【簿記2級】問題集を何週すれば合格への手ごたえを感じるのか(実体験から考察)

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周回

こんにちは、プッキー(@pukky)です。

このブログでは、「資格勉強」「仕事力向上」について個人的ノウハウを発信しています。

助手A
助手A

簿記2級問題集ずっと・・それこそもう何周もしてるけどさ。

どのくらいやれば本試験に臨めそうな自信が付くのかな?

プッキー
プッキー

今回は上記のようなお悩み向けに、

私が実際に体験したエピソードを交え、考察していきます。

この記事の内容
  • 予想問題集 ➡ 周回ごとの知識成熟具合の分析
  • どの段階で「本試験合格)に対抗できる手ごたえ」を感じるかの考察
この記事の対象者と目的
  • 問題集を何周もやり、記憶を定着していく・・・その方向性は知っていても「一体どのくらいこなせばいいのか?」初見の人は先が見えにくく、必ず不安になるはずです。
  • 著者(簿記2級合格者)の実際のエピソードを紹介していきます。その結果、問題集周回ごとの自己レベル到達度が客観的に分かります。おおよその目安を知ることで学習者の不安を取り除く、それがこの記事の狙いです。

※簿記試験に関する私自身の簡単な経歴を記載します。↓↓

  • 簿記3級に合格する
  • その3か月後、簿記2級の試験を受ける
  • 一回目は不合格、その2週間後の二回目で簿記2級に合格する

また、私の簿記2級勉強方法はこちらの記事が基本となりますので、こちらを前提として私の意見を述べていきます。

TIPS

先に結論を知りたいという方は目次から第6章へ

初めに

書店で購入するとそれなりに分厚い簿記2級の予想問題集。

買った当初は気合入りまくりの「よーしやるぞ!」でやる気一杯。

ですが勉強が進むにつれ、終わりが途方もなく先のように感じ、途中で
投げ出したくなったり・・

って結構あるんじゃないでしょうか。※私はしょっちゅうでした。

そこで今回は予想問題集をターゲットとして、

私自身の経緯と、どの時点で「これはテストで合格を狙える」と手ごたえを感じ始めたか

上記について実体験を元に紹介していきます。

読者様が勉強を進めていく中で「先が見えない」と感じたときの指標、もしくは目安となれば幸いです。

1周目 全く太刀打ちできない

走り出す人

さて、テキストからある程度は知識を吸収できたとはいえ、
問題集へ移った先の1周目はかなりきついです。

なぜなら、

テキストで覚えた理屈と、問題の解き方っていうのがリンクしていないから

これは当然といえば当然です。

テレビゲームを例にして言えば、ソフトを買って説明書だけ読んでも
実機のリモコン操作ですぐ上手くいくはずがないからです。

そもそものジャンルが違うというか、要するに別物なんです。

とはいえ私も初め、ちょっとぐらいは理解できるだろうと思っていました。

しかし、

ほとんど98%くらい分かりませんでした


正直ショックでしたね。手ごたえどころじゃありません。

そういうことも踏まえ、私の勉強法では最初から解説見て解いていってしまいます。

焦らなくていいってことです。
要はこの時期というのは自分のノーマル武器を磨き上げていく段階です。
まだまだ欲張っちゃいけない。

よって、下記のような考え方でいっちゃってください。

1周目はズタボロでOK

事実、私自身そうでした。気にせず突き進みましょう。

これから徐々に実際のテストで出されるであろう問題に慣れていくことで、実践形式の思考回路を作ることが出来ればこっちのペースに持っていけます。

2周目 まだ手ごたえは無し

試行錯誤

1周目が終わり、

意気揚々と2周目に入った私がまず感じた事。

「あれっ、なんで?全然覚えてない、解けない!え~~~」

・・・・・・・・・・です(笑)。

せっかく1周終わって全く同じ問題やってるのにほぼ覚えてないんですよ。

せいぜい仕訳問題の1、2問くらいで、あとは全滅。特に簿記2級で登場してくる連結精算表なんてなんのこっちゃです。

いや、頭の良い人は1度やれば覚えれるのかもしれません。ですが私の場合はこんだけ苦労しても全く頭に入っていなかったんです。

ただそこまで動揺が長続きするには至りませんでした。

なぜなら以前の簿記3級の勉強でも全く同じ経験があったからです。それをここで説明するのはかなり長くなるので置いといて、

初見の人はそんなもんなんだと思って前に進むことです。解答バンバン見てさらに理解を深めていきます。

そのうち、

うっすら文字や用語に慣れが出てくるはずです

まずはそれでいいんです。

※ちなみに私自信の記憶力に関して別途検証してみた記事もあるので、よければ参考にでも見てみて下さい。↓

では次へ。

3周目 少し光が・・

希望への道

3周目に入ると第1問や、工業簿記の第4問⑴が解けるようになってくるのでは
ないでしょうか。要するに仕訳ですね。私の場合はそうでした。

まだしっかりとした手ごたえとはいえませんが

ここ(3周目)が私の理解度成熟の分岐点でした


また第3問の損益計算書作成に関しても、仕訳が多分に含まれているので
少し手ごたえを感じられる頃だと思います。
※私もこの段階において、最後の当期純利益まで答えを出せない状態でしたが、
 部分的に正解が増えてきた感じでした。

そして第2問、第3問、第5問に関しては問題はまだ解けないにしても、
ようやく理屈が少しづつ理解できてきます。

パターンと道筋が分かりかけてくる頃なんです。

4周目 土台が出来上がってくる

土台作り

自分の得意、不得意の部分がはっきり浮かびがってきます。

得意な部分に関してはめっぽう調子が良く、すらすらいけるようになってきます。
この段階までいけば、

  • 完全に覚えたぜ、っていうところはもう飛ばして良く、
  • 飛ばしていいものが増えると、反対に飛ばせなかった不得意な問題に時間を
    割くことができ、
  • それによって周回スピードが上がる

となります。

ただ解けない問題はホントに・・・解けないんですよね~(-_-;)
ここが一番の踏ん張りどころです。

私も連結会計、原価計算は記憶が浸透するまで時間を要しました。

前にも書きましたが基本ノートを取らないといっても
この部分に関しては自分の中で噛み砕いて要所を書き留めても
いいかなと思います。

5周目~6周目 本番への準備が整い始める

目的地へ行く車

さて、5周目です。もう飽きるぐらいやってきましたよね。

ですが私はこの問題に飽きてくると同時に、

大きな手ごたえと自信が芽生え始めました

事実、この飽きるっていうのは問題をやりこんだ証拠だし、

「そう言えちゃうくらいの実力がついてきてる」

ってことの裏返しなんだと思います。

そして、

6周目に差し当たったとき、「本試験いけるんじゃね?」って思い始めたんです

ここでちょっと余談ですが、

私の場合、
今回のこの問題集1冊をまず6周し、次に別の問題集(2冊目)もおおよそ6周くらい
してます。

問題集1冊終わった段階で頭の良い応用の利く人は試験いけちゃう
かもしれません。ですが2冊やれば万全ではあります。

本番の試験って問題によって当たり、ハズレがあるんですよね。
運悪いとなんじゃこれっていう問題に当たったりします。

ネットで簿記の合格率見るとホント偏ったりするときあるんじゃないですか。
アレです。

そういったものを防ぐためにも2冊やるとカバーできる確率が上がる
自分自身も安心できるんじゃないかなと思います。

ただ2冊目といっても、問題集を1冊仕上げたことで力がついてきてるので、
次の予想問題集に手を出しても初めから解ける確率は上がってるはずです


※おそらく似たような問題もあり、攻略が楽になっているのではないでしょうか。

まとめ

能力の成長

以上が私の「簿記2級予想問題集2冊を6周した経緯」、また「どの段階で手ごたえを感じたか」
の説明となります。

私の場合、6周くらいで手ごたえを感じましたが結局何周するかどうかっていうのは
個人差です。明確にココだ、とは断言できません。

※「繰り返し勉強し記憶する」に関してもうちょっと掘り下げた
 記事もあります。↓

こういった予想問題集を周回していくことのメリットは

  • 本番に一番近い問題でその出題パターンをガッツリ脳に刻み込める
  • 似たような問題が出たときにすぐにそれに当てはめることが出来る

というのが私の感じているところです。

ただし残念ながら、本試験中にそのパターンに当てはまる問題が
こなかったっていうときもあると思います。

それはもう正直仕方ないです(と、私は割り切りました)。
とはいえ簿記2級の場合、70点以上が合格。

私は上記に述べてきた勉強の甲斐あって、2度目でなんとかそこを潜り抜けることができました。

最後に

今まで問題集周回の経緯を、段階ごとに追ってみました。

いかがだったでしょうか。

先が見えないと勉強って時に不安になりますよね・・

今回の記事がそういった不安を拭えるようなものになれれば幸いです。

プッキー
プッキー

ここまで読んでくれてありがとうございました

助手A
助手A

お疲れ様でした!

★下記にて簿記2級勉強方法をまとめています。こちらも合わせてどうぞ。

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