ループ図で戦略を考えるとビジネスモデルがまとめられる。

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ループ図で戦略を考えるとビジネスモデルがまとめられる。

ループ図で戦略を考えるとまとまりやすいと思ってしまったので、自分のためにも少しまとめます。

参考にしているのは「ビジネスの教科書:戦略ループとは?たった1枚で戦略全体を俯瞰できるフレームワーク」等です。

ループ図というのは、事象の関係性を図表とそのつながりをシンプルに表現することができるところに特徴があります。

特にこれはビジネスで応用が効くので、戦略ループとして活用してみたいと思っています。

たとえば

ループ図で戦略を考えるとビジネスモデルがまとめられる。

この図、これは価格と数量の関係性を表現しています。

数量主体だと、多いと価格は下がり、少ないと価格は上がります。

逆の表現数量主体だと、数量が多いと価格は安く、数量が少ないと価格は上がるという関係性を表現しています。

林檎印刷研究所なのでりんごで考えると

今年は天候が良好だったのでりんごが多くとれるた→手に入れやすい価格(低価格)で購入できる。

天候不順で台風も多く襲来したらりんごは不作→手に入れにくい価格(高価格)でしか買えない。

こういう関係を簡単に表現しています。


自分たちの仕事に落とし込んでみます。

ループ図で戦略を考えるとビジネスモデルがまとめられる。

牛丼屋さんが、低単価でそこそこ美味しく量も多い牛丼を提供していたとします。

このご時世で世間のみんなに求められますよね、だとすると「評判」は上がり「顧客数」は増加します。

それは利益がプラスとなり、メニュー開発したり店舗を増やしたりして「サービス教育への投資」を行い

さらなる「評判」をプラスに動かします。

顧客数が増加すると、マイナス面では店内のオペレーション増加につながります、クレームも発生率が同じなら件数は増加ですよね。

そうなると「サービス質の低下」につながり、SNSでマイナスな話題となり、場合によっては炎上します。

マイナスな評判は別のループを発生させるかもしれません(ここでは記載してませんが)。

簡単にビジネスモデルのプラス面とマイナスを見抜くことが出来たり、不足分戦略を洗い出すことが出来るのが

この「戦略ループ図」です。

一番有名なのが、Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏のループ図ですよね↓

ループ図で戦略を考えるとビジネスモデルがまとめられる。

顧客体験が増えると訪問者が増える

訪問者が増えると出品者が増える

出品者が増えると品揃えが増える

品揃えが増えると顧客体験が向上する

このループがAmazonの成長を促し

成長していくと低コスト構造となり

低コスト構造となると低価格になり

低価格になると顧客体験が向上する

このふたつのループが無限ループとなる美しいビジネスモデルと言えます。

Amazonは成長してもこのループを基本にどんどん成長し続け、今では1兆ドル企業ですよ。


今は時間を使って、この戦略ループ図を自社に応用し、長く動き続けるビジネスモデルにしていこうと試行錯誤中。


今回のAmazonの部分を詳しく解説しているのがこちらの本



興味のあるかたはご購入してみてね。

Kindle版もAudible版もあるみたいです。

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