春の上越日本海!のっこみ真鯛を探して【直江津/八坂丸編】

釣果報告【海釣り】

今回は全国的にも真鯛の聖地と知られる地。新潟県上越の直江津【八坂丸】にてコマセ真鯛にチャレンジを行う。

釣行日

4月24日 AM5:00~PM13:00(小潮)晴れ

真鯛のっこみとは

真鯛が産卵期に入り、浅場に集団で押し寄せてくる時期を指す。
産卵のために餌を求め追い食いをする季節は多くの釣り人たちを魅了する。なぜなら海の王様とされる真鯛を手軽に釣る事が出来るからだ。婚姻色で鮮やかな姿は【桜鯛】とも呼ばれ釣り人にはたまらない旬な季節到来でもある。




八坂丸

新潟県上越の直江津にて遊漁船を行っている。通年真鯛釣りを含め、四季折々の魚を狙っている。昨年よりYouTube投稿も行っており全国各地に釣りの楽しさを届けている。

仕掛け

真鯛の仕掛けはフロロ6号7㍍・フロロ4号の二段テーパー仕掛けが一般的だ。
針は比較的吞み込ませやすいよう9号前後で狙う。
本格的なのっこみの季節は10号以上の大きな針を使用するがこの時期はまだ型が小さい。
水温も低いため敏感な真鯛が多いため針をかけるよりは呑ませるがベスト。


この時期の釣り方

基本的にこの時期の真鯛は活性が低い。
春の訪れとともに雪解けが進み、雪代が入り海水温が下がるからだ。
そのため真鯛はじっと海底で息を潜めている。コマセを撒くだけでは浮いて来ない事の方が多い。

そのため船長の指示棚の範囲内で落とし込みなどの誘いが必要である。ただし、落とし込みは慎重に行う必要がある。万が一落とし込みを大きく行うと真鯛の群れを散らす可能性がるからだ。そのためドラグを緩め、少しづつ付け餌を落とし込んで誘っていく。付け餌をの位置を移動させる地味な動きだが真鯛には最も効果的な誘いに繋がる。

釣果報告(前半)

上記で記述した通り、海水温低いこの季節は真鯛の活性は低い。
まず最初に岩礁帯の深場から狙う。棚は35㍍前後だ。
真鯛の影は船長のソナーには映るものの浮きは悪い。念入りに誘うも反応はなく時間だけが過ぎていく。胴元で真鯛がヒットするも0.5㌔未満でカウントサイズではない。
私にもヒットがあったが釣りあがってきたのはホッケだ。いかに海水温が低い事が分かる。なかなか厳しい状況だ。


釣果報告(後半)

厳しい状況下は続く。
もうすでに朝の10時だ。高気圧の影響で晴れ間をのぞかせ外気温は4月とは思えない陽気だ。
日の光も入りにわかに真鯛の活性が上がるのではないかと【八坂丸船長が言葉を発する】。
意を決してのっこみ本番の浅場を狙うとの事。今年初めての場所に真鯛はいるのか…。

真鯛の姿はそこに

のっこみの棚は5㍍で砂地だ。
仕掛けは12㍍と長いため落とし込みは注意が必要だ。
棚の基準はコマセかご。
10㍍以下には落とし込まないよう船長の指示が入る。慎重に仕掛けを投入し、棚の1~2㍍の範囲でゆっくり誘いこんでいくと…

待望のヒット

大きく竿が海中に突き刺さる。
来たーーーーーーーー!!

ゆっくり竿を立てしっかり合わせる。
真鯛釣りの醍醐味は始まる瞬間だ!
一本のハリスを手繰り寄せ、真鯛とのコンタクトを楽しむ。押しては引いての繰り返しを経て現れたのは2㌔前半の美しい真鯛。

まさに桜鯛の一言に尽きる。



私の友人も同様にヒットする。うれしい瞬間だ!少し色目は黒ずんでいるが立派な真鯛だ。

今回の釣りを終えて

真鯛を見るからに、のっこみは始まりつつある。釣果は決して満足できるものではないが旬の到来を感じさせてくれた。のっこみ開始宣言は刻一刻と迫っている。
釣人を楽しませる瞬間はもうすぐだ!

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