5.30 坂倉
 画像は中国新聞デジタルより

 試合結果
 

 投手成績
 5.30

 打撃成績
 5.30

 ハイライト
 完敗となりましたが、勝負を分けたのはどの場面だったのでしょうか?重要な場面での働きを評価する指標【WPA】を基に、投打それぞれのハイライトを振り返ります!

 
※WPAについての詳細はこちら
 

 ※()内は増減したWPAの値
 =4回表2死2塁:松山vs山本(-.046)
 打のハイライトは4回、松山凡退した場面でした。
 西川の安打と盗塁で2死2塁とチャンスを作って迎えたこの場面。
  1. 内角真ん中ストレート=ボール
  2. 真ん中低めフォーク=空振り
 以上の配球で1ボール1ストライクとしてからの3球目でした。真ん中低めフォークを引っかけ、二ゴロに倒れました。
 この試合唯一のチャンスを、活かすことはできませんでした。体調を万全に戻してきた山本はストレートの走りとフォークの精度が非常に良く、打ち崩すのは容易ではない状態でした。この打席の松山に対しては、前の打席が真ん中より高めのストレート3球で三振だったのに対し、全て真ん中より低めに制球するなど高低差を使って打ち取りにきていました。お手上げだったというほかありません。

 =5回裏1死2,3塁:大瀬良vs茶野(-.095)
 投のハイライトは5回、大瀬良暴投で先制点を献上した場面でした。
 連打と犠打で1死2,3塁とピンチを作って迎えたこの場面。
 初球の外角低めカットボールが決まり、1ストライクとしてからの2球目でした。外角低めへワンバウンドとなったフォークを坂倉が止められず、暴投で先制を許してしまいました。
 痛恨のバッテリーミスとなりました。記録上は大瀬良の暴投となっていますが、プロのキャッチャーならば止めなければならないボールでした。この回以外はほぼ完璧だった大瀬良のピッチングを考えれば、この暴投がなければ試合の展開はどうなっていたか分かりません。坂倉は以前も大瀬良の登板時に捕逸をしており、このままでは大瀬良からの信用を失いかねません。このようなプレーはこれを最後にしてもらいたいところです。

 ヒーロー
 敗戦のためヒーローインタビューはありませんでしたが、数字で見た時のヒーローは誰だったのでしょうか?ということでWPAを基に投打のヒーローを1人ずつ選出します。
 
※()内はWPAの値
 投:大瀬良(.015)
 打:西川(.003)

 
 というわけで投手は7回2失点の大瀬良、野手は安打と盗塁でチャンスメイクした西川となりました。

 まとめ
 完敗でした。次戦に期待です。

 ※敬称略

 参照サイト
 

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