朝。
うわーーーーっ!
と娘の叫び声!
なんだなんだ?
「ももちゃんがドッグフードこぼしまくってるよ」
ももちゃんは我が家のワンコの事である。ダックスフンドの長い胴に何故か長い足を持ち合わせた雑種犬である。我々が南チロルに引っ越してきた年のクリスマスに保護施設から迎え入れたワンコである。
ふうむ、それにしてもドッグフードを食い散らす事はまずないももちゃんが何でドッグフードをこぼし倒したのか?
騒ぎを聞きつけて旦那が事故現場を見ると…
「あっ、ももちゃんの水入れの方にドッグフードを入れてあったからだ。それでももちゃんが水で濡れたドッグフードを出したんだ。」
どうやら昨日の晩に食べきったドッグフードの器と若干水が残った水の器をみて、朝一番に起きる息子がももちゃんの為にドッグフードを入れたのはいいが、若干の水に気が付かずに彼が「左は水。右はドッグフード」と位置だけで認識していたので右に置いてあった若干水が入った器に迷う事なくドッグフードを注いだ訳である。
それに気がついたももちゃんは
私のご飯が大変!
という事で慌てて水から救出したのだろう。
息子くんは状況判断が時々難しくてできない事もあるので、ドッグフードがなくなっていたから入れてくれたことはありがとう。と。けれど入れる器を必ず確認してからドッグフードなり水を入れるようにしてね。と言った。
それにしても、ももちゃんや。
なかなかやりよる。
こうやってただでさえ秒単位で動く朝一番に
ドッグフード
ぶちまけ
事件
そこからは怒涛の進撃でした。