おそらく中国系。家族で観光にきているようだ。
場所は江の島。長い橋を渡ったあと、お店が左右に立ち並ぶ緩やかな坂道のエリアだ。いくつかの露店もあっただろうか、そこにその家族はいた。
小さい女の子。4〜8歳くらいに見える。何かをパパにせがんでいるようだ。おおかた、可愛いお土産でも買いたいのだろう。
するとパパはお金を渡した。財布からペロり、一万円。買っておいでと言わんばかりにそのまま渡すと、女の子はそれを手に持ち、そのままどこかに行ってしまった。
あれは間違いなく一万円だった。子供に渡すには大金だ。しかもそれをお札でそのまま。女の子は財布に入れることもなく、そのまま手で持っていた。
どんな感覚だ。いろんな疑問が渦巻いた。
まず、小さな子供に一万円を渡すこと。子供と一緒にお店に行って、そこで買わないのか。何を買うか、何を買わされるか、不安に思ったりしないのか。
そして、財布にもポケットにも入れずに手に持っていたこと。盗られるとか思わないのだろうか。盗まれなくとも、引っかかったり風で飛んだりするのではないか。指で掴んでいただけだ。普段、自国ではどうお金を扱っているのか。
富裕層とはあんな感じなのだろうか。日本円での一万円なんて、あってもなくても変わらないのだろうか。大事にするものではないのだろうか。
別に悪いことではない。ただ、なかなかない感覚だと感じた。そんな江の島。
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