ガチャ！
パヒューーーーーー！！！！
外から妙な音が聞こえてきた。
ああ、まただな。
下の駐車場名物
クソ大家の
パンクトラップ
また犠牲者が出た模様。
このブログでも時々取り上げるが、本当にクソ設計のため、このトラップに毎年多くのドライバーが引っかかるのだ。以前はトラックが激突して見事にコンクリートを破壊し、これで平和が来た！と思ったも束の間、クソ大家の土建屋の舎弟が元通りに直してしまったのだ。。。
ポルカッ！
ミッゼーリアッ！
日本語で直訳すると「可哀想なブタ」だが、言うなれば「ふっざけんなよ！」「なんやねんこれ！」とかそういう気持ちを表す時に叫ぶスラングである。(PTAに怒られる！)
と今回犠牲者となった実にイタリア人らしい男性はぶつぶつ言いながら車をスーパーの駐車場に移動させた。右後輪のフォイールが曲がりパンクしていた。後ろのプラバンパーも外れている模様。
いつも犠牲者がやるように電話するのかなぁと見ていたら、文句をぶつぶつ言いながらトランクを開けてゴソゴソしはじめた。ああ、確かにスペアタイヤ積んでいるよね。けれどどうやって付け替えるんだろう？すると2、3本の工具を取り出してパンクしてフォイールが曲がったタイヤを外し始めた。これが実に手際が良い！もちろん文句は言いっ放しだ。そしてあっという間にタイヤを取り外し、スペアタイヤを装着しだした。実に器用！凡そ15分ぐらいで無事にスペアタイヤ装着完了。ちゃんとナットが閉まっているか丁寧に確認して、引っかかったプラバンパーを叩いてうまくはめて元通りにした。
お見事である。実に。
そしてぶつぶつ言いながら車に乗り込んで何事もなかったかのように車を転がして帰っていった。
このトラップに引っかかり打つ手なく困惑したり電話する人しか見た事がなかったが、自分で見事に修理してしまう人は初めて見た。
同様の事故が多くなるほどレアケースに出会う確率も高くなる事をなんとなく感じた。
お見事な手際でした。
↓この技術身に付けたい
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