-  3章 ヨシヤが国の改革を始める。  -

※下記サイトの内容を掲載しております。

 

※ 神について、神とあなたの関係についてのあなたの人生にとって一番重大な質問

 

2章で始まったエレミヤの最初のメッセージの中で、神さまはユダをふたつの理由で有罪とされました。彼らはエホバを拒否し、そして自分自身の神々を作りました。3章の最初の5節までは、このテーマが続きます。ユダは、偶像礼拝に陥っていました。なぜなら、偶像礼拝は楽で人気のある道であったからですが、この道は彼らの道徳的な規準を低いレベルにさげました。

 

(エレミヤ3:1)「『もし、人が自分の妻を去らせ、彼女が彼のもとを去って、ほかの男のものになれば、この人は再び先の妻のもとに戻れるだろうか。この国も大いに汚れていないだろうか。あなたは、多くの愛人と淫行を行って、しかも、わたしのところに帰ると言っている。──【主】の御告げ──』」

 

 ユダは、とても低いレベルに落ち込んでいました。ひどい不道徳がこの地におこなわれていました。ユダは、売春婦を演じたのです。それでも神さまは、ユダにご自分のもとに帰るようにと求められます。

 

(エレミヤ3:2)「『目を上げて裸の丘を見よ。どこに、あなたが共寝をしなかった所があろう。荒野のアラビヤ人がするように、道ばたで相手を待ってすわり込み、あなたの淫行と悪行によって、この地を汚した。』」

 

 偶像礼拝とは、ただ単に小さな偶像を作ってそれを拝むことだけではありません。どんなことでも、人が自分を心からささげるものは偶像礼拝なのです。

 

 聖書は、貪欲は偶像礼拝であると教えています。なぜなら、人が何かを欲しがるとき、彼は自分の時間も、エネルギーもそのことに注ぐからです。そのことに献身するのです。エレミヤの世代のユダの人々は、心底偶像礼拝に入ってしまっていたので、その結果、この地にひどい不道徳が起こっている、と神さまは言われました。あらゆる種類の性的な乱痴気騒ぎや、酔っ払いのばか騒ぎがおこなわれました。ユダは、とても低い水準に沈んでしまっていました。

 

 今日の私たちの国と、類似していると思いませんか?この国の道徳的な状態を見れば、アメリカが、生けるまことの神さまを捨ててしまったことは明らかです。いたるところが、不法と、不正直さと、堕落した言語とに満ちています!私たちは、自分の子どもたちにさえも、とても下品なことばを教えて来たのです。

 

(エレミヤ3:3)「それで夕立はとどめられ、後の雨はなかった。それでも、あなたは遊女の額をしていて、恥じようともしない。」

 

 神さまは、雨を降らせないことで、彼らに対するさばきをすでに始めたと言っておられます。今日でさえも、あの地は乾いています。彼らに一番必要なのは水です。原油よりも、水が必要なのです。人々は、ネゲブで原油を見つけることはありませんでしたが、水を見つけました。でも、その方が彼らにとってはずっと貴重なのです。神さまの祝福のもとにユダヤ人たちがイスラエルに戻るとき、彼らには必要な水がみんな与えられると私は信じています。神さまが水を供給されると言われたのです。

 

(エレミヤ3:6)「ヨシヤ王の時代に、【主】は私に仰せられた。『あなたは、背信の女イスラエルが行ったことを見たか。彼女はすべての高い山の上、すべての茂った木の下に行って、そこで淫行を行った。』」

 

 さて、エレミヤの第二のメッセージにやって来ました。3章6節に始まり、ずうっと6章まで続きます。このメッセージの中で、神さまは背信のために人々を非難されます。“背信(backsliding)”ということばが、この章に7回出てきますが、それは、この書全体に出てくる数の半分以上です。背信(バックスライド)とは、神さまの道に行くことを拒否すること、神さまに耳を傾けるのを拒否することです。

 もし私たちが、主と主のみこころに反抗するのなら、私たちはただ主からどんどん離れて行ってしまいます。神さまは、もうすでに捕囚に連れて行かれたイスラエルから、教訓を学ぶように、とユダに命じられます。神さまは彼らに、イスラエルは、今まさにユダが行っていることをおこなったという事実に目を留めるように、と言われます。

 

(エレミヤ3:7)「わたしは、彼女がすべてこれらのことをしたあとで、わたしに帰って来るだろうと思ったのに、帰らなかった。また裏切る女、妹のユダもこれを見た。」

 

 「わたしはイスラエルに、わたしのもとに戻って来るチャンスを与えた。帰って来れば、わたしはもう一度イスラエルを受け入れただろう。でも、イスラエルは来なかった。そして、イスラエルの妹である、裏切り者のユダは、それを見たのだ。」

 ユダの罪は、さらに輪をかけたものでした。私は、ユダの捕囚は、北の10部族の捕囚よりももっとひどいものだったと思います。その理由は明らかです。ユダはイスラエルの捕囚を反面教師として見ておきながら、そこから益を得ることを拒否したからです。今日、あなたも私も神さまのみことばを持っています。私は、神さまがくださったチャンスに従って、私たちをさばかれる、と思います。

 

(エレミヤ3:9)「『彼女は、自分の淫行を軽く見て、国を汚し、石や木と姦通した。』」

 

 彼らは、木や石の偶像を造りました。

 

(エレミヤ3:10)「『このようなことをしながら、裏切る女、妹のユダは、心を尽くしてわたしに帰らず、ただ偽っていたにすぎなかった。──【主】の御告げ──』」

 

 ヨシヤ王のもとでのリバイバルは、確かにひとつのリバイバルでした。多くの人たちにとって、表面的な神さまへの立ち返り以外の何ものでもありませんでした。どの点から見ても、国として見る限り、これは表面的な神体験でしかありませんでした。

 

(エレミヤ3:11)「【主】はまた、私に仰せられた。『背信の女イスラエルは、裏切る女ユダよりも正しかった。』」

 

 神さまは、ユダの罪が、イスラエルの罪よりも悪いことをはっきり語っておられます。北の部族には、南の部族と同じチャンスは与えられなかったのです。彼らは、宮も持っていなかったし、神さまのみことばの写本もありませんでした。ですから、ユダへのさばきは、より大きいのです。

 

(エレミヤ3:12)「『行って、次のことばを北のほうに呼ばわって言え。背信の女イスラエル。帰れ。──【主】の御告げ──わたしはあなたがたをしからない。わたしは恵み深いから。──【主】の御告げ──わたしは、いつまでも怒ってはいない。』」

 

 神さまは、もし彼らが神さまに立ち返るなら、イスラエルをこの地に連れ戻す、と言われます。神さまはなんと慈悲深いことでしょう!何とすばらしいことでしょう!

 

(エレミヤ3:13)「『ただ、あなたは自分の咎を知れ。あなたは自分の神、【主】にそむいて、すべての茂った木の下で、他国の男とかってなまねをし、わたしの声を聞き入れなかった。──【主】の御告げ──』」

 

 私たちは、自分の咎を告白する必要があるのです。エレミヤを通しての神さまのみことばは、「あなたは自分の咎を知れ。」でした。そして、このことばは、ユダだけでなく、私たちにも向けられているのです。

 

(エレミヤ3:14)「『 背信の子らよ。帰れ。──【主】の御告げ──わたしが、あなたがたの夫になるからだ。わたしはあなたがたを、町からひとり、氏族からふたり選び取り、シオンに連れて行こう。』」

 

 ああ、神さまは何と慈悲深いことでしょう!

 

(エレミヤ3:15)「『また、あなたがたに、わたしの心にかなった牧者たちを与える。彼らは知識と分別をもってあなたがたを育てよう。』」

 

 もし、あなたの牧師が聖書を教えている牧師なら、あなたは走って行って彼を抱きしめるべきです。その牧師を守らなければなりません。なぜなら、彼には価値があるからです。そのような人たちは極めてまれです。

 

(エレミヤ3:16)「『その日、あなたがたが国中にふえて多くなるとき、──【主】の御告げ──彼らはもう、【主】の契約の箱について何も言わず、心にも留めず、思い出しもせず、調べもせず、再び作ろうともしない。』」

 

 「その日」とは、千年王国のことを指しています。エレミヤ書に至るまで、私たちはこの光がさしているのを見るのです。

 

(エレミヤ3:17-18)「『そのとき、エルサレムは「【主】の御座」と呼ばれ、万国の民はこの御座、【主】の名のあるエルサレムに集められ、二度と彼らは悪いかたくなな心のままに歩むことはない。その日、ユダの家はイスラエルの家といっしょになり、彼らはともどもに、北の国から、わたしが彼らの先祖に継がせた国に帰って来る。』」

 

 輝かしい預言です。小さな宝石のようです。

 

(エレミヤ3:19)「『わたしはどのようにして、あなたを息子たちの中に入れ、あなたに、慕わしい地、諸国のうちで最も麗しいゆずりの地を授けようかと思っていた。また、わたしは、あなたがわたしを父と呼び、わたしに従って、もう離れまい、と思っていた。』」

 

 神さまは、イスラエルの“国”に対して父であられました。今のこの恵みの時代にだけ、私たちは神さまの子ども、と呼ばれています。私たちには何と言う特権が与えられていることでしょう!(ヨハネ1:12) 

 

(エレミヤ3:22)「『背信の子らよ。帰れ。わたしがあなたがたの背信をいやそう。』『今、私たちはあなたのもとにまいります。あなたこそ、私たちの神、【主】だからです。』」

 

 主は、背信をいやしてくださると言われます。もしあなたが、背信を重ねているなら、とても目立つ部分が少し痛いはずです。(訳注:backsliding(背信)は、ずっと背中で滑っていたら背中が痛くなるはずだ、と言っているのでしょう。)

 

(エレミヤ3:23)「『確かに、もろもろの丘も、山の騒ぎも、偽りでした。確かに、私たちの神、【主】に、イスラエルの救いがあります。』」

 

 助けは、あのもろもろの丘から来ることはありません。救いは主から来るのです。

 

(エレミヤ3:25)「『私たちは恥の中に伏し、侮辱が私たちのおおいとなっています。私たちの神、【主】に対し、私たちも先祖たちも、私たちの若いころから今日まで罪を犯して、私たちの神、【主】の御声に聞き従わなかったからです。』」

 

 ユダは自分の罪を告白しませんでした。エレミヤは、彼らのために彼らの罪を告白し、自分自身のためにも告白しました。ユダは、神さまの御前にへりくだることをしませんでした。そして、神さまは彼らを捕囚に送らなければならなかったのです。私は、主はもしかしたら、私たちを懲らしめる用意ができておられるのではないかとしばしば考えます。私たちは、主の御前にへりくだる必要があるのです。

 

※ 是非、引き続きブログテーマ「エレミヤ書」をお読みください。

 

是非お近くの方は「聖書のみことば、罪のゆるし、死後のさばきからの救いのメッセージ、福音」を聞きにお越しください! 

 

 

神の御子イエス・キリストは、罪深い人間の身代わりに、十字架で死なれ、死の力を打ち破ってご復活されたまことの神、救い主なる御方です。

 

    
キリストは罪人である私たちの身代わりとなられ、十字架にかかり、死んでくださり、墓に葬られ、ご復活されました。その神の御子なるお方イエス・キリストを真の神、救い主と信じ受け入れることによって、私たちの罪がゆるされ、永遠の地獄の裁きから救われます。これが罪のゆるし、死後の裁きからの救いの福音です。

 

※ 約12分の救いのためのメッセージ動画です。是非ご覧下さい。

救いの福音のメッセージ文書版です。是非お読みください。

 

 

 

是非これを読まれた方が主イエス・キリストを信じ救われることを心より願っております。罪のゆるしについて、死後のさばき(永遠の地獄)からの救いについて、真剣に考えたい方、話を聞きたい方は是非プロフィールクリック→メッセージください。あなたがどうすれば救われるのか一緒に考えさせてください。

 

 現在ランキング1位! クリックをお願いします!

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ 現在PVランキング1位! クリックをお願いします!
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

イグアスの滝(自分で撮った写真です。)悪魔の喉笛です。

~一番ポピュラーな、悪魔の喉笛の由来は、その下の岩に打ち付ける滝の音が、悪魔が唸り声を上げている様に聞こえるから...~