元白鵬に関する「暴行告発状」取り巻きが市議にヘッドロックか

スポンサーリンク
J_Entertainment

Last Updated on 03/18/2024 by てんしょく飯

 

元白鵬・宮城野親方に関する「暴行告発状」“白鵬米”販売会で写真撮影をめぐるトラブル「取り巻きが市議にヘッドロック」証言

 

スポンサーリンク

国技を揺るがす大騒動

 

歴代最多の優勝45回を数える大横綱が、“角界追放”の瀬戸際にある──弟子の暴力問題で“師匠剥奪”となった元横綱・白鵬の宮城野親方だが、週刊ポストはその新たな醜聞を掴んだ。国技を揺るがす大騒動の核心に迫る。

 

南魚沼でのトラブル

 

どのような“厳罰”になるのか──相撲協会内では、水面下のやり取りが続く。

 

幕内・北青鵬(引退)の暴力問題で、師匠の宮城野親方は2階級降格と減俸処分となり、春場所では同じ伊勢ヶ濱一門の玉垣親方(元小結・智乃花)が師匠代行を務める。

 

 

「場所前に一門は4月以降の宮城野部屋について、移籍先などの処遇案を執行部に提出したが、それが突き返された。八角理事長(元横綱・北勝海)ら執行部は部屋を閉鎖させる意向だが、親方や力士の移籍先など、最終的な結論は場所後に出ることになる」(協会関係者)

 

現役時代から奔放な振る舞いで処分を受けてきた宮城野親方。弟子の暴力問題の調査を妨害した疑いもあり、執行部は厳しく対処する構えだ。

 

春場所会場のエディオンアリーナ大阪では、音羽山親方(元横綱・鶴竜)らとともに先場所までと同様に記者クラブ担当を務めている。

 

「白鵬は何事もなかったように振る舞っているが、新聞・テレビの記者の応対はどこかよそよそしい。専属評論家としているスポーツ報知は白鵬を紙面に登場させていないし、NHKも解説者のリストから外したと聞く。メディアも腫れ物に触る感じ。

 

春場所は控室で鶴竜とチェスに興じる姿がお馴染みだが、今場所はその様子もなく大人しくしている。宿舎に籠り、場所入りもこれまでの高級外車ではなく国産のワンボックス。次に何か起こせば本当に再起不能になりかねませんから」(担当記者)

 

そうしたなか、関係者の注目を集めるのが、場所直前に相撲協会に送られたとされる宮城野親方に関する「告発文」だ。本誌がその存在をNEWSポストセブン(3月12日付)でスクープした文書は、3月4日付で八角理事長、コンプライアンス部長の花籠親方(元関脇・大寿山)、コンプライアンス委員会に送られたものとされる。

 

表題に〈元白鵬氏とその取り巻きによる被害について〉とあり、送り主は新潟・南魚沼市議A氏。2022年秋、宮城野親方が携わる〈白鵬米「夢」〉の収穫イベントで、A市議が“白鵬の取り巻き”である販売会社の支援者B氏から暴行を受け、その後、呼び出しを受けて脅迫されたという内容だった。

 

ヘッドロック状態に

 

「白鵬米」は、2009年に横綱時代の白鵬が北海道滝川市と協力して、寒冷な母国・モンゴルでの稲作普及を目指すプロジェクトとしてスタートした。ただ、滝川市との取り組みは2019年で終了。引退後の2022年に販売会社を通じて南魚沼市の農家と提携し、「白鵬米」と名付けたコシヒカリの販売を始めた。地元紙記者が言う。

 

「高品質なお米のオンライン販売で、品質は間違いのない特A地区特別栽培米。ただ、5kg6200円という値段で、定期便4回で2万4800円。抽選で親方のサイン色紙が付くものの、通常より2~5割は高い」

 

宮城野親方が田植えや刈り入れをする写真でPRされ、2022年12月に南魚沼市のふるさと納税返礼品にもなって同年度は完売だったという。

 

「“商売上手”の白鵬はこうしたビジネスも含めての豊富な資金力で協会内の勢力を拡大してきた」(前出・協会関係者)とされるが、現在はなぜか、白鵬米の販売会社のHPは閉鎖されている。

 

白鵬が手掛けたビジネスの現場での暴行トラブルの告発は、どのような内容なのか。「元関脇・貴闘力が3月6日に自身のYouTubeに告発文の内容を投稿。その後、告発者のA市議から削除依頼があったとして動画を消したが、場所直前で角界関係者の注目が集まっていた」(同前)のだ。

 

告発状を出したA市議に連絡を取ると、代理人の弁護士が「現時点では取材には応じられない」とするのみだったが、現地取材で詳細が判明した。

 

トラブルは2022年10月9日、南魚沼市の旅館の駐車場で開かれた白鵬米の試食会イベントで起きていた。A市議の告発状ではイベントが終わる間際に突然、白鵬米の販売会社のB氏が殴りかかってきたと記されている。

 

別の魚沼市議は、地元で告発状提出が騒ぎとなったために、3月上旬にA市議からの説明を受けたと証言する。

 

「A市議の身を案じた同じ会派の市議たちは事情を説明してもらった。白鵬サイドのBという男にヘッドロックされ、軟禁されたといった説明で、警察に相談したほうがいいという話になった」

 

トラブルの現場にいた複数の目撃者の証言によれば、原因は「宮城野親方との写真撮影」にあったという。宮城野親方は笑顔で記念撮影に応じていたが、「会場内に個人的な写真やサインはNGの張り紙があったのに、A市議が自分の招待者にサービスで撮らせ、スタッフと揉めていた」(目撃者のひとり)というのだ。

 

当時の地元紙では宮城野親方の「みんなが喜んだ顔で、うれしかった」とのコメントが報じられたが、その裏でトラブルがあったわけだ。

 

 

 

Loading...

コメント