ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「レット・ゼム・オール・トーク」

2022年12月07日 | メリル・ストリープ
2020年製作、劇場未公開の映画の紹介です

監督は、スティーヴン・ソダーバーグ。
劇場未公開が残念な、豪華な俳優陣のドラマ映画です。
主演・出演は、メリル・ストリープ、キャンディス・バーゲン、ダイアン・ウィースト、ジェンマ・チャン、ルーカス・ヘッジズ。


世界的に有名な小説家、アリス・ヒューズはカフェで新しいエージェントと会話します。
高齢の前エージェントに代わるカレンは若く、一生懸命話します。
イギリスでの授賞式の話では、飛行機がダメと断るアリスにカレンは豪華客船の旅を提案します。
知り合いを同船することで行くことに決めたアリスは、当日甥っ子のタイラーと共に乗船し、
大学時代の友人・ロバータとスーザンも別々に乗り込みます。
豪華客船“クイーン・メリー2”のラウンジで友人と再会したアリスは、
執筆で忙しく夕食しか会えないと話しお勧めの作家の本を渡します。
部屋に落ち着いたタイラーは、カレンから電話を受けアリスには内緒で乗船していると話されます。
更に、アリスの執筆中の情報がどうしても欲しいと頼まれ、タイラーは引き受けるのです。
翌日夕食の際、ファンに囲まれている男性についてタイラーが尋ねると、
ロバータとスーザンは有名なミステリー作家で大ファンだと興奮します。
ミステリーは邪道だと言い放つアリスですが、思いがけない場所でそのミステリー作家に会話されるのです・・・

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原題も『Let Them All Talk』
Let Themは「任せて、ままよ」
All Talk「口先だけの人、口ばっかりの人、理屈ばかり言う人」
う~ん、「勝手にしゃべらせといて」って感じかなぁ。

確かに、それぞれのセリフは、普段使うような、普段じゃべっているような語り口でした。
どもったり、黙ったり、次に何を言うのかちょっと待つ感じがとても楽しめました。

甥っ子役は、ルーカス・ヘッジズ。
この映画では、「おばあちゃんたちの相手をしなくちゃ」と嬉しそうに友人に語っていて、とても好感度大の役どころでした。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2017)では、アカデミー助演男優賞ノミネート他、たくさんの賞を受賞しています。
「ある少年の告白」(2019)では、ゴールデングローブ賞 映画部門/主演男優賞 (ドラマ部門)ノミネートがあります。
他、「ベン・イズ・バック」(2019)、「ハニーボーイ」(2020)、「フレンチ・イグジット ~さよならは言わずに~」(2021劇場未公開)などの出演・主演があります。

カレン役は、ジェンマ・チャン。
香港系イギリス人の女優さんなんですね。
「エグザム」(2010)、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(2016)、「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」(2019)、「エターナルズ」(2021)などの出演・主演、
現在「ドント・ウォーリー・ダーリン」が公開中です。




“クイーン・メリー2”

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“クイーン・メリー2”がとっても素晴らしかったです!!!

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