【Glocal VPN(グローカルVPN)の評判】固定IPアドレスやノーログポリシーとは?

最近はじまったVPNサービスに Glocal VPN(グローカルVPN) があります。
Glocal VPNを使うメリット・デメリットは実際、どうなんでしょうか?

他社VPNサービスとも比較してみましたので、ぜひ最後までご覧ください。

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Glocal VPN(グローカルVPN)とは:スペック情報

Glocal VPN(グローカルVPN)は、株式会社グローカルネットが提供しているVPNサービスです。
※VPNについて詳しくは、別記事:VPNで出来ること & 安全おすすめ有料VPNランキング を参照してください。

株式会社グローカルネットは2016年に設立した、海外渡航者用のモバイルWiFiなどを提供している会社です。
モバイルWiFi事業などを通して得た知見をもとに、2021年にVPNサービスの提供もはじめました。

項目Glocal VPN
公式サイトGlocal VPN
月額料金/プラン779円/1年契約
825円/6カ月契約
990円/1カ月契約
無料期間
返金保証期間
7日間
サーバー設置国数15ヵ国
(アメリカ、韓国、インドなど)
サーバー台数100台以上
同時接続可能台数1台
本社日本
接続方式Ethernet over HTTPS
L2TP/IPSec
L2TPv3/IPsec
Open VPN
EtherIP/IPsec
MS SSTP
支払い方法クレジットカードのみ
(Master/Visa/JCB/アメリカンエキスプレス/ダイナース)
対応デバイスWindows, mac, Android, iOSに対応
Glocal VPN

Glocal VPN は、比較的あたらしいサービスですが、日本企業のサービスでありながら安い点がメリットだと考えられます。
メリット・デメリットの詳細は後述しますが、まとめると下記のようなイメージです。

メリット
  • 日本国内の多くのサイト閲覧に対応している
  • 日本のVPNサービスの中では安価
  • 専用の固定IPアドレスを使用できる
  • ノーログポリシーに対応している
デメリット
  • お試し期間が短い(7日間のみ)
  • サーバー設置国数、設置台数が少ない
  • 最近開始したサービスのため、実績が少ない

Glocal VPN について、他社VPNと比較しながら具体的にメリット・デメリットを見てみましょう。

Glocal VPNと他社を比較(一覧表)

Glocal VPN を、他社VPNと比較した一覧表を作成しました。

本社VPN月額料金/プラン無料期間
返金保証期間
サーバー設置国数サーバー台数
同時接続可能台数ノーログ
ポリシー
接続方式
日本Glocal VPN 779円/1年契約
825円/6カ月契約
990円/1カ月契約
7日間15ヵ国100+1台Ethernet over HTTPS
L2TP/IPSec
L2TPv3/IPsec
Open VPN
EtherIP/IPsec
MS SSTP
日本MillenVPN 360円/2年契約
540円/1年契約
1,360円/1カ月契約
30日間
(2年,1年プランのみ)
47ヵ国1300+5台IKEv2
OpenVPN
日本セカイVPN 1,100円/1カ月契約2カ月間10ヵ国103台PPTP
L2TP
OpenVPN
IKEv2
OpenConnect
日本スイカVPN 789円/2年契約
836円/1年契約
889円/6ヶ月契約
940円/3ヶ月契約
1,045円/1ヶ月契約
2週間25ヵ国4747台PPTP(一部OSのみ)
L2TP
IKEv2
Shadowsocks
パナマNordVPN 376円/2年契約
620円/1年契約
1,510円/1カ月契約
※スタンダードプラン
30日間65ヵ国5500+6台IKEv2/IPsec
OpenVPN
NordLynx (Wireguardの改良版)
イギリス領
ヴァージン諸島
ExpressVPN 6.67US$(900円)/1年契約
9.99US$(1,400円)/6カ月契約
12.95US$(1,800円)/1カ月契約
3カ月間(1年契約)
30日間(6カ月、1カ月契約)
94ヵ国3000+5台OpenVPN
PPTP
L2TP/IPsec
SSTP
IKEv2
オランダSurfShark 299円/2年契約
479円/1年契約
1,559円/1カ月契約
30日間63ヵ国3200+無制限WireGuard
IKEv2
OpenVPN
アメリカ
デラウェア州
AtlasVPN 1.99US$(233円)/3年契約
3.29US$(418円)/1年契約
10.99US$(1398円)/1カ月契約
30日間28ヵ国700無制限IKEv2
チェコアバスト
セキュアライン
VPN
408円/3年契約
408円/2年契約
515円/1年契約
30日間36ヵ国5510台OpenVPN
IKEv2
L2TP/IPsec
VPNサービス比較

では、ここから Glocal VPN の具体的なメリット・デメリットを解説していきます。

メリット

Glocal VPN のメリットは下記のような点です。

メリット

・日本国内の多くのサイト閲覧に対応している
・日本のVPNサービスでは安価
・専用の固定IPアドレスを利用できる
・ノーログポリシーに対応している

詳しく解説します。

日本国内の多くのサイト閲覧に対応している

Glocal VPN の一番のメリットは、日本国内のサービスとして日本の多くのサイトに対して利用できることを確認している点でしょう。

以下が、Glocal VPN公式サイトで対応しているサイトの一覧です。
Glocal VPN以外に、ここまで多くの日本のサイト閲覧に対応しているVPNサービスはありません。
特にExpress VPNなどの海外のVPNサービスの場合は、日本人向けというわけではないため、日本のこれだけのサイトを海外から利用できることを確認していません。

海外から日本のサービスを、日本に住んでいるときと同じように利用したい方には、Glocal VPN は最もオススメできるサービスといえます。

Glocal VPNが対応しているサイト
Netflix (ネットフリックス)
ABEMA - AbemaTV (アベマ)
TVer (ティーバー)
Amazon Prime Video (アマゾンプライム ビデオ)
Hulu (フールー)
Lemino (旧dTV)
YouTube (ユーチューブ)
DAZN (ダゾーン)
U-NEXT (ユーネクスト)(※旧Paraviは2023年7月にU-NEXTに統合済み)
GYAO(ギャオ)
FOD(フジテレビオンデマンド)
TELASA(テラサ)
WOWOW オンデマンド
Disney+(ディズニープラス)
スカパーSPOOX
バスケットLIVE
J SPORT(ジェイスポーツ)
Rakuten TV(楽天TV)
NHKプラス
dアニメストア
など

日本のVPNサービスの中では安価

Gloal VPN は、1年契約をすれば、月額800円以下と安価です。特に1か月だけの契約の場合だと、Glocal VPNが日本のVPNサービスの中では最安値になります。

Glocal VPN スイカVPN セカイVPN MillenVPN AtlasVPN NordVPN SurfShark ExpressVPN アバスト
セキュアライン
VPN
990円1,045円1,100円1,360円1398円
(10.99US$)
1,510円1,559円1,800円
(12.95US$)
※1か月契約なし
VPNサービス比較:1か月契約の場合の料金

「VPNの利用がはじめて」という方や「英語でのやり取りは難しい」という方は、必ず日本のVPNサービスを利用するようにしましょう。

海外のVPNサービスの場合、チャットBotなどで日本語対応しているものもありますが、実際には自動翻訳程度の場合がほとんどです。

VPNサービスが使えない場合や、契約の確認など、問い合わせをする機会は思っている以上にあります。
海外のサービスは基本的に英語で対応する前提での利用です。
語学に不安な方などは、Glocal VPNを検討しましょう。

専用の固定IPアドレスを使用できる

専用の固定IPアドレスを使用できる点もGlocal VPN のメリットといえます。
固定IPアドレスの場合、VPNを接続しなおしても常に同じIPアドレスで利用できます。

接続する度にIPアドレスが変わる動的IPアドレスと違い、ユーザーを明確に識別できるようになります。

固定IPアドレスの場合は場所が特定できる。 変動IPアドレスの場合は場所が特定できない
固定IPアドレス、変動IPアドレスのイメージ

固定IPアドレスを使うことのメリット

固定IPアドレスは、会社など複数人の組織で利用する場合のメリットが大きいです。
固定IPアドレスを利用すると、下記のようなことができるようになります。

固定IPアドレスで出来ること

・社内ファイルサーバーへのアクセス許可
 特定のIPアドレスのみをアクセス許可することによりセキュリティ上安全にファイル共有することができるようになります。

・限られたユーザーのみが利用できるネットワークの形成
 アクセス可能なIPアドレスを制限することで、社内ネットワーク環境を構築することもできます。

・外部から遠隔でリモート操作
 テレワークなどで遠隔でリモート操作をする場合も、固定IPアドレスを使うことで可能になります。

固定IPが漏洩した場合などは不正アクセスされる危険性もありますが、正しく利用すればセキュリティ強化したネットワーク環境を構築することができます。

ノーログポリシーに対応している

VPNサービスによっては、ログ(アクセス履歴)を保持しているものもあります。
ノーログポリシーでない場合、個人情報も意図しない内に取得・保持される可能性があります。

Glocal VPN の場合、日本のサービスでありながら、ノーログ(ログを取得しない)ポリシーのため、より安全に利用することができます。

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デメリット

Gloal VPN のデメリットは大きく下記3点です。

デメリット

・お試し期間が短い(7日間のみ)
・サーバー設置国数、設置台数が少ない
・最近開始したサービスのため、実績が少ない

詳しく解説します。

お試し期間が短い(7日間のみ)

Glocal VPN の無料お試し期間は7日間と短いです。
7日以内にVPNを利用してやりたいことが可能か、確認する必要があります。

他社のVPNサービスではお試し期間が30日程度あり、長い場合は3カ月あることを考えると、Glacal VPN の無料お試し期間はとても短いといえるでしょう。

Glocal VPN を契約する際は、事前に利用したいサービス、やりたいことをまとめておき、お試し期間中にすべて確認するようにしましょう。
利用する国、接続先の国、またサービスによって、利用できない場合もあります。
注意して契約しましょう。

サーバー設置国数、設置台数が少ない

Glocal VPNのサーバー設置国は15か国、サーバー設置台数は100台以上(2023年2月現在)です。

海外のVPNサービスだと30か国以上ある場合も多く、国内サービスでも MillenVPN は40か国以上サーバーがあるため、Glocal VPN のサーバー台数は比較的少なめです。

サーバーが1台しかないと、アクセスが集中したり、機械が故障したりして、サーバーが一時的に使用できない場合などにVPNサービスが利用できなくなる可能性があります。

Glocal VPNは、世界中の人が利用する海外サービスほど利用者が多くないため、アクセスが集中することは考えられません。また、機械の故障時も複数台のサーバーがあるため、十分対応できると思います。

ただし、様々な国に接続して、多くの国のサービスを利用するなどの目的がある場合は、NordVPN などのサーバー設置国数が多いサービスを選ぶようにするほうがよいでしょう。

同時接続台数が1台のみ

同時にVPN接続できる端末の台数が1台のみというのも、Glocal VPNのデメリットでしょう。

パソコンやスマホなど複数の機器を同時に利用する場合、Glocal VPNの場合、同時にVPN利用することはできないため、注意が必要です。

複数端末で同時接続を行う方は、Glocal VPNではなく、Glocal VPN などの複数端末利用できるサービスを検討したほうがよいでしょう。

最近開始したサービスのため、実績が少ない

Glocal VPN は、サービス開始時期が最近(2021年9月)です。

そのため、口コミ、レビューが少ないです。また、サービスを開始したばかりのため、基本的にはないと思いますが、サーバーが不安定になるなどの不測の事態が起きることや、トラブルが起きた場合の対処が他社よりも遅くなる可能性も考えられなくはありません。

一方で、新しいサービスのため、機材なども他社より新しいものを使用している可能性もあります。
また、後述しますが、中国など規制の厳しい国からの接続を考えている場合は、既存の多くの人が利用しているサービスは政府が直接的に利用制限する可能性もあります。

サービス開始時期が最近であること自体はメリット・デメリットの両方があることを知っておきましょう。

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海外、中国など規制の厳しい国でも使えるのか?

Glocal VPN は、海外、中国でも使用可能です。60か国以上から利用されており、中国から接続できることも確認されています。
参考:グローカルネット中国からアクセス可能に

中国、ミャンマー、中東などの規制の厳しい国々でネットワーク制限する方法は大きく分けると以下の3つです。

規制の方法概要
速度制限最初は接続できるが、徐々に遅くなり繋がらなくなるケース。
特定のネットワークの速度が制限されている可能性がある。
設定から接続方法を変更することで解決できる場合が多い。
IPブロック特定のIPアドレスからの接続を制限する方法。
VPNで違うサーバから接続することで解決できる。
URLブロック特定の企業のURL接続を制限する方法。
他のVPNサービスを利用することで解決できる。
ネットワーク制限の方法

中国のような国の場合、既存の有名なVPNサービスに対して制限をする場合もあるため、 Glocal VPN のような比較的新しいサービス、接続方法が複数あるサービスを利用するのがオススメです。
既に他社でVPNの契約をされている方も、一つのVPNがダメになったときのためにも、複数のVPNサービスを契約した方がよいかもしれません。
参考記事:海外・中国からVPNが繋がらない場合の解決策・対処法14選

Glocal VPN は、こんな人にオススメ

Glocal VPN のメリット・デメリットをまとめると下記になります。

メリット
  • 日本国内の多くのサイト閲覧に対応している
  • 日本のVPNサービスの中では安価
  • 専用の固定IPアドレスを使用できる
  • ノーログポリシーに対応している
デメリット
  • お試し期間が短い(7日間のみ)
  • サーバー設置国数、設置台数が少ない
  • 最近開始したサービスのため、実績が少ない

Glocal VPN は、最近開始されたサービスのため、実績が少ないなどのデメリットもありますが、日本企業のサービスとして、海外から日本のサイトを利用したい方などには、非常にオススメできるサービスです。

Glocal VPN が特にオススメな方

・海外から日本のサイトを利用するためにVPN契約したい方
・VPNを利用したいが、英語でのやり取りが不安な方
・VPNの利用が初めての方
・法人契約などグループでの利用を検討している方
・海外からのVPN接続のサブとして利用したい方

Glocal VPN について気になる方は、無料期間もありますので、是非、一度、利用してみてください!
※無料期間中に解約すれば利用料は特にかかりません。

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