スマートホーム化にはWi-Fi必須?ネット環境構築の方法を解説!

2021/12/24

スマートホーム

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すまねぐ
スマートホームしてますか?
記事を読んで頂きありがとうございます。
管理人の「すまねぐ(@shplan_blog)」です。

モノをインターネットに繋げることで暮らしを豊かにするIoTでスマートホーム化してみたいと思う方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

当然ながらスマートホーム化にはインターネット環境が必要になります。

この記事ではスマートホーム化するにはどのようなインターネット環境を整備する必要があるのか解説します。

この記事を読むべき人
  • 自宅に固定回線が無い人
  • Wi-Fiの速度が遅いと感じている人
  • Wi-Fiの開通工事ができない人
  • 快適なスマートライフを送りたい人

スマートホームにはネット必須

スマートホームはモノをインターネットに繋ぐことで生活をより便利にすることを言います。

【例えば...】

  • 暑い夏(寒い冬)、帰宅前にエアコンを遠隔操作して事前に快適な部屋にしておく
  • IPカメラで外出先から自宅のペットや家族を見守る
  • 作業しながら音声操作で家電を操作する
  • 布団に入ったまま部屋の電気を消す

上記のような体験ができます。


スマートホームの簡単な仕組みを下の画像に示します。


  1. スマホで操作
  2. インターネットを通じデバイスに接続
  3. デバイスが操作できる

スマホのデザリングでも環境は作れる

自宅にWi-Fiがなくて開通工事も厳しい方の中には「デザリングでもできるのかな?」と思ったことのある方もいると思います。

結論から言うとできますが、おすすめはしません。

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すまねぐ
デザリングでスマートホームする際の注意点とデメリットについて解説します。

最大接続数に制限がある

スマホのデザリングとはスマホなどのモバイル端末をアクセスポイントとして設定し通信を中継することにより、その端末とLAN等で接続された機器をインターネットに接続することができる機能です。

外出先でPCをネットに接続するときなどに便利な機能ですが何台でも接続できるわけではありません。

iPhone 最大5台
Android 最大5~8台

そのためスマートホームデバイスが増えると1つのスマホのデザリングではインターネット接続を確保できなくなります。

持ち出すと外出先から操作できない

スマホのデザリング機能でスマートホーム化しても、スマホを持ち出してしまうと外出先から操作できなくなってしまいます。

家にいるときにしかスマートデバイスを操作しないのであれば問題はありませんが、外出先から操作出来るというのはスマートホーム化の醍醐味なのでデメリットだといえます。

バッテリーが切れると操作できない

スマホのデザリングは便利な反面、アクセスポイントとなるスマホのバッテリー消費が激しくなってしまうという欠点があります。

そのためスマートホームデバイスを複数接続するとスマホのバッテリーが切れないように気にかけなければなりません。

悲しむ
すまねぐ
バッテリーが切れるとノーマルホームに!

スマートスピーカーは通信量が多い

Amazon EchoやGoogle Nest、HomePod miniなどのスマートスピーカーは置いておくだけでもギガを消費します。

Echo Dot(第4世代) 20MB/day

これに加えスマートスピーカーで音楽をストリーミング再生するとさらにギガを消費します。

Apple Musicでストリーミング再生したときの目安を下に示します。

HE-AAC 1.5MB/3minutes
AAC 256kbps 6MB/3minutes
ALAC:最大24ビット:48kHz 36MB/3minutes
ALAC:最大48ビット:192kHz 145MB/3minutes

デザリングできる容量が少ないとすぐに通信制限がかかってしまいます。

スマートホームデバイスの通信使用量

スマートホーム製品の通信使用料はどれくらいなのか検証してみました。

結果からいうと通信料が少ないものが多いです。

スマートリモコン 3MB/day
1日10回操作+待機通信量
スマートロック 3MB/day
1日3回操作+待機通信量
スマートライト 3MB/day
1日10回操作+待機通信量
空気清浄機+暖房機+送風機 9MB/day
1日5回操作+待機通信量
合計 18MB/day

この条件で1ヶ月運用すると「18MB×30日=540MB」しか消費しません。

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すまねぐ
ただし、スマート家電(Wi-Fi対応家電)は通信料を多く消費します。

必要な通信速度

スマートホーム製品は高速な通信環境を必要とするものではないので、スマートホームのためだけに高速なWi-Fiに変える必要はないです。

通信速度は1Mbps以上もあればスマートホームでは困ることが無いです。

ちなみに1MbpsとはWiMAXや格安SIM等の通信制限時の速度と同じです。

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すまねぐ
そこまで速度にこだわる必要が無く、普段使っているWi-Fiで全く問題ないです。

ただし、1Mbpsを下回る低速回線だと操作に支障がでる可能性があるので注意が必要です。

用途が限定される場合は格安SIMもアリ

スマートホームデバイスを数個しか使わず、スマートスピーカーも持っていない方はスマホのデザリングや格安SIMでの運用も視野に入ります。

自宅のネット環境はモバイルルーターや格安SIMでも構築することができます。

1人暮らしの方や、家の見守り等の用途が限定している場合はこの方法が良いでしょう。

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すまねぐ
しかし、拡張性が低いということは忘れてはいけません。

まとめ

この記事ではスマートホームに必要なWi-Fi環境について解説しました。

基本的には光回線のWi-Fiがおすすめですが、場合によってはデザリングやモバイルルーターなどを使った運用も可能です。

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すまねぐ
自分に合ったインターネット環境を作って快適なスマートライフを送りましょう!

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