というわけで、メインの桃を作業してるところから書き始めます。
3月、桃の摘蕾という作業をします。見出しの写真は拾いモノです。
桃には蕾ががビチビチと付くので、いい感じの量まで減らします。
まだ花ではないので、景色も寂しい感じです。
観賞用なら、たくさん咲いてた方が綺麗ですけどね~。
こちらは食べる出荷用なので、つぼみを減らします。
「あ~~~。今日も摘蕾。細かい、寒い、手が冷たい~」と3月上旬の長野はまだ肌寒いのです。
手もかじかんでくるので、ホッカイロは欠かせません。携帯ラジオも欠かせません。
ちなみのわたしたちの農園、住宅街の中にある圃場もあります。
中学校、小学校、役場、病院、電車の駅。
ほぼ町の中心部。それでもここでやり続けてます。
だって農業機械もって引っ越すとか、無理ですよー。
そんなわけで通勤通学で通る人を横目に、ぷちぷち蕾を落とし続けます。
あいさつしてくれる人してくれない人、いろいろ居ますね。
この辺はワンコの散歩してる方も多いです。ノラ猫は作業してるお隣を優雅に去って行きます。
中学生よ、○○君は誰が好きとか叫ばない方が良いですよ?
私は仕事が恋人とかイヤです。生身の人が良いです。
と3月は桃の畑を1周りするまで、この摘蕾作業が続きます。
1年目はいやいや就農って感じで、けどしないと収入にならない。
サボりたい自分を押さえつけ、やっておりました。
3月、下旬ともなれば暖かくなり、やややりやすくなります。
まだ寒い風に吹かれながら、耐えてやってるそんな時期。
心も懐も、暖かいものはなかなかやってこないそんな就農1年目・3月。