築9年戸建てオール電化・電気温水器からエコキュートにエネチェンジ

こんにちはaoba(@aoba’s_lifestyle)です

わが家は札幌にある築9年戸建て、オール電化住宅に住んでいます。

2年前から少しずつ給湯器の電気温水器に不具合があり、だましだまし使っていましたが、

この度エコキュートに入替えすることになりました。

まだ9年しか経っていないので交換には早い気がしますが、交換に至った経緯などをお話ししたいと思います。

  • オール電化にお住まいの方
  • 電気温水器をお使いの方
  • 給湯器の入替を考えている方

などへ、お役に立つ記事になると嬉しいです。

まだ9年目なのに!?給湯器の寿命は7~15年。

家を購入してから10年くらい経つと、メンテナンスを考え出さないといけなくなるなとは思っていました。

でもわが家の給湯器の不調を感じ出したのは7、8年目くらい。

水道を使う時、温度が安定するまで時間がかかったり、水圧が下がった気がするようになったり、

困るほどではないものの、ちょっとずつあれ?と思うことが増えてきました。

ある日、お風呂にお湯を張ろうとスイッチを押したけどウンともスンともいわない状態。

さすがに『あ、これヤバイやつだな』と思って業者さんを呼ぶことに。

給湯器などの大きい設備って15~20年くらい長く使えるものだと思っていたんですが、早いものだと7~10年

頑張って15年と聞いて愕然としました。

思ったいたより短い寿命なんですね。。

電気温水器の部品は生産終了しているらしい

しかも、給湯器に限らず電化製品の多くは10年ほどで部品の生産が終わるものが多く、電気温水器もすでに生産終了されているため修理をしながら使うことはできないとのことでした。

壊れたらお風呂屋さんに通うしかないですよと言われました

今はエアコンやエコキュートなどのヒートポンプシステムを利用した設備が主力となっているようで、

こちらはメーカー品が生産終了になってしまっても代替品が多く出回っているとのことなので、交換・修理もしやすいそうです。

まだまだ先だと思っていた給湯器の入替えを考えないといけなくなりました。

暖・給一体型の場合は給湯器と暖房機両方用意する必要がある

これは本当に盲点だったんですが、わが家の電気温水器は給湯と暖房の機能が一体化したタイプで、省スペースで設置できるメリットがあるものです。

わたしはどの給湯器もそうなっているんだと思っていたんですけど違うんですよね。

知らないってこわい

この電気給湯器をやめるということは給湯器と暖房機が必要になります。

2つの設備を設置する必要があり、それぞれに7~80万ほどかかりました。。

暖房機ではなくエアコン暖房にしようかと考えましたが、それだけの高断熱住宅ではないということで諦めました。

一応『省エネ住宅』の基準にはなっているんですが、エアコン暖房にするならさらに厳しい『ZEH基準』の断熱性能が必要になるそうです。

セントラルヒーティングのパネルはそのまま使えた

部屋の窓下に設置されている暖房パネルは今まで通り使うことができるということで安心しました。

パネルに入っている不凍液も交換してもらえました。

不凍液は5年に1回は交換と言われていましたが、点検時に問題なかったので、初めての交換でした

室外機の設置も必要

あと、室外機を置くスペースも必要ですね。

エコキュートと暖房機の2つ設置されました。

雪が積もる地域では、室外機に雪が入り込んでしまうと効率が悪くなるだけでなく、凍結して故障の原因になることがあります。

雪対策で高床式で設置されているんですが、面倒でも雪かきが必要になるそうです。

できるだけ除雪しやすい場所に設置したいところですよね。

わが家はまんまと裏面に設置となりました。
少しだけ除雪しやすい場所に寄せてもらいました。

暖・給一体型の電気温水器をお使いの方は、設置費用や設置スペースなど確認してみてください。

半導体不足で納品まで1年かかる?

私たちがエコキュートに変更することを検討し出したのは2022年の5月頃です。

ちょうど、半導体不足などが問題になっていて電化製品が思うように入荷しない時期でした。

その当時より今は少しか改善したんでしょうか?

お話しをしていた時は入荷までの期間がはっきりしない状況で、1年かかることもあるとのことでした。

物価高騰で資材もどんどん値上がりしているし、どうせやるなら早い方がいいといわれ契約することになりました。

営業トークに思いっきり乗った感じもしなくないですが。。

幸い、冬が来る前に納品されることになり、先日工事を終えました。

1年まではかからなかったけど、半年くらい待ちました。

ひとまず、暖かい冬を迎えられそうです。

ほくでんの料金プランを『ドリーム8』から『eタイム3』に変更

電気温水器を使っている時は、ほくでんの『ドリーム8』というオール電化向けのプランを使っていました。

暖房の電気は別に『ホットタイム22ロング』というプランを利用する必要があり、10月~3月まで利用します。

給湯、暖房をヒートポンプシステムに替えると『スマート家電住宅』という扱いになり『eタイム3プラス』というプランを利用できます。

『ドリーム8』と『ホットタイム22ロング』

区分 1kwhあたりの単価
夜間(23~7時などの8時間)14.38円
昼間最初の90kWhまで28.59円
90kWhをこえ210kWhまで36.31円
210kWhをこえる分40.83円
北海道電力HPより 2022年10月時点

『ドリーム8』はオール電化向けのプランで、夜間8時間(11時~7時など)はお得に使えますよというプランです。

昼間と夜で料金を分けているのですが、昼間の電気使用量が増えるほど単価が上がっていくので、できるだけ夜に電気を使いましょうというプランですね。

暖房は別に『ホットタイム22ロング』というプランに加入することになり、1kwhあたり15.68円と『ドリーム8』の夜間料金くらいの料金で使えますが、基本使用料がかかる分電気代が高くなります。

11~3月の期間は暖房を使わなくても基本使用料がかかるので、不満を持ちつつ使ってきました。

2022年1月の電気代は7万円を超えました
ほんとにお得なんですか??

ドリーム8の新規加入の受付は平成29年10月31日で終了しています。

『eタイム3プラス』

区分時間
1kwhあたりの単価1kwhあたりの単価
冬期間
夜間22~8時14.63円13.12円
朝晩8~13時、18~22時30.90円27.81円
午後13~18時40.67円36.60円
北海道電力HPより 2022年10月時点

『eタイム3プラス』は朝晩、午後、夜間の3パターンの料金設定になっています。

12~3月までの冬期間は、電気料金が10%割引になります。

夜間のお得時間が10時間に伸びたのは本当に助かりますね。

タイマーが使える家電や充電が必要なものは夜間に済ませるようにして、午後はできるだけ節電したいと思います。

電気を使わない方がいい時間帯がはっきりわかるので、家族にも協力を頼みやすいですね。

電気料金がどのくらい減るのかはこれから

電気温水器をエコキュートに替えることで電気代の節約になることを期待しているんですが、どのくらい減るんでしょうか。

たくさん減ってほしいけど、12月からはほくでんの燃料費調整制度が廃止されたりどんどん値上がりしていくばかりですね。

期待薄かもしれませんが、来月から実際かかった電気代を比較していこうと思います。

設備を入れ替えるのには高額の資金がかかってしまいます。

修理などで使っていけるならその方がトータル安く済むかもしれません。

いろいろな状況を考えて、考えたいですね。

選択肢のひとつとして参考になったら嬉しいです。

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