12年なんですねぇ。
12年たっても、ニュースで取り上げられるし、様々な動画があげられたりして、忘れはしないんだけど、でも、どんどんそれだけになっててるところはあるかもね。
（ペンギンが唐突なんですけど、ペンギンをテーマにハンコ版画を作っていた時期の作品なもので、あしからず…）
つい最近、トルコ・シリアの大地震もあったし、それを契機にしたところもあるのか、南海トラフ地震話題もちょっと増えたりしたと感じるけれど、でもなんか、取り残された人や状況はそのままに、復興の進んでいる面だけ見て、日本すごいとか、頑張ったとか、過去のことにされつつある感じもあるっていうか。
10年目の節目で、国の助成とか支援とかが、かなり激しく削減されたんですよね。わたし、細々とやっていた手紙支援というのも、それのとばっちりで、すごく活動縮小しちゃって、私自身もフェードアウトしちゃったところあって、自身反省もしてるんだけどもさ。
しかしさ、あれだけの災害、10年で復興なんかでけんて。
とにかく、まずは忘れないことが重要だと思うのだけれども、それだけでは足りないと思うけれど、実際に何かやれる機会が限られる方向性はあるよね。
昨今の値上げラッシュで、原発再開賛成派も増えてきているような数字も見ました。
ちょっと待てと。
純粋に、電気を作るだけなら、もしかしたらクリーンだしコスパもいいのかもしれない。でも、それだけじゃないことは、福島でみんな分かったんじゃないのか？
まだ、3.11前に戻れていない地域の惨状を見て、どの口がクリーンだとか言えるんだろうか。ましてや、地震国に置いてや…。
原発は、政治密接過ぎて、やはり今でも封印されているところもあるし、どうなっていくのだろうか。将来、日本に永久帰国する予定のあたしとしては、大変気になるし、日本人の「のど元過ぎれば」文化で流されて行ってほしくないなぁと祈るような気持ちです。
そういう中で、フィギュアスケートの羽生結弦さんが被災地でショウを開催するとか、そういう「忘れない」ための活動って感心した。確かさぁ、大げさに被災者を売りにして、とかたたかれたことあったよね。何なんだろうね。
ということで、実は軽い腰痛にやられて、今日はほぼ一日ベッドでゴロゴロしていましたが、追悼のお酒でしめやかな夕べを過ごしたいとおもいます。
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