OFIIの学校が始まった！※クラス替えてもらった話（初日～2週間経過まで）

OFIIから200時間の学校へ通うことを命じられ、無料だし先生も優しそうだからという理由で他の学校には行かず結局OFIIの学校に行くことにしました

ブログにも書きましたが、市民講座と学校は全く同じ場所です。

フランス在住の方に役立つ情報をシェアできればと思ってます

もしよければワンクリックずつ応援していただけると幸いです

■1日目

さて初日

教室には初日のメンバーがたくさんいました。人種はアフリカ系とアラビア系のパラダイスアジア人は一人もいません

私が日本人だと知った周りの生徒達はヤバいくらいテンション高くなって何か知らんけど喜んでました。

「日本最高！東京ーーーーーーーーー！」的なことをアラビア語で言ってました。

さて、午前中は名前書いたり書類記入がメインで少しだけテスト？？的なのをしました。（普通にグーグル翻訳使ってOK）

ここで先生が見ているのはアルファベットが書けるかどうかでした

書けない人達はOFIIから600時間とかもらってました（汗）

基本的にアルファベットが書ける場合は100時間、200時間、400時間の内のどれからしいです

たくさんの生徒の中でアルファベットが書けるのは私を入れて3人だけ。

3人は午後、別の教室に移動してフランス映画を見て初日終了！

まぁ初日はレッスンではなくクラス決め的な感じでしょうか。

■2日目

2日目からはレッスンスタート

基本的にみんなどこの教室に行ったら良いかわからないから下の階で待機してます。すると先生が来て「こっちだよ～」と教えてくれます。

2日目は昨日の3人に加えて、ウクライナ、ロシア、トルコ、イラクの人達で教室は満員（たぶん20人ぐらいいた。）

一人ずつ自己紹介（名前と国籍、好きなこと（物））していきました。

私は日本人です。というと「おぉぉぉぉぉぉ！！」みたいな感じになった。

とくに先生が猛烈に興奮していて、「日本大好き！」と言ってました。

ちなみにこの先生が私の先生になる（3日目まで）ゲイの先生です。（20代ぐらいの若い人。仕草や容姿からして100％ゲイ）

そして授業は…難しい！何言ってるかほとんどわからん！！

レッスン内容は予約変更のメールの返信の書き方などでした。

特にこのクラスのアフリカ系やアラビア系の人はフランス語を話せる人が多い。この人達は基本的に筆記が全くできないため学校に来ているみたいです。

トルコ人の男がやたらと教えてくれましたが、この人ヤンキー系で声がデカくてマナーやリスペクトが全くなっていない人だったのでこの日を境に話さないようにしました

その日はトルコとイラクの男性たちと話しましたが、この2人はOFIIから200時間もらって100時間が経過した時点でテストして、受からなかったので残りの100時間通ってると言ってました。

この人達は1回テストを受けたので、どんな内容のテストだったかを教えてくれました。

テストは筆記、リスニング、スピーキングの3つらしい。

基本的に筆記のジャンルは仕事、病院、アパートに関する筆記。
（例：予約をキャンセルしたい、アパートを探している…etc）

リスニングは数字（電話番号など）が出るそう。

スピーキングはわかりませんが、恐らく自分の名前、住んでる場所、好きな事など言えたら良い感じ。

なるほど…。問題はクラスです。本当に授業が難しすぎるし旦那に内容見せると「これはA1のレベルじゃないよ」と言っていました

そんな感じで午前中が終わりました

ちなみにここの学校はとにかく休憩時間が長い

9時から授業ですが9時に始まったことは2週間経過した今まで1度もありません

そしてランチタイムは12時ごろ～13時45分までですが、実際は14時になっても授業は始まりません（笑）

実際に午前と午後の授業時間は最大で2時間ずつってとこです。

基本、10時半に休憩が30分以上あります

私も時間にルーズなのでこれはかなり助かります

午後の休憩時間にウクライナの男性がカタコトのフランス語で「日本に住んでたんですか？日本大好きです」って言われました。

日本が好きな人が多くて嬉しかったです

さて、午後からもややこしい内容を習ってよく覚えていません

そんな感じで2日目終了。「本当にこれで大丈夫なのか…？」と思った1日でした。

■3日目

3日目は本格的にクラスが決まり、私を入れた5人になりました。

2日目に会ったトルコ人、もう一人フランス語が流暢に話せるサウジアラビア人、アフリカ人の女性、あとの2人もサウジアラビア人（1人マクロン大統領に似てるおっちゃん）です。

フランス語話せるサウジアラビア人のおっちゃんなんてフランスに10年も住んでいる！そりゃフランス語話せるわ

何でA1のクラスいるのか聞いたら、筆記が得意ではないらしい。

5人の内、私とマクロンはほぼ同じぐらいのレベルに加えてマクロンはアルファベットがほとんど書けません。

ゲイ先生のレッスン、2日目に続いてまたも難しい…

アパートの紹介、家具の紹介などしてくれますが、さっぱりわからない

ゲイ先生が何言ってるかわからないから、質問されても「わかりません」しか言えない…。

私とマクロン以外はみんなスラスラ答えられてるのに。

これはストレスです

よくわからないまま1日を終えて、4日目に続く。

■4日目、ついに不満爆発！

4日目も同じクラスの皆でレッスン開始

ゲイ先生「昨日何した？」から始まり（これは答えられた）、またまた授業はややこしい内容…。

質問されてもわからない…話せない、聞き取れない

さすがにイライラしてきて、3日目と4日目はほぼ何も学べていない状態です。

これじゃ意味がないと思い、レッスンが終わってゲイ先生と話しました

ここから英語で思いをぶちまける↓

ゲイ先生が「英語で話してくれて良いよ～」

私「OK！まずこのクラスは私にとって合ってると思わない」

ゲイ先生「よくわかるわかる！」

私「私以外みんなフランス語良く話せるし、先生が何言ってるか私以外みんなわかってる。それってストレスだし私はクラスを変えるべきだと思う。」

ゲイ先生「気持ちすごくわかるよ。Mai（私の名前）は200時間ってことだし、僕のクラスになったんだ。通常は100時間、200時間、400時間の人たちは僕のクラスになるんだ～。」

ゲイ先生「でも大丈夫！心配しないで！最初の1週間は様子見ってことだけど、来週から変更できるよ！この後、他のスタッフの女性とミーティングあるから彼女のクラスに変えてもらえるか聞いてみるね。」

ゲイ先生「話してくれて良かった。僕も教師だからこういう意見はとても参考になるよ。Maiは授業中にあんまり発言しなかったから心配してたんだ。」

私「そうそう！発言したくても何質問されてるかさえわからないし、そうなっちゃったわ。」

ゲイ先生「なるほどねーーー！わかるわかるよその気持！」

こんな感じで私の伝えたいことは全部伝えました

「心配しないで」

という言葉を何度も聞いたし、安心したし思ってること伝えられてかなりスッキリしました

その後は普通の世間話。

ゲイ先生、話しだしたら止まらない！結局20分ぐらい喋ってました。

私「ところであなたフランス人？」

ゲイ先生「ううん。僕ロシア人」

私「どうやってフランス語学んだの？」

ゲイ先生「もともとロシアの大学でフランス語学んでたんだ～。でも難しすぎて1回止めようと思ったぐらい。でも何となく続けてみると、まぁ悪くない。っと思って結局学び続けた感じ。」

ゲイ先生「それからフランスに来たんだけど、ビックリするほど僕のフランス語が通じなかったんだ…。現地のフランス人に、”君何語話してんの？”と言われてショックだった。だからフランスで色んなコミュニティに参加してフランス人と話すことに専念したりしたんだ。」

ゲイ先生「Maiはフランス人の旦那さんがいるんだし、毎日でもフランス語を話すと上達するよ！」

他にもビデオゲームの話とか色々しました