前日の韓国とイタリアの親善試合に引き続き、今度は日本と韓国の親善試合。この試合で大会前の親善試合は終わりになる(はず)今日まで事前合宿地の隣町で練習してから明日大会が行われる州都ボルザーノ(車で30分ぐらい)に移動、そして明日の夕方からボルザーノ中心のウォルター広場でオープニングセレモニーがあるらしい。

 

イタリアの

ファンが

押し寄せそう

真顔真顔真顔真顔真顔


イタリアといえばサッカーであるが、我が州だけはアイスホッケーが主流スポーツである。今日の新聞にボルザーノが誇るアイスホッケーチームのファンに制裁を加えるがイタリア代表の試合には制裁など何とも思わず乗り込むだろうと書かれていた。

 

過激やんw

 

まあそれはともかく・・・早速最終親善試合の話を。

いつからアイスホッケーブログになった?これ

 



前回の韓国戦では両者共、親善試合の名前宜しくアジア式アイスホッケーをお互いして体をほぐすといった感じであったが、今回は違った。

 


まず

 

・韓国がここまで3試合全敗

 

・韓国の若手GKが勝負どころでゴールを止められず落ち込みようが半端ない

(娘がいうに、とても若くて可愛い感じのお兄さんだそう)

 

・そのGKのために韓国チームがいつも以上に結束感が強くなっている。

 



誰よりも早くスタンバイする韓国GKくん



・イタリアと2戦した事で本来のアジア式のテクニック重視よりヨーロッパ風のスピードがあるパワープレイにシフトしてきた、というか慣らしてきた。

 

そんな前置きがありましてね・・・ええ、昨日の日韓戦は前回とは全く異なる試合展開になった。

 




初っ端から韓国は実にスピードに乗ったパワー全開のプレースタイル。ああイタリア戦での韓国だなぁといった印象。面食らったのは日本だったろう。第一ピリオドは前回と全然違うやん!みたいなプレースタイル、しかもかなりアグレッシブな感じやったのでアジアの国同士やのに殴り合い上等!みたいなシーンが多々出てきて、近くに座っていたおばさんに

 

「アジア人でも男の人だとこんなにアグレッシブになるのね!」

と驚かれた笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 


いや普段は両国ともとても紳士的です。

 




そんなアグレッシブが幸いしてか?日本が韓国からペナルティーをもらってPKを決めて先制。

 




しかし私と娘は知っている・・・

 

韓国もう

負けられない

GKくんの

メンタルが

・・・・・

 

流石に4戦全敗はまずいよなぁ・・・けれど日本が負けるのもなぁ・・・・非常に複雑な思いである。無駄に隣町で行われた親善試合を全部観に行ったせいである。

 

そして遂に第二ピリオドで韓国が日本に追いつく。第一ピリオドは韓国のチーム変わったんですか?ぐらい様変わりしたプレースタイルに引っ張られるような感じでプレーしていた日本代表も段々と韓国のリズムに慣れてきてここからガッツリ!といった試合展開。実に迫力のあるプレーの連続!

が、しかーし!後ろでずっと大会ボランティアをすると思われる高校生ぐらいと思われる男子が大ふざけで、実にアフォなことばかり言っているので写真撮ったったらこの有様笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 





そんな訳で第二ピリオドは同点のまま、最終ピリオドへ。

 

第三ピリオド始まって早々、韓国がまたGKを超える

 

ピョンゴール

で勝ち越し。

 






さあ!これは日本追いつけるか?日本も結構向こうのゴールへ果敢に攻める時間があったが、

 

韓国GK

頑張る

真顔真顔真顔

何度もいいショットが出たのだが得点には繋がらない、もどかしい時間が続く。

 

残り時間あと僅かなところで日本がタイムアウトをとり、総力戦に出る。しかしそれでも韓国ゴールを破ることが出来ず、逆に溢れたパックを韓国に拾われてしまい誰も守ることのない日本ゴールに入れられしまい勝負あり。

 





結果!

韓国3−1日本

 

ただ試合の結果だけだと大会前の最後の試合で負けてやばいのでは?と思ってしまうが、個人的には韓国がイタリアのプレイスタイルに感化されてスピードとパワー前面押しで試合してくれたおかげで日本代表にとっては初戦のハンガリーとの試合準備として非常に有効だったのではないかと思う。地味に韓国グッドジョブ!と私は思っている。

 

娘は前日に韓国代表の選手や関係者の方にとても親切にしてもらったこともあり、日韓戦では選手がリンクに入るときは日本の選手にハイタッチをもらいにいき、ピリオド終わりには韓国の選手にハイタッチをもらいに行くというルーティンをこなしていたのだが、最終ピリオド終了が近づくにつれて

 

「お母さん、最後どっち行ったらええ?韓国にも行きたいし、日本にも行きたい、無茶迷う・・・だってどっちもみんな優しくていい人やねんもん。」

 

まあハイタッチもらいに行くのなんて娘だけやったからなぁ。

 

日韓代表を

手中に収める

すげーな

 

「あんたが行きたい方に行ったらええやん。お母さんはここでどっちにも拍手送るし。」

 

結果・・・・

 

日本に行った

 

お母さんは試合後に丁寧にお辞儀や挨拶をくださる選手たちに大きな拍手を一人で送る。中には「ありがとうございました」とおっしゃってくださった選手もいて・・・・

 

更年期緩和

いやもう健康ネタええから

 

それにしても選手のお顔とお名前の合致が本当に難しくてね・・・いつも丁寧に挨拶くださる選手がいるんですが

 

あの選手は

誰なんだよ?

 

背中のアルファベットを読んで、その時は覚えているのに家帰ってくると忘れている私なんなん?健忘症?

 

結局覚えられたのは娘が「ちょんまげ君」と見た目そのままやん!というあだ名をつけた9番の高木選手のみ。あとは韓国の11番のロン毛君。激しいモヒカン頭とかしていてくれたら覚えるんやろうけれどなぁ・・・(あと前回のU18の大会にもいらしていた関係者の方とカメラマンさん)

 

こうして大会前の試合は終わり・・・家に帰ろうかと思ったら韓国チームのバスが来たので娘が

「最後に挨拶して行こうかなぁ」というので、しばらく待っていたが

 

寒いよ外

ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ

 

そんな寒い中待っていたら日本代表の選手二人が

 

半袖半パンで

試合後のアップで外を軽くランニング



「ありがとうございました!」

 

 

爽やか!

実に爽やか!

 

しかし外の寒さに耐えられず、韓国代表の見送りは諦めて帰宅することにした。

 

これでアイスホッケー日本代表の事前合宿のリポートはおしまい。大会の方はハンガリー戦と韓国戦のチケットを無事購入。多分どっちかのベンチの近くの席です。頑張って応援してきます。

 

 

 🍀🍀🍀🍀🍀🍀

イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。



 

 

 ↓日本頑張って欲しいっす

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