良い病院の見分け方!看護師が6つのポイント教えます

良い病院の見分け方!看護師が6つのポイント教えますnurse

かかりつけの病院は皆さんあると思いますが

そこの病院って良い病院ですか?

病院の受付

自分が通ってる病院の良い所はどんなところですか?

そこの病院ごとにさまざま良い所があると思いますが...

自分がそこの病院に通っている一番の理由って何でしょうか?

「なぜここの病院に来てるの?」
  • 家が近いからなんとなく来ている
  • 来いと言われるから来ている
  • 薬がなくなったから来ている
  • どこの病院が良いとか悪いも言ってられない
  • 病気があるから仕方ない

こんな理由で通院してる患者さんはきっと多いでしょう。

実際によく患者さんから聞く言葉です。

誰でも何かしらの病気があり通院しているのならば

最良医療ケア提供されたいと思うでしょう。

ちゃんと診てほしいし、病気について

分かるように説明してほしいです

誰もが正しい治療を受け病気を治したいと願っています。

そのためには良い病院を探し選択することが大事です。

理不尽な条件で働いている私から見て

良い病院の特徴はすぐに分かります

今回は良い病院の判断基準として6つの特徴について看護師の目線で考えていることや思うことをお伝えます。

私は看護師として多くの患者さんが健康を促進するために適切で最良の医療を受けられるお手伝いをしていきたいと思っています。

この記事を読んで分かること
  • 良い病院の特徴
  • 自分が通っている病院はどのくらい当てはまっている?

待合室やトイレがきれい

待合室

良い病院はまず清潔がしっかり保たれています。

患者さんが来院して一番長く滞在する空間といえば待合室です。

そして人が一番行き来する場所も待合室ですので汚れやすい場所ともなっています。

待ち時間に飽きてしまった患者さんはよく院内を隅々まで見ています

床にゴミが落ちていたり、

天井の隅に蜘蛛の巣があったり、

無料パンフレットなどにホコリがついていたり

私たちが気づかないようなところをしっかり見ています。

患者さんって以外といろいろな所見てるんですね

待合室の掃除ができている病院は患者さんに対していい気持ちで院内で過ごしてもらおうという誠意が表われています。

トイレに関しても同じことが言えます。

トイレ

病院の待ち時間が長いとトイレを使用する患者さんの数も多くなりますし、特に高齢者や子どもが多い診療科だとトイレをきれいに使うことができない患者さんがたまにいます。

確かにトイレが汚いと嫌な気分がします。トイレはもちろんきれいな方がいいです。

それがしっかり考慮されている病院はスタッフが数時間に1回トイレの見回りに行っている病院がほとんどだと思います。

1日に最低1回は掃除をしないと清潔を保つには難しいと思うので、忙しい業務の中それができる病院は本当に素晴らしいと思います。

掃除がしっかりされている病院は完全に患者さん目線で物事を考えていますので、とても評価が高い病院だといえるでしょう。

急な休みがない

Closedの札が下げられている入口ドア

病院の前まで行ったのに、急なお休みだったということありますよね?

ホント残念な気持ちになります。

誰でも未来のことは分かりませんし、

いつどうなるか分からないのですが

急な休みが頻回な病院
不便ですし、不信感を持ってしまいます。

例えば

事前に分かっている休みであれば、ホームページに掲載されていたり

院内の掲示に出ていたりするため患者さんは確認できますが

突然の休みは患者さんにとってとても迷惑な事です。

病院に来る患者さんは、

その日1日仕事の休みをとってくる人や

送迎を誰かにお願いしてくる人

タクシーの予約をしている人

わざわざ遠くから電車やバスで来る人

などその日の受診のためにいろいろな準備をしてきますので、医療機関側の都合での勝手な休みは極力避けてほしい行為です。

それなのに、そういった休みが頻回にある病院は計画性がなく、あまりにも自分勝手といえるでしょう。

良い病院は患者さん中心の考えを持っていますので、休みに関しては事前のお知らせを早い時期から患者さんにお伝えしています。

患者さんのために計画的に行動できる病院を選ぶべきです。

看護師の身だしなみが良い 

2人の看護師と薬

病院で待たされている患者さんたちは、ある程度の時間が経つと「まだかなあ」といった表情で診察室に呼び入れるスタッフの姿を目で追い始めます。

待ち時間が長すぎると自分の順番は忘れられてるんじゃないかと不安になります!

この時患者さんは、忙しそうに作業しているスタッフの着ているものや身に着けているもの、髪型などをよく見ています

ユニフォームやシューズが汚れているスタッフよりもきれいな物を身に着けているスタッフにケアしてもらいたいと大体の患者さんは思っています。

身だしなみをきれいに整えるということは、医療従事者であれば学生の時に学ぶ基本中の基本ですので、できて当たり前の行動です。

一般的に身だしなみは心の表われとも言われていますので、患者さんが不安にならない身だしなみで接するのが適切です。

それでは具体的に医療従事者の適切な身だしなみとは

  • 髪の色が明るすぎず、きれいにまとめてある。
  • 汚れていないユニフォームを着ている。
  • アクセサリーはつけない。
  • 爪は短く切り、ネイルはしない。
  • 派手な化粧はしない。

などがあります。

「人を見た目で判断してはいけない」といった意見もあると思いますが、病院で仕事をしている時だけでいいので

身だしなみの基本ルールは守れる病院を選びましょう

看護師の患者への対応が優しい

患者とナース

患者さんが1番気になるのがやはり看護師の対応だと思います。

特に初めて来院する患者さんにとっては
不安でいっぱいな気持ちで来ますので、その不安をあおるようなことをするのは良くない対応です。

医療従事者は病気のある人に対してそういった態度は絶対にしてはいけないと思います

患者さんに威圧的な態度をすると患者さんは委縮してしまって、症状を上手く伝えられない時があります。

症状が分からないと正しく治療することもできませ

患者さんの立場や気持ちを理解し、思いやりを持って接することがとても大事です。

看護師さんが優しいととても安心するし来て良かったあって思います。

良い病院では必ず患者さんへの親切な対応を心がけるよう接遇マナーを徹底したり、定期的に研修を行っています。

病院経営にも関連することですので、すべての病院が力を入れなければならないことだと思います。

患者さんとのコミュニケーション能力の高い医師がいる

医者と患者が向き合っているイラスト

患者さんの病院受診の最大の目的が、医師に診てもらい治療を受けるということです。

院内に最終的に病気を診て判断できるのは医師しかいませんので、患者さんが最も用事があるのは医師なのです。

医師は病気を診ることができる人ですので、ちゃんとみてもらいたい患者さんは診察室で事細かく自分の症状を医師に伝えようとします。

ちゃんと診てもらおうと思うとつい話が長くなっちゃうのよね。

医師も人間ですのでさまざまな医師がいます。

患者さんの発言に対し無言だったり、イライラしている態度をわざとしたり、とにかく患者さんの話を聞かずに意見を押しつけたり、と見ていると患者さんがかわいそうで胸が痛むときがあります。

話しづらい雰囲気のドクターっていますよね~

患者さんから見て医師のイメージとは完全に立場が上の人というようなイメージだと思いますので、医師に対して面と向かって批判したり、意見を言う患者さんはあまり見たことがありません。

でも患者と医師の間に格差は全くありません

人類みな平等!

良い病院の医師は

患者さんの話を

しっかり聞き理解しようとしてくれます。

そして患者さんが理解できる説明

その症状に合った治療

適切にすることができます

患者さんと正しいコミュニケーションをとれる医師が病気を診てもらう上で1番安心なのです。

人間関係が良くスタッフが辞めない

いきいきとしたナース

良い病院はスタッフの離職が少なく、長く勤めている人が多いです。

患者さんに対する医療の提供のしかたが適切な病院はやはり労働条件も良いと考えられます。

例えばスタッフ間の仲が良いことや、チームワークが良い、仕事中のちょっとした会話の雰囲気が良いなど、楽しそうに働いている姿はすぐに患者さんに伝わります。

そんな病院で働きたい!

スタッフがすぐ辞めてしまうのは、それに対しての対策が行われていない証拠ともいえますし、何か問題があるから良い結果が出ない訳で、それを解決しようとする体制が整っていないのは良いこととは言えません。

経営者と雇用者の間で何か問題がある可能性もあります。

スタッフの離職率は患者さんからの評判よりも、仕事を探している医療従事者や地域での評判の影響力の方が強いため、良い病院かどうかの判断基準としては最も重要なポイントだといえます。

看護師を目指してる人や興味がある人はこちらもどうぞ

まとめ

  • 待合室やトイレがきれい
  • 急な休みがない
  • スタッフの身だしなみが良い
  • スタッフの患者さんへの対応が優しい
  • 患者さんとのコミュニケーション能力の高い医者がいる
  • 人間関係が良くスタッフが辞めない

皆さんが通院している病院はいくつ当てはまりましたか?

これからの医療のあり方

少し昔は父権主義といって「医者は神様」といわれ患者はされるがままの医療が当たり前だった時代がありましたが、現代においては「医療をサービスと捉えましょう」という動きが強くなっています

もう一つ情報社会となり、インターネットで病気に対しての情報がすぐに得られる時代ですので、患者さんも病気に対して簡単に知識を得られるようになりました。

そのおかげで医療機関側は、患者さんにたくさん来てもらうためにさまざま努力をし、患者さんは最良の医療を受けるために医療機関を選択できるという良循環が発生します。

でもそれはまだまだ不完全で、現状そうなりつつあるとまでしかまだいえない状況でしょう。

多くの良い病院は、たくさんの患者さんに来てもらうために接遇マナーを教育プログラムに取り入れ、医療をサービスとして向上させようとしています。

医療を受ける患者さんは、きちんとそれを見極めて病院を選ぶことがとても重要です。

是非自分の体ですので最良の医療を受けられるよう、自分に合った良い病院に巡り合えることを祈っています。

いくみん
いくみん

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

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