テニスと読書とデッサンと!

故郷は近くにありて。

お盆になるとご先祖様たちは

馬に乗って帰ってきて

牛に乗って帰っていくのだろうか。

迎え火を焚いても父や母、祖父や祖母が

帰ってきたという実感はあまりないし、

送り火を焚いたって帰っていったという

実感もあまり湧かない。

それよりもむしろ日常の中で

ふとした時に父や母、祖父や祖母たちが

どこからか見守ってくれていると感じる。

 

私は田舎に実家がある人たちが

お盆に帰省するのをとても羨ましく感じていた。

久しぶりに家族や親戚、友人たちが

ギュッと集まって尽きない話で盛り上がる、

そんな楽しい場所ならご先祖様も

早馬に乗って帰ってきたくなるだろうなと。

私は実家とは目と鼻の先に住んでいるので

実家を故郷だなんてとても思えない。

クルマを使えばものの20分で実家。

ガソリン代だって100円もかかりません。

それはなんとなく損をしたような寂しいような。

ご先祖様たちだって帰ってきた感が

あまり湧かないのかも知れない。

こうやってご先祖様たちの目の届くところで

暮らしているとお盆の時期に限らず

かなりの頻度で見守られて・・・

いや、見張られているようで、

こっそり悪いことをしようとしても

それはことごとく筒抜けになって

私が命を失くした時にきっとご先祖様たちから

とっちめられるか袋叩きの目にあうかも知れない。

今年のお盆は終わりましたが

たぶん私はこれからもしょっちゅう

見張られているのでしょう。

まぁ、それほど悪い気はしませんけどね。


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