無職の年末年始
無職の年末年始は、人により事情は違うとは思うが
歳を取るにつれてきついものである。
まず大掃除がめんどいが、全く動かないと親に色々やれと言われることになる。
大晦日が来ると、家族の刺すような視線の中、年越しそばをすすり、紅白やカウントダウンなど楽しくも何もない。
何が明けましておめでとうだ。すっこんでろと思う。
そして元旦。誰からも年賀状が来ないのは当然なのでいいが、朝からまた家族の冷たい視線の中で雑煮とおせちを流し込む。
自分は正月といえども食事などいつも通りでいいと思うが
そんなことを言おうものなら針のむしろになるので黙っている。
お前の今年の抱負はなんだ、とか余計な話が飛び出すのも嫌なものである。
初詣やら初売りやら世の中はめでたい雰囲気に溢れる。しかし金もないので自分には全く関係ない代物である。
これプラス、新年の顔合わせと称して親戚の家に行かないといけなくなると、さらに地獄である。詳細を書くまでもない。
そして三が日が過ぎ去り世の中は仕事始めや新学期となるが、
その後も成人式やら試験やら過去のトラウマを蒸し返すようなイベントが目白押しで
この季節は終わってるとしか言いようがない。
食事などピザでも食ってさっと終わらせたいが現実にはそうもいかない。
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