戦略論

【内容/要約】ストレングスファインダー、自分の強みを理解する本の使い方

「自分の強みってなんだろう。。。?」

あなたは自分の強みはこれだ!と言えるものがありますか?

学校で謙虚に生きなさいと教育されてきた私たち日本人にとって、自分の強みを意識しアピールすることって往々にして苦手とされています。

しかし、自分の強みを意識できず、アピールできていないという状態はあなたの生産性を著しく下げています。それってとても勿体無いことですよね。

そんな方に向けて

  • 強みを意識する理由
  • 弱みの克服よりも強みを伸ばした方がいい
  • ストレングスファインダーの使い方

について、解説していきます!

ベストセラーになった『ストレングスファインダー』を使って、人生を効果的に生きていきましょう!

人はまるで紐のようです。弱み(尻尾側)を前に持ってくるよりも、強み(頭側)を前に進めた方がより前進することができます。

ストレングスファインダーで自分の強みを理解する!本の使い方/内容まとめ

あなたは自分の強みを認識し、強みを生かすように生きていますか?

もし、できていないのであれば、あなたにはまだまだ潜在能力がたくさん残されているかもしれません。

皆さんの中でも、

  • 自分の強みがわからない
  • 強みを発揮する方法がわからない
  • 強みを把握する方法を知らない

という方が多いのではないでしょうか。

あなたがもし当てはまるのであれば、今回の記事を読むことであなたの人生はより活力に溢れたものになるでしょう。

今回は、『ストレングス・ファインダー』という本を題材に、3点に絞って強みを発揮する方法を解説していきたいと思います。

  • 強みを意識する理由
  • 弱みの克服よりも強みを伸ばした方がいい
  • ストレングスファインダーの使い方

これらを理解し、実践することで目の前の世界が開けていく感覚を体験してみませんか?

内容に入る前に、まず筆者の紹介をさせてください。

筆者の紹介

筆者の名前は、ドナルド・O・クリフトン。

クリフトン・ストレングス・ファインダーの開発者。アメリカ心理学会会長賞にて「強みの心理学の父」として表彰される。

強みを意識する理由

どんな人にも生まれ持った「才能」があります。

「才能」「強み」は似て非なるものです。人は遺伝や環境によって考え方やスキルを獲得していきます。

「才能」とは、元来備わっている資質、つまり考え方の癖や行動パターンのことです。

それに対して「強み」とは、「才能」に対して経験や知識が積み重なり向上された特徴のことを言います。

著書では、強みの方程式としてこちらを紹介しています。

才能(頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン)✖︎投資(練習やスキル開発、知識を身に付けるためにかける時間)=強み(常に完璧に近い成果を生み出す能力)

(参照:ストレングス・ファインダー)

つまり、人間は生まれ持っている「才能」がそれぞれ違い、「才能」に「投資」することでしか「強み」を獲得することはできないのです。

したがって、「弱み」を克服するという手法は、「才能」にあらがった方法であり、効果の低い「才能」(とは呼べない特徴)に対して「投資」していることを自覚するべきです。

弱みの克服よりも強みを伸ばした方がいい

それでは、「弱み」が出てしまう場合にどのような対処法を取ればよいか解説していきます。前述の通り、「弱みを克服」するのではなく「強みを伸ばす」ことに「投資」するべきです。

しかしながら、仕事や生活の中で、「弱み」が現れてしまうことがあるでしょう。場合によってそれは致命的な失敗を引き起こしてしまうかもしれません。

その場合の対処法としては、2つあります。

  1. 全力でその仕事を回避する
  2. 強みを使って補う

この2つです。

まず、避けることを考えましょう。あなたの「才能」は貴重です。他の誰も真似することはできません。つまり、才能を発揮することに時間を費やした方が建設的です。

仕事は、あらゆる人間の関係の中で行われているので、仕事を回避すれば、他の得意な人が補ってくれるでしょう。

もし逃れられない場合は、「強み」を使って補いましょう。例えば、細かい仕事を管理することが苦手な人は、「責任感」という強みを持って、誰かにマネジメントされることで仕事を完遂できるかもしれません。

もし、弱点を克服しなくても考えれば補う方法はたくさんあるのです。

ストレングスファインダーの使い方

あなたの「才能」は見つけられることを待っています。

「ストレングス・ファインダー」はその方法の一つです。「ストレングス・ファインダー」とは、本の題名であり、強み診断アセスメントの名称でもあります。

簡単に、「ストレングス・ファインダー」を使って自分の強みを把握するまでの流れをおさらいしましょう。

  • 本を購入する
  • 最後から1ページ目にある「アクセスコード」を確認
  • URL(http://www.gallupstrengthscenter.com )
  • 「コードの引き換え」をクリック
  • アセスメントを受験▶️5つの強みを知る
  • 気になる人は50ドル支払うことで34全ての資質をランキングで知る

まず、本を購入する必要があります。本の内容自体は、「なぜ強みを意識するか」「34の資質の解説」となっています。資質の解説は、テストを受けてから読むので問題ありません。

本の後ろ側にある「アクセスコード」がないとテストを受けられないので、新品を買う必要があります。

上記のURLをクリックすると、運営会社GallupのHPに移行します。ページの下側で言語を変えることができ、右上の「コードの引き換え」からテストを受けることができます。

アセスメントを受けただけでは、上位5つの資質しかわかりません。実際、強みに投資していくためにはこれで十分なのですが、50ドル払うことによって、34の資質全てのランキングを知ることができます。

学びと感想

『ストレングス・ファインダー』の主な内容は、2つです。①強みを発揮するメリットについて、②34個ある資質の解説、について執筆されています。

人々には、それぞれ「才能」、つまり個性的な考えや感情、行動のパターンがあるとされており、その向上に時間を費やすことで「強み」として磨かれていくと書かれています。

つまり、人々は誰であれ、何らかの「強み」で突出できる可能性を秘めているということです。

日本社会において、「弱みを克服すること」の重要性は常々語られています。

もちろん、終身雇用型でジョブローテーションのある日本雇用のあり方を考えると弱点がないことは相当な強みであると言えましょう。

しかしながら、「弱みがないことがすごい」と鵜呑みにすることは危険なのではないでしょうか。この本はそう伝えてくれている気がします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか!

今回は「ストレングス・ファインダー」を参考にして、「強みを発揮する」ための方法3点を解説していきました。

  • 強みを意識する理由
  • 弱みの克服よりも強みを伸ばした方がいい
  • ストレングスファインダーの使い方

これらを意識することで、さらに人生に活気が溢れたり、仕事がうまくいくようになるのでないでしょうか!

では、次回も記事を楽しみにしてくださいね!