ごくうは眠りたい眠れない

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なぜ眠るのか?生き物と睡眠の関係

眠る意味

なぜ眠るのか?生き物と睡眠の関係

【はじまり】

みなさんこんにちは!

願いをかなえるニョイホウジュ!
私は 如意宝珠ごくう です。

 

このブログは、自分自身が寝不足だったり不眠だったりすることからはじまったブログです。

なぜ眠るのでしょうか?


結論を先に言えば、

睡眠はほとんど解明されていないのでわかりません。

 

睡眠は神秘的な現象です。

 

生物は睡眠を必要とします。

動物にまつわる睡眠の話を私なりにまとめました。

 


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この記事の主な内容
  • 眠る意味について
  • 地球ドラマチック「『眠る』って何!生き物と睡眠の深い関係」 より
  • 個人の感想です

 


オラウータンの睡眠

 

人間に近いオラウータンの睡眠はどのように機能しているのでしょうか。

 

木の上で眠るオラウータンは、深い睡眠がとれるようになりました。

 

オラウータンは、毎日、新しい寝床を作り就寝します。

 

毛布などを与えて、睡眠環境をよくすると、

オラウータンの睡眠は、長くなり、睡眠の質も向上しました。

 

睡眠の質が向上したオラウータンの認知テストは、連続の正答数が上がります。
(タッチパネルを操作します)

結果として、睡眠の質が認知能力に大きく影響するという話です。


ミツバチ(昆虫と睡眠の話)

 

睡眠の研究は、脊椎動物についてのものがほとんどです。

ミツバチも寝ます。

 

羽化したてでは、9~10時間くらい。

老化とともに短くなりますが、それでも7時間は寝ます。

 

ミツバチは、仲間に水や食料、新コロニー候補地などを「ダンス」で伝えます。

ミツバチの睡眠を妨害する実験をすると、ダンスの精度が下がり、コミュニケーション力が落ちます。


最大の陸上動物ゾウ

 

野生のゾウはあまり眠りません。
一日に2時間。
レム睡眠は、9日に1度。

 

ゾウは巨体を維持するために、睡眠を短くして食事をしています。

1日100~500kgの食事量です。

生物によって睡眠のスタイルは異なります。

 

オットセイの半球睡眠

 

オットセイは、陸上でも水中でも眠ります。

水中から片ひれを出して浮かんで寝ます。
この時、脳の半分は寝て、脳の半分は起きています。
半球睡眠と言います。

 

呼吸のため完全に眠らないのです。

陸上においては、他の動物のように、レム睡眠とノンレム睡眠脳全体で睡眠をとります。


オットセイのレム睡眠の必要性について

オットセイは水中で眠ります。

レム睡眠だと体が弛緩し、溺れますから、レム睡眠ではありません。


レム睡眠が足りない」
と普通は考えます。

 

しかし、陸上での行動では、特別にレム睡眠を求める様子はありません。
(陸上の哺乳類のような睡眠サイクルをします)

レム睡眠を求めないことの理由は、
半球睡眠が「水中での睡眠時の脳をあたためるため」レム睡眠を必要としないのではないだろうか、という説があります。
(解説:そもそもレム睡眠は、睡眠中に脳の温度が下がらないように、レム睡眠があるという説があります)

 

渡り鳥(カナダガン)の睡眠

 

カナダガンは半球睡眠です。

 

捕食者を警戒するため、片目だけ閉じて眠ります。

警戒に当たる物だけが半球睡眠です。


睡眠と警戒。2つのニーズを満たすため発達したものだと考えられます。

 

カナダガンは、泳ぎながら眠るということが、実験研究からわかりました。


それは半球睡眠でもありません。


半球睡眠をする渡り鳥ですが、
どうも両眼を閉じて、足で水をかいていることがわかりました。

 

ということは、長く空を飛ぶときに「寝ていることもある」ということが考えられます。

 

イカの睡眠

 

イカも眠ります。

イカの睡眠中の脳活動は皮膚にあらわれます。

 

イカの皮膚の色素細胞が、広がったり縮んだりすることで色や質感が変化します。

偽装や狩りをするときに使います。


色素細胞は脳とつながっています。

 

睡眠中も色が変化します。
自分の居場所が色の変化でわかってしまいます。

 

せっかくの擬態が意味がありません。

 

リスクを負ってでも眠らなければならないということです。

睡眠そのものが必要、重要、特別であるということです。


ジャンボアメフラシの睡眠と学習

 

睡眠がアメフラシの学習能力や記憶を高めるかどうか?という研究があります。

 

ジャンボアメフラシは単純な神経系を持ち、

人の800億の神経細胞に対して2万ほどしかありません。


そのため、睡眠の機能の核となる部分を明確に知ることができます。

 

海藻を食べて夜に眠ります。

 

まず、「海藻を網に入れて食べられない」
ことを学習させます。

 

実験で、一晩中起こされ続けたアメフラシの場合、長く海藻を食べようとねばります。

学習力が睡眠によって整理統合されていないためです。

 

睡眠をとったジャンボアメフラシは、労力や時間をかけずに理解します。

 

【ごくうの感想】

 

渡り鳥のカナダガンは、長距離飛行をします。

しかしその時に、寝ていることもあり得るという話でした。


とても興味深いです。

睡眠は神秘的な現象ですね。

 

睡眠のテクニックをわかりやすく紹介しています。自分自身が寝不足だったり不眠だったりする経験からはじまったブログです。

 

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番組情報

 

2022/10/22
地球ドラマチック「『眠る』って何!生き物と睡眠の深い関係」 より

 

睡眠学者
デビッド・サムソン


生物学者
バレット・クライン


解剖学者
ポール・マンガー


神経解剖学者
アドヒル・バグワンディン


睡眠学者
ニールス・ラッテンボルク


動物行動学
テレサ・イグレシアス


神経科学者
アルブレヒト・フォルスター

 

最後までご視聴ありがとうございました。
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