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英検1級の受験が終わりました!!

こんにちは!Clever Appleです!!

 

 

今回は今年(2023年1,3月)に受験した「英検1級」の受験についてと、その勉強法について書いていこうと思います!!

 

英検1級をこれから受験する方が少しでも参考になればと思います!

 

 

 

 

 0. 受験結果について
 
私は、2023年1月に英検の1級の一次試験を受け、無事合格することができました!!
 
 
 
そして、その後、3月の初めに二次試験を受験したのですが、結果は………
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

無事に合格することができました!!!!

やったー!!!

 

 

 

ちなみに、全体のスコアはこんな感じです!!

 

 

 

 

 

決して自慢できるスコアではなかったのですが、それでもとっても嬉しかったです!!

(リスニングどうした…笑笑)

 

 

実は、私はオーストラリア留学前に受験する気でいたのですが、コロナで申込期間が変更になっているのに気が付かず申し込みをすることができませんでした…笑

 

 

そのため、今回が英検1級の初受験になるのですが、合格できてよかったです!!

 

今回は、「英検1級の準備をどんな感じで進めるか」「受けてみた感想」などを共有できたらと思います!!

 

 

 

 1. 単語準備
 
英検1級と聞いて、みなさんが結構思い浮かべるのは「単語を覚えるのが難しい」ということだと思います。
 
 
私も単語を覚えるのには大変苦労しました…
 
 
受験すると決めてから、私は、旺文社さんの『でる順 パス単』を購入しました!
 
 

 
最初の方は見たことのある単語も多かったのですが、最後の方は、「なんだこれ、見たことない!」という単語ばかりで、購入して直後絶望しました…笑
 
 
 
単語・熟語合わせて2400語あるので、力技で覚えるのは、英語がめちゃくちゃできる人や、暗記が得意な人でないと厳しいかもしれません…
 
 
そのため、私は大体「語呂合わせ」と、「接頭辞」で覚えました!
 
どうしても覚えられない単語を「〇〇 覚え方」などで検索し、その語呂合わせで覚えることが多かったです!
 
 
英単語の覚え方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください!!
 

 

繰り返し何度も単語帳を繰り返し、単語帳がボロボロになっても、まだ覚えられない単語がゴロゴロあり、何度もくじけそうになりました…

 

 

そこで、オーストラリアの友人に、単語帳の1ページの写真を送り、「この単語って普段使う?」と聞いてみたところ、11単語中

 

使わない 3 

あまり使わない 2

時々使う 3

使う 3

 

と答えていて、「やっぱりあんまり使わない単語あるじゃん!」と思いつつも、「あ、でも一応使う単語もあるんだ…」と複雑な気持ちになったのを覚えています…笑笑

 

 

 

また、私は英検の勉強中、時々ディズニー+ネットフリックスで映画を観ていたのですが、ハリーポッターで、意外と英検1級の単語帳に出てくる単語が出てくるのに驚きました!

 

他にも、『リトルマーメイド』インサイドヘッド』にもちょこちょこ英検の単語が出てきて、「意識して観ると意外と使っているんだなあ!」という印象を受けました!

 

 

また、映画で実際に使っているところを見ると、やるきも上がるし、例文として強くイメージが残るので、これは大分単語暗記に役に立ったと思います!!

 

 

 

 2. リスニング
 
続いては「リスニング」についてです!
 
 
リスニングは、ずっと前から苦手なので、結構映画を観たり、ポッドキャストを聴いたりしているのですが、今回もとても良いスコアとは言えませんでした…笑
 
 
一応、映画も結構聞き取れる様になってきたし、英検の過去問も1,2ミスだったのに、本番ではあまりよくなかったのは、「集中力」の問題かもしれません…笑
 
 
だとすると、もう「テスト」で高得点を狙うのは難しいのでは?とも思います笑
 
 
英検のリスニング対策でも、メインは「シャドーイング」をメインに学習しました!
 
英検はリスニングの内容も面白いので、適当な問題集を繰り返し解く方法で点数は上がると思います!!
 
 
基本的に、リスニング対策はIELTS受験と変わらなかったので、詳しくはこちらの記事をご覧ください!!
 
 
 
 
 

 

 3. リーディング
 
リーディングも特にIELTSの受験と変わらず、楽しみながら解いていくだけです!!
 
詳しくはこちらの記事をご覧ください!!
 
 
 
 
一次試験はリーディングとライティング合わせて100分間で結構疲れます…
 
多くの参考書では、「ライティングに25分から30分かけるといい」と書いてあります。
 
しかし、個人的には、ライティングは考えたことがないトピックだと考えるのに結構時間がかかるので、「リーディングを60分以内に終わらせ、残りをライティングに使う」といったことを目標にするといいと思います!!
 
リーディングスピードが上がってくれば、結構余裕を持って解けると思います!!
 
 
リーディングも、基本過去問を買って解くだけですが、何度も同じ問題を解くのはつまらないので、追加でリーディングの参考書を買ってもいいと思います!!
 
 
 
 4. ライティング
 
 
私は、ライティングには結構自身があったのですが、準一級の時にあまり点数が芳しくなく、自信を失っていたのですが、今回はそこまで悪くなかったので、自分の勉強法は悪くなかったのだと安心しました笑
 
 
具体的には、まず『英作文問題完全制覇』を買います。
 
 
 
 
そして、
①自分でそのトピックについて一度書いてみます。
 
②辞書などを使って、言い回しを直したり、書きたかった表現を調べます。
 
③模範解答を見て、「いいな」と思った言い回しにマーカーで線を引き、空白に自分が②で調べた表現や使えそうな表現をメモします。
 
④模範解答の3つの理由から、「これ使いたい」という理由と自分で考えた理由を組み合わせて3つの理由を考えます。
 
 
これだけです!!
 
 
模範解答を全部写したりするのは大変なのでやらず、使えそうな表現と理由を覚えるくらいでいいと思います!!
 
 
英検1級のライティングは、予想できないトピックに対して3つの理由を書く必要があるので、その「3つも考えなくてはいけない」というのが意外と大変です!!
 
 
 
ちなみに私の時は、「産業化はするべきだったか」についてでした!
 
 
1度この本のトピックを書き終えたら、あとは、もう一度書いたりせず、「トピックを見て、3つの理由を考える」という練習をした方がいいと思います!!
 
そもそも思いつかないと書き始めることができないので、あらかじめ「こんなことを書こう」と決めておけばかなり時間を節約できます!!
 
 
ちなみに、1次試験の受験会場では、単語帳で単語の復習をしているか、この本で、何を書くか復習している人が大半だったと思います!
 
また、スピーキング対策にも役立つので、買っておいて損はないと思います!!
 
 
 
 5. 二次試験・スピーキング
 
続いては、「二次試験・スピーキング」についてです!
 
 
二次試験のスピーキングは、即興で話さなければいけないものの、5つのトピックから自分で選ぶことができるので、ある程度勉強しなければいけない分野は絞られると思います!!
 
 
私が使った教材は、旺文社さんの、『14日でできる!英検1級 二次試験・面接完全予想問題』と、Jリサーチ出版さんの、『英検1級 面接大特訓』です!!
 

 

 
『14日でできる!英検1級 二次試験・面接完全予想問題』では、いくつかのトピックとそれに対する模範解答が載っており、バランスよく対策をすることができます!
 
模範解答もそこまで難しい表現を使っていないので、使えそうな表現をメモしながら、実際に2分を計り練習するといいと思います!
 
 
ただ、これだけでは、網羅しているトピックがそれほど多くないので、私は追加で『英検1級 面接大特訓』を購入しました!
 
しかし、『面接大特訓』の方は使われている表現がかなり堅く、難しいので、表現をあまり参考にしなくてもいいと思います!
 
あくまで、「こんなテーマがあって、それに対してはこのように答えることができる」というのを知るために購入しました!!
 
 
 
ただ、私が2次試験の勉強をしていて気が付いたことが2つあります。
 
1つ目は、「すべてのトピックに詳しくなる必要はない」ということです。
 
私は、教育関係やインターネット関係の質問には背景知識も少しはあり、答えることができるのですが、政治や経済についてはさっぱりです…
 
 
そのため、詳しくないトピックについては勉強しなくてもいいし、暗記もしなくていいと思います!
 
そして、テキストの模範解答は自分の解答ではないため、覚えることが難しいので、あまりオススメはしません。
 
いいスピーチができたとしても、その後の追加質問で予期せぬ質問があった時に、面接官に「あれ、スピーチはいい感じだったのに、追加質問はあんまりだな… さては暗記してきたか?」と思われる可能性もあります。
 
 
「模範解答を参考にはしつつ、自分で作った解答を大体暗記する」という方法が自分には一番しっくりきました!!
 
解答を暗記するにしても、理由を3つだけ覚えるのではなく、可能であれば、4,5個用意できるといいと思います!
 
なぜかというと、3つだけ覚えたとしても、本番に緊張して思い出せなくなってしまうと、そこでスピーチが止まってしまうからです。
 
そうすると、パニックになり、高得点は望めないと思います。
 
 
 
 
2つ目は、スピーチがうまく出来るトピックでも、背景知識がないものは選ばないということです。
 
 
なぜかというと、1点目とも関連しているのですが、スピーチがうまく出来ても、追加質問に上手く答えることができないからです。
 
 
追加質問には、自分の感想だけでなく、根拠を示して答える必要がありますが、背景知識がないトピックでは、その答えが薄っぺらく、また、短くなってしまう可能性があります。
 
 
そのため、「あ、見たことがあるトピックだ!スピーチもうまく出来る!」と安易に考えるのではなく、続く追加質問も想定したうえで、慎重にトピックを選べるといいと思います!!
 
 
 6. 受けてみた感想
 
 
初めて英検1級を受験してみて、一次試験はやはり単語を覚えること、長時間集中力を維持するのが大変でした…
 
 
ただ、一次試験の会場に、小学生の小さな女の子がいるのにはとても驚きました!
 
 
英語力というよりも、政治や経済、環境問題などについての設問に解答する背景知識があることに驚いたのです!!
 
 
 
二次試験は、男性の4~50台の方が多かった印象です。
 
大教室から面接の部屋に移動して、そこで私の前の受験者が面接をしている時が緊張のピークでした…!
 
でもそこで時間があったので、呼吸を整え、リラックスできたのが良かったと思います!
 
 
ネットのどこかで読んだのですが、「英検は自分が頑張って暗記したことを上手く言えるかではなく、自分が英語を話せるということを証明すればいい」というのを目にし、この言葉が力をくれました!
 
 
ちなみに私の選んだテーマは安楽死の是非」についてでした!
 
追加質問は、「安楽死の是非は年齢によるか?」「臓器移植についてはどう思うか?」「安楽死をさせた医者は逮捕されるべきか」「日本でも将来安楽死は合法化されると思うか」などでした!
 
 
 
始まってしまうとあっという間で、「まあまあ手ごたえはあるし、きっと大丈夫だろう!」という気持ちで清々しく会場を出ることができました!!
 
 
ただ、会場を出たところで、英検2次試験対策セミナー?のようなチラシ広告を渡され、「落ちてたら、是非参加してね!」と言っているような感じがし、あんまり気持ちよくありませんでした…笑
 
 
 
長くなりましたが、英語学習者の一人として、英検1級に合格することができとても嬉しく思います!!
 
 
まだまだスタート地点に立ったところですが、これからも英語学習を頑張っていきましょう!!
 
 
それでは今日はこの辺で!!
 
 
楽しい英語学習を!!!