職することで、今一度今の業務含めて見直す時間をつくるのもありかもしれません。
対策④:大学職員を退職する
これは本当に最終手段ですね。
私個人としては、ここまで考えが至ったのであれば仕方ないと思っています。
退職という選択肢をとった人を責めることはできません。
心が離れてしまったのであれば、新しい職場を見出すのはその人の人生にとって良いことだと思っています。
私の上司や同僚・後輩などでも退職という選択肢をとった人はいました。
自分の人生です。楽しく生きたほうがいい!これは間違いないです。
もし大学職員の退職が言いづらいなら退職代行という手もあります
自分の口で退職を告げる方もいますが、規定などで30日前に言うこと、退職願を提出、上司や人事課との面談など結構ルールがありますね。
退職を言いづらい、もう職場に行きたくないのであれば有給消化や転職サポートまでしてくれるような退職代行にお願いするのも手です。
ただ正直怪しい退職代行もあるので、選別が必要となります。
退職代行を選ぶポイント
☑後払い制度があるか
☑24時間365日電話やメールなどで相談できるか
☑退職代行としての実績が書いてあるか
☑料金が明確か
☑法的専門性があるか
あとは有給サポートや転職サポートなど無料のサービスが充実しているところを選ぶといいですね。
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まとめ
何か参考になることはあったでしょうか。。。
大学職員は世間では昔に比べて認知も広まってきました。
しかし広まったときについた「楽」というイメージが先行してしまっています。
実情は民間企業同様に色々問題も無きにしもあらずです。
大学職員としてまだやりたいことがあるのであれば、転職サイトで少し違う世界を見てみるのも良いですし、思い切っておやすみするのもありです。
逆にもう気持ちが離れていっているのであれば新しい道を探してみるのも選択肢に入れてもいいかもしれませんね。
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少しでも参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。