【助産師による徹底解説!!】授乳の時のポイントと赤ちゃんの体重について解説☆
みなさんこんにちは、えむ(@Mdiary_mw)です(*・ω・)ノ
前回の記事で3種類の栄養方法について説明してきました。
本日は、完母、混合、完ミのどれにも関係してくる授乳のポイントについて説明します。
赤ちゃんの体重って、どのくらい増えたらいいの?
今飲んでる量で足りてるのかな?
授乳のやり方あってるかな…?
こんな悩みを持つママには是非読んでいただきたい記事です♪
授乳の時によくある質問
赤ちゃんの体重はどのくらい増えたらいい?
どの栄養方法を選んだとしても、赤ちゃんの体重がしっかりと増えていく必要がありますね。
では一体、赤ちゃんの体重増加の目安はどのくらいでしょうか?
適正体重で生まれた赤ちゃんは、1ヶ月検診ごろまでに生まれた時から+1kg程度の体重増加があると理想とされています。
つまり1日あたりに計算すると約30g前後、1週間で約200g前後増やしてあげたいです。
入院中の赤ちゃんは毎日体重測定を行っています。
でも退院してからお家で毎日体重を測るのは、ベビー用体重計がないと無理ですよね…。
目安として1週間で200g増やしてあげたいので、週に1度、ママと体重計に乗って、ママの体重を引いた値が200g前後になっていれば大人用の体重計でも大体の目安がわかります。
(大人用の体重計は大体100g単位で表記されるので、10g単位の誤差はあります。全く増えていないのは心配ですが、大人用体重計で測った値に一喜一憂する必要はないです。)
一回あたりどのくらい飲めたらいい?
上に書いたように、赤ちゃんに増えてほしい体重は1週あたり200g前後です。
では、順調に体重を増やすためには赤ちゃんはどのくらいの量を飲めばいいのでしょうか?
生後1週間ごろまでは、日齢×10ccを1回量の目安として、1日8回飲ませてあげましょう。
(例)生後3日の場合1回量の目安:3(日目)×10=30ccとなります
そして生後1週間以降は80cc〜100cc /回が目安となります。
具体的には、体重1kgあたり150ccが1日総量の目安になります。
(例)退院時に体重が3500gの場合=3.5kg×150=525ccとなります
なので、1日の総量が大体525g前後になるようにしてあげれば問題なく増えていくと考えられます。
そして、赤ちゃんは夜型の子が多いので昼間は1回量が少なくても、その分夜の1回量を増やすなどすれば問題はないです♪
多くのお母さんが、赤ちゃんが途中で寝ちゃって飲んでくれないということを相談されるのですが、1日総量でみてあげると、やる気を出した時は意外と飲んでくれるので、1回あたりの飲んでいる量よりも、1日をトータルして計算してみるといいかもしれません♪
授乳の時にチェックするポイント
正しい姿勢で授乳できている?
正しい姿勢ってどんな姿勢か、わかりますか??
*ママと赤ちゃんのお腹とお腹が向き合ってる姿勢
*赤ちゃんの口の高さと乳頭の高さが同じ!
この2つが基本ポイントです。
赤ちゃんの顔だけがママの方を向いていたり、頭だけ支えている状態だと、赤ちゃんが上手に飲めない&ママのお胸に傷がついてしまう原因になります。
傷ついちゃうと、そこから化膿して乳腺炎になったり、痛みで授乳が難しくなって溜まって乳腺炎になったりしちゃうから気を付けてくださいね。
抱き方は、横抱き、脇抱き、縦抱きなどなどたくさんありますが、どの抱き方でもママが吸われて「痛い!」と思うときは大体ポイントを掴めていない吸わせ方になってる可能性があるので、一度咥えさせ直しましょう。
まだ吸う力が小さい&首の座っていない新生児の授乳には、授乳クッションがマストです。
授乳クッション+タオルなどを使ってしっかり高さ調節して授乳しましょう。
また、授乳クッションはある程度の硬さがあるもの、かつ、後ろをベルトで止められるものがおすすめです。
授乳で乳首が切れて痛い時
最初はなかなか上手に吸ってくれなくて乳首が切れてしまうこと、あるあるですよね…。
そんな時は、ピュアレーンや馬油などを塗ってケアしましょう。
ピュアレーンは赤ちゃんの口に入っても問題ない成分なので、安心して使えます。
また、切れてから塗るよりも、妊娠中から用意しておいて授乳の練習が始まったら予防目的に使うのもおすすめです。
あまりにも切れて痛みが悪化したら、ピュアレーンを塗って上からラップを貼っておくと保湿になり少し傷の治りが早くなります。
入院セットに入れておきたいアイテムの一つです。
ただ、ピュアレーンの味が嫌で授乳拒否する子もいるので、気になるようでしたら授乳前に拭き取ってあげるといいと思います♪
上の子が一人ぼっちになっていない?
第二子以降のママに必ずお伝えしているのが、お姉ちゃんお兄ちゃんを1人にしていないかということです。
新生児のお世話に加えて、上の子の相手ってかなりしんどいですよね…
その気持ちもわかるのですが、授乳をしながら上の子とお話ししたり、背中合わせになって上の子を遊ばせたり、目、耳、口、肌のどれかは上の子に意識を向けてあげましょう♪
まとめ
以上!本日は、赤ちゃんの体重の目安や授乳のポイントについてご説明しました。
やり方は人それぞれで決まったやり方はないのですが、短い入院期間で全てを習得するのは至難の業なので、困った時には母乳外来や、おっぱいケア専門の助産院などもあるので行ってみてくださいね♪
読んでいただいてありがとうございました♡
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