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オーストラリア大学院留学体験記⑰ 岐阜留学編(パート8)

こんにちは!Clever Appleです!!

 

 

今日は私の留学体験記を書いていこうと思います!

 

16回目の今回は、「岐阜留学(パート8)」についてです!

 

内容としては、「私が岐阜留学中、どんな勉強をしていたか」です!

 

 



 

 

上の写真は、私の住んでいたキャンパスイーストという寮からの景色です!

 

土日になると、スカイダイビングを楽しむ人を空でよく見かけます。

 

 

私は高所恐怖症なので、高いお金を出してわざわざ恐い思いをするのは全然意味が分かりません笑笑

 

(着地に失敗して、木に激突したといううわさも聞き、さらに恐くなりました…)

 

 

 

 

今日も引き続き岐阜留学でどんな科目を勉強したかについてです!

 

私がオーストラリアではなく、岐阜に留学した経緯についてはこちらの記事をご覧ください!

 

 

 
 
 
今回は、私がオーストラリアの大学院留学中に履修した科目の一つである、English in Specific Contexts (特別な英語コース)について書いていこうと思います!!
 
 
 0. どんな科目??
 
この科目の目的は、「English for Specific Purpose (ESP)の教育プログラムについて考え。理解を深めること」です。ESPとは簡単に言えば、パイロット育成に必要な英語、留学生に必要な、特別な英語のことです。
 
 
 
また、この科目ではデータ分析や、シラバス作りが含まれているため、英語教育について違った観点から学習できると考え履修しました!!
 
 
 
この科目も、私が初めてHigh Distinction(日本の大学で言うとAA)を取れた科目です!
(これはただ運が良かっただけ…笑)
 
 
 
コロナに関する規制も緩和されてきている今、留学生がまた増え始めるかもしれません。
そんなわけで、私は、留学生を対象とした、EAP(English for Academic Purpose)のコースづくりをすることにします。
 
 
 
 
 1. 課題① Exploration and Reflection
 
この科目の課題の1つは、「論文の要約とその共有」です!
 
 
この課題では、自分が授業外に読んだ課題2.3に関連する論文を要約し、その感想を書きます。
 
作者名、リファレンス、URL、要約、リフレクションを書き、オンラインのフォーラムに投稿します。
 
 
この課題は個人的にとっても良かったです!!
 
 
なぜかというと、このフォーラムには定期的に投稿しなければならないため、自分で論文を探す力が身に付き、読むモチベーションも維持できるからです!
 
 
それに加え、他の学生の論文の要約と感想も見ることができるため、他の学生と意見交換ができたり、自分の研究テーマと同じであれば、他の学生がまとめた要約を参考にすることもできます!!
 
 
ただ、「他の学生の投稿した論文とは被ってはいけない」というルールがあるので、早い者勝ちなのですが、「せっかく時間かけて論文読んだのに、被ったから他の論文よまなきゃ…(絶望)」ということもたま~にあります…笑
 
 
 
この課題①に関しては、課題②、③に使えそうな論文を探すので、課題としてカウントされるのか微妙ですが、全体成績の20%を占めているため、結構大切です!笑
 
 
 
 
 
 
 2. 課題② Need Analysis and Rationale
 
 
さて、2つ目の課題は、「ニーズ分析」です!!
 
 
 
自分の作る英語コースの対象とする英語学習者のニーズについて調べます!
 
 
その学習の細かい特徴や、生徒のニーズを知るための方法を書き、その生徒たちにはどんな学習が必要なのかを調べるために、どんな方法が採れるか(インタビューや質問用紙など)について記述していきます。
 
 
 
正直、この科目で一番難しかったのがこの課題です…
 
 
 
ニーズ分析には色々な方法があるのですが、教科書を読んでも全く意味が分からないのです…
 
 
そこで、分からなかったところを先生に質問するのですが、それでもすごいあやふや…
 
 
絶望しながらも、「日本人が使うAWL(Academic Word List)からの単語の使用率は、IELTSで高得点が期待できるモデル解答での使用率よりも、大きく少ないため、AWLを学ぶ必要がある」みたいな感じのことを自暴自棄になりながら書きました…笑
 
 
他の学生も分析の方法がよく分からず、苦戦していたようです…
 
 
 
実際、私は今もよく分かっていません…笑 ごめんなさい、先生…泣
 
 
 
語数自体は2000語と多くないのですが、Appendixを合わせると30ページくらいいきました!
 
この課題は全体成績の40%を占め、結構大きめです!!
 
 
 
 3. 課題③ Design an ESP Course Syllabus
 
 
さて、最後の課題はいよいよシラバス作り」です!!
 
課題①で集めた使えそうな論文と、課題②で集めた対象生徒のニーズのデータを基に、シラバスを作っていきます!
 
 
 
この課題では、作成したコースの中で使用する英語教授のアプローチ、期間、目的、シラバスリスト、提出課題と評価方法、アクティビティのサンプル、コースの制限などを書く必要があります。
 
 
また、付録として、コースで使用する教材やアクティビティの例を作る必要があるのですが、これがなかなか大変でした…
 
 
 
合計は、約25ページくらいになったと思います!
 
 
この課題も全体成績の40%を占め、重要な課題です!
 
 
 
 
 4. まとめ
 
 
今回は、私が受講した科目の一つである、"English in Specific Contexts"についてお話しました!!
 
 
実は、この科目を受講して嬉しかったことがあります!
 
 
オンラインの授業中、先生が、「課題③もう結構終わっている人いる?」と質問したので、私が手をあげると、なんと先生が、「お、君早いね!じゃあ画面共有して君の課題ちょっとみんなに見せてくれる?」と聞いてきたのです!笑
 
 
私は、その時は、「あちゃ~、手を挙げなきゃよかった~…」と思ったのですが、先生は、私の課題をみんなの前でべた褒めしてくれたのです!!
 
 
先生は、「みんなもこんな感じで書けるといいね~」と言ってくれ、さらには、他の学生が、私のスペルミスも優しく教えてくれ、いいこと尽くしでした!!
 
 
自分の未完成の課題をみんなの前で共有するのは結構恥ずかしいものですが、フィードバックが良いものにしろ、悪いものにしろ、たくさん学びがあるので、とっても自信がついた出来事でした!
 
 
やっぱり「褒める」って大事ですね!笑 しみじみ笑
 
 
 
オーストラリアの大学院でどんなことを学び、どんな課題があるのかなどの参考になれば幸いです!!
 
 
 
 
次回はいよいよ、「オーストラリア到着編」を書いていこうと思います!
 
 
 
 
皆さんの留学が素晴らしいものになりますように!!!