みなさま ざまねこへようこそ♪
本日は、怪我にも負けず長い間の入院生活も耐え 最高の幸せをつかんだ「サクちゃん」のお話です。
サクちゃんとざまねこのお付き合いは本当に長いものでした。
2019の夏、猫の湧き出るI地区でひどい怪我をしている猫がいるので治療できないかと相談を受け 捕獲したところ、かなりひどい怪我!!
※ 加工しましたが、観覧注意です。
ということで、去勢手術と共に縫合手術も行いその日のうちに依頼者宅に。ところが、数日後縫った所が裂けてしまい、2度目の手術を行いました。その際に心臓が停止してしまったそうで救命措置がなされ一命をとりとめ、退院。 再び傷口が開いてしまい 今度はいつもお世話になっている病院に依頼しそのまま入院となりました。 当初は触れない状態だったのですが、治療とともに人馴れも進んだチュール大好きな1歳くらいの男の子。
※ 縫合手術跡の傷口がでます、 観覧注意です。
サクちゃんは皮膚が伸びず 傷口は治りかけたかと思うと開いてしまい・・・、先生も難儀されてましたが、最初があまりに酷い状態だったことと、裂けている場所が悪いのか。傷口は完全にはふさがりませんでしたが、ようやく退院できることに。ワセリンなどで保湿や清潔を保ち自然治癒を待つ状態でした。
そして 入院中に、ここまで 人馴れさせて下さいました。
退院して事務局M宅に引っ越したのが2020年12月。
「退院できたんだよ!! おめでとう!! 」
そして、療養が始まりました。 なぜか事務局Mや娘さんが2人で行くと 威嚇・・・・・一人ずつじゃないと受け入れられないという不思議な「サクちゃん」
徐々に慣れたころケージフリーにしてもらい抱っこしても暴れないけどギュッと固まってしまうサクちゃん。 その頃、骨盤骨折した 長毛黒猫「ヒヨちゃん」をはげましてくれたり、網越しにご飯を失敬したり・・・。(笑)
ヒヨちゃんが卒業するときにはご挨拶までしてくれた 優しいお兄ちゃんでした。
年が明けて、多頭飼育崩壊から救出した仔猫の「モンちゃん」がやってきました。同じ黒猫なのに、栄養状態の悪かったモンちゃんは こげ茶色。 サクちゃんは遊び相手ができてとても嬉しそうでした。
子猫のヒヨちゃん、モンちゃんをすぐに受け入れてくれた懐のひろいサクちゃん。
ヒヨちゃん、モンちゃんも素敵なおうちにいきましたよ!
そしてお見合いが入りトライアルに。小さいお子さんもいて ワンコもいて とてもいいおうちだったのですが・・・・・・・・。
なんと!!また!!!傷が広がり入院することに。
猫神さま どこまでサクちゃんに試練を与えるのでしょう。
そして、さらに半年後・・・・・・・。
やっと!やっと!!退院して帰って来れました!!
おかえり! サクちゃん!
長い年月かけた傷口は やっと!塞がっていました。
自分の抜け毛で増毛中♪(代表作(;'∀')
そして!! なんと!! お見合いして二度目のトライアルが決まりました!
かわいいおねえちゃんがいるお宅です! サクちゃんは私が守る!と頼もしいおねえちゃん♪サクちゃんはされるがままに抱っこされていましたよ!
スーパー猫の日からトライアルに出発!!最初はギャン鳴きしていたようですが2日目からはキャットタワーに登ったり部屋中を散策していた様子 トイレも上手にできたと連絡がありました。
里親さんを虜にしたサクちゃんは トライアル3日目で正式譲渡の連絡が入りました!
約2年間 この傷のために動けず 悪化しては手術の繰り返し それでも頑張ってきたサクちゃんに家族ができた!!
娘ちゃんととても仲良し♪
正式譲渡のときは 代表に連れて帰られる!と思ったのかでてきてくれませんでしたが、 やっとやっと!本当の家族ができて 嬉しい!!
命名 そのまま「サクちゃん」
長い長い間 怪我で痛い思いをしてきたサクちゃん。 治っては 傷が開いて入院 を無限ループのように繰り返していたけど。
もう我慢しなくていいんだよ! サクちゃんだけをみて甘えさせてくれるお膝が3つもあるんだよ!
傷のところの毛が生えない場所もありそうだけど、それもまた愛おしいとおっしゃってくれる里親さま。ありがとうございます!
本当に本当によかった。
これからも里親さまと娘ちゃんと いつまでも仲良く楽しく過ごしていってね!
卒業おめでとう!!
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