競馬 予想

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日経新春杯2024消去法データを予想に活用すべく
「使えるデータ」をアナログに落とし込んで

 

・問われる適性

 

を探っていきます。

 

 

データなんて使い方を間違えれば
タダの数字です。

 

使う側の裁量で意味があるものにもないものにもなります(｀・ω・´)

 

この記事があなたの
日経新春杯2024予想のスパイスになれば幸いです。

 

日経新春杯2024消去法データ

まずは、日経新春杯2024消去法データとして
JRAのホームページで紹介されているものをみてみましょう。

 

……
…

 

といっても「使えない」ものもあるので
選別はしますが、、

 

今回、日経新春杯2024消去法データとして予想に活用できそうなものは、、、

 

 

①■前年（以降）東京・中山・京都・阪神（中京開催時は中京含む）で2着以上の好走歴の有無（過去10年）

 

あり【10,10,9,75】
なし【0,0,1,43】

 

※2021～2023年の3年間は中京競馬場開催

母数の違いはあれど
馬券になった30頭のうち29頭がこの条件に当てはまっています。

 

 

もうひとつ、

日経新春杯2024消去法データとしてあげておくものは…

 

 

②■前走着順

 

8着以内【10,10,9,65】
9着以下【0,1,1,53】

 

と、観ての通り
馬券になった30頭のうち、28頭が前走8着以内です。

 

今日はこれらを掘っていきましょう！

 

①4大競馬場成績

 

まず、日経新春杯2024消去法データとして

①前年（以降）東京・中山・京都・阪神（中京開催時は中京含む）で2着以上の好走歴の有無（過去10年）

 

あり【10,10,9,75】
なし【0,0,1,43】

 

これの「ツッコミどころ」は分かるでしょうか？

 

……
…

 

はい、そうですね。

 

「2着以上」

 

これはG1もG2も、G3も、3勝クラスもなんなら未勝利クラスも同じ扱いになっています。

 

 

どういうデータなのかというと…

 

・G2札幌記念1着馬は「ダメ」
・東京競馬場の2勝クラス2着は「良い」

 

こうなってしまうわけです。

 

これが「データの限界」でアナログで補正をしてあげないといけません。

 

 

と・は・い・え

 

あり【10,10,9,75】
なし【0,0,1,43】

 

29／30頭はなかなかな偏りですよね。

 

 

これがなぜか、を考えてみると…

 

・京都2400ｍ＝「大箱」コース
・直線長い
・長めの中距離

 

です。

 

だから、東京・中山・京都・阪神のような

「大きめ」のコース

で好走する馬に適性がある可能性が高いといえます。

 

※東京競馬場以外は「内回り」「外周り」があり
100％言葉通りの適性ではないですが…

 

 

ようは、大箱コースと小箱コースでは
「問われる適性」が違う。

 

 

小箱コースは…

 

・立ち回り（先行力）
・持続性
・コーナリング力

 

などが問われます。

 

直線が短いので当たり前ですが先行力があった方がよいです。

 

また、コーナーで加速する（直線だけだと加速しきれない可能性あり）必要があるためコーナリング力やロングスパート耐性が問われる。

 

 

いっぽうの大箱コースは…

 

「逆」

 

です。

 

立ち回り力があるに越したことはないですが
直線で使える脚が小箱コースより問われる。

 

（立ち回りでごまかせない）

 

先行するなが長く良い脚を使う持続力も必要ですが…

 

コーナリングが下手くそでも
直線だけでなんとかなる。

 

 

こうした特性・適性が違うから

そして

 

「そもそも」

強い馬はローカルコースを使わないことが多いので（本質！笑）

 

 

このような日経新春杯2024消去法データとして
極端な数字＝29／30頭が成り立っています。

 

 

ここではこの数字が重要と言いたいのではなく

 

「馬と特性」「問われる適性」として

上記のような「大箱向き」かどうかを予想に活かす。

 

これをピックアップしておきます。

 

②前走成績

 

日経新春杯2024消去法データとして2つめ

 

■前走着順

8着以内【10,10,9,65】
9着以下【0,1,1,53】

 

これにも「ツッコミどころ」があるので
せっかくなので考えてみてください。

……

…

 

考えました？

……
…

 

・「前走」の格
・8着／9着の境目

 

です。

 

前走の格に関しては消去法データ①と同様で

 

前走G1・9着馬より
3勝クラス8着馬を上とするのがこのデータです。

 

さすがにおかしいと分かりますよね(; ･`д･´)

 

 

後者に関しては境目をそこにした方が
「データとしての見栄えが良い」から8着と9着で線引きされています。

 

25／230頭より
28／30頭の方が見栄えがよいですよね？

 

 

また、
3勝クラスで7着から5馬身離された8着の馬は「あり」
G1で1着とコンマ4秒差の9着は「なし」

 

これが上記消去法データが
ただの数字となる可能性があるアナログでみないと行けない部分です。

 

 

そもそも…
前走、大敗している馬より
ある程度好走している馬の方が良いに決まっています。

 

そりゃ28／30頭になりますよ（笑）

 

 

冒頭の通り

 

ーー
データなんて使い方を間違えれば
タダの数字です。
ーー

 

でしょう(｀・ω・´)

 

 

こちらからは得られるものは…ない。

当たり前のことを言っているだけ。

 

まああえて言うなら

毎回7,8着をうろうろしている馬を買うのではなく

 

逃げ馬や追い込み馬で
前走展開合わず着順悪かっただけの馬を買う

 

こういう基本を考えようという
キッカケになれば良いのかな、と。

 

 

さてさて…

 

通常であれば過去10年の
1～3着馬の人気・枠順・通過順位・上りなどを
ここから上げていくのですが…

 

2024年年始の京都競馬場の馬場が特殊で
過去の結果などを参考にしづらいです。

 

 

来週、来年以降はわかりませんが
今週はちょいと過去に拘り過ぎるのは危険かな、と。

 

先週時点では

 

・タフ

＝体力が問われる

 

これは間違いない事実なので予想に反映させたいところです。

 

 

それでは…
ここまでの日経新春杯2024消去法データの話や
馬場情報など、コース形態を加味して

 

日経新春杯2024で人気が想定される馬たちの
アラ探しをしていきましょう！

 

人気馬が凡走する
→穴馬が馬券になるチャンス

 

ですから、正確悪く掘っていくことが大切です。

 

日経新春杯2024・人気馬の不安点

 

■サトノグランツ

G2京都新聞杯、G2神戸新聞杯勝ち馬
（本番のダービー、菊花賞は大敗）

 

この馬は加速までに時間が掛かるタイプで
川田騎手がいち早く追って、追って、追って…
前にいる馬の脚が止まったころに脚が伸びてくる…

 

その意味で4コーナーの下り坂で
自然と加速ができる＆直線の長い京都外回りはよいといえます。

 

（小回りはノールックで軽視でよいかと）

 

いっぽうでスムーズな競馬が叶わないと
ころっとがあるのもこのタイプ。

 

1番人気想定で全幅の信頼を置く＝本命は違うのかと。

 

不安点：加速が遅い

 

 

■ハーツコンチェルト

ダービー3着、菊花賞6着馬。

 

良い脚を使えますが…
不器用というか競馬が下手というか。

 

ダービー3着はエライですが
松山騎手が途中でポジションを上げて前にいたことが全て。

 

また神戸新聞杯のように
スローのヨーイドンとなると厳しい

 

＆

 

レース選択の問題もありますが
右回りでは好走ゼロということもあり…

 

やはり人気想定で本命にするのは
リスクとリターンのバランスが悪いかと。

 

不安点：不器用、右回り

 

 

■ブローザホーン

G3函館記念3着、札幌日経OP圧勝。

 

この馬が出走するレースは
なぜか雨影響を受けることが多く…

 

全17戦のうち

良馬場：8
稍重：7
重・不良：2

 

初勝利まで9戦要したように
キレっきれの脚ではなく長く良い脚を使う（上り掛るレースがベスト）。

 

またスピードが問われる東京競馬場は新馬戦の1戦
同じく京都は不良馬場圧勝、重馬場中止…

適性分かりやすいですよね。

 

今回、距離や時計のかかる馬場であることはプラスも…
上りが問われるレースになると不安も。

 

不安点：タフな馬場＝時計が出ない条件じゃないと…

 

 

■サヴォーナ

G2神戸新聞杯2着、菊花賞5着馬。

 

神戸新聞杯はスローペースで前にいたことが全てですが、
菊花賞は体力を活かしつつ
大型馬ながら器用さも活きた良いレースでした。

 

勝ち切るかはともかく
普通にスタートを出て普通にレースをすれば
好走は見込めるいっぽうで…

 

スローペースのキレ味勝負となると
「適性外」となります。

 

また出遅れも多くそれを飲み込んで買う必要があります。

 

不安点：出遅れ、キレなし

 

 

■リビアングラス

 

G2京都新聞杯3着、G1菊花賞4着馬。

 

前走グレイトフルSは…
前に行かなかった・行けなかった三浦騎手の失策。

 

この馬は逃げ、番手からの
早め粘り込みが理想。

 

溜めたところでそこから一脚は劣る。

 

スローペースの団子レースで
脚の速さ勝負では厳しく

縦長の前々付けだったら粘り込める

 

不安点：展開・隊列次第

 

日経新春杯2024穴馬の可能性は…

日経新春杯2024の消去法データをみて
人気馬のマイナスポイントを探ってきました。

 

最後に穴馬の可能性としては…

 

まず確実に狙われる馬ですが…

 

・レッドバリエンテ

 

前走アルゼンチン共和杯は誰がどうみてもドンつまりの差し遅れ

今回は…として狙われて穴馬とはならないか…

 

だったら…

大穴馬として

 

・人気ブログランキング

（クリックして頂いた先の「馬券力lab」紹介文に書いています。4～5位くらいです。）

 

前走、今回より骨っぽい馬相手に好走。

タフな馬場は切れ味不足のこの馬にとってはプラス。

ただ…斤量は見込まれた感あり…

大穴なのでマイナスポイントを気にしても仕方なく買っておきたい一頭です。

 

ーーあとがきーー

 

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また、予想も不定期ですがお送りしていて

昨年のG1では…

 

◎ファストフォース（1着／12番人気）

 

など、反響が大きかったです。

 

解除も気楽にできるので
競馬の勉強したい！という方は使い倒して頂けると幸いです(｀・ω・´)

 

詳細は↓画像をクリック！（私の雑誌掲載履歴も…笑）

 

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