myounakodawari’s blog

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自動運転バスに乗ってきました!鳥取市実証実験

まえがき

筆者は自動運転には賛成の立場である。

最近の車の運転補助機能はドライバーが馬鹿になるだけという意見もあるが、そうやって少しずつ馬鹿になって、最終的に車任せの時代が来ればいいなぁと思っている。

でも、完全な自動運転はまだまだ先だろうなと思っていた。そんな矢先、筆者の住まう鳥取市で実証実験が始まるらしい!しかも一般人も体験可能!!

ということで、自動運転バスの体験記を書いておこうと思う。

概要

走行場所は鳥取駅から県庁まで。一応駅前の栄えている場所... 栄えているはずの場所だ。100円巡回バス「くる梨」の置き換えを想定したコースとなっている。

車体はティアフォーMinibusという、自動運転を前提に開発された小型EVバス。

鳥取市の掲載している情報は以下のリンクから

令和5年度自動運転バスの実証実験について|鳥取市

車体

自動運転バス

バスターミナルにやってきた車体。量産車では有り得ない飛び出た大量のセンサや寄せ集めみたいなライトを見るとテンションが上がった。

車内は撮影禁止だったため、写真はこれだけ。

走行

バスターミナルを1周して県庁の方向に向かうのだが、発進とバスターミナル出口では手動走行に切り替わっていた。

道中も時々、手動に切り替えて走行していて、実用化は遠そうだなと思う反面、できないことを洗い出す実験ができている時点で、そう遠くもないのかなと思った。

自動運転自体は非常に滑らかな制御で、不安感は感じなかった。車内にはセンサから取得した外部の状況がマップに記されていたが、人間には到底認識できない数の人、自転車、車を認識していることが分かった。

度々、黄色信号で停止する場面があったが、急ブレーキという感じではなく、基本的な走行に関する制御のレベルはかなり成熟していると感じた。

課題となるのは予測が難しい歩行者の動きだと思う。実験中は歩道の傘に反応して減速したり、横断歩道付近の歩行者(渡らない)に道を譲ろうとすることがあった。これは何もしなくても10年ぐらいで解決されるんじゃないかな。過疎化で...

実験中に対向車側から救急車が来ることもあった。この時は手動走行に切り替わったが、これは実証実験の条件として緊急車両に対する対応が決まっているらしい。

乗り心地

ティアフォーMinibusの話だが、酔いやすい筆者でも乗り物酔いをすることがなく、個人的には高評価だ。4隅に配置されたタイヤ、重たいバッテリーのおかげで走りが安定しているのだろう。ただ、バスとしては足が固いように感じたので、一般的には乗り心地が悪い部類に入るかもしれない。また、椅子が駅前のベンチぐらい固いので、短時間でも身体が痛かった。

あとがき

自動運転凄いでしょ!っていう感じではなく、実用化には程遠い実験段階で一般人が試乗できるというとても楽しいイベントだった。

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