競馬 予想

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AJCC2023を消去法を使って予想し
「穴馬」を考える記事です。

 

消去法に関しては過去の成績・データを利用しますが…

 

最終的にはアナログ的に「適性」を考えて

「数字遊びデータ派」では見つけられない穴馬を探すことがベスト！

 

AJCC2023予想のお役に立てば幸いです！

AJCC2023消去法予想データ

AJCC2023（アメリカジョッキークラブカップ）
消去法予想データをみていくにあたって注意することがあります。

 

それは「ただの数字遊び」＝見せたい結論ありき

でデータ＝数字を活用している場合です。

 

例えば…前走4着内の場合は【9,8,7,56】

 

なぜ馬券圏内の3着以内ではないのか
なぜ掲示板内の5着以内ではないのか

 

こう考えると「4着以内」にした方が
「映える」データになるからでしかありません。

 

 

大事なことは
そのデータが「何を指しているのか」を読み取る事です。

 

 

例えば…AJCC2023消去法予想で使えそうな…

 

■芝2000メートル以上の／JRA重賞で／3着以内に入った

経験の有無。

これは馬券圏内の3着として区切りは良いですよね。

 

 

ちなみにこの消去法データをみてみると…

 

あり【10,9,8,77】
なし【0,1,2,36】

 

と分母の違いはありますが
2000ｍ以上の重賞で好走歴がある馬がAJCCでは好走傾向があると言えます。

 

 

でも、ここまででは不十分です。

 

「なぜこのような結果になっているのか」

 

が大事です。

これを考えると「AJCCで求められる適性」が見えてきます。

 

 

AJCC2023消去法を
データからアナログに移し替えます。

 

それは…

 

・1月中山2200ｍ（外回り）はタフなコースだから
・連続開催最終日＝タフだから

 

でしょう。

 

 

ようは、ハンデ戦でもないし小回りでもないので
誤魔化しが効きにくい。

 

一瞬のキレ味などで出会いがしらの好走もない。

 

 

たとえば…

東京1800ｍの重賞好走経験ありは
中山2200ｍでも好走できるスタミナの証明にはなりません。

 

求められるモノが違うんです。

ストロングポイントが有効ではなくなる。

 

上り33秒台のキレ味なんて
自慢にもならないのがAJCCの舞台＝1月の中山2200ｍです。

 

 

実際過去10年で
上り3ハロン33秒台の脚を使った馬は一頭もいません。

 

「一頭も」。

 

 

上り3ハロンが35秒台だって
上り上位になれてしまうのがAJCCの舞台＝1月の中山2200ｍです。

 

ここまで考えると
「数字遊びではなく」「適性を考えた予想」になります。

 

消去法ってこうした数字の裏を考えると
予想の道筋がたてやすいですよ！

中山2200ｍはタフなコース

また中山2200ｍは
「外回りコース」であることも上りがかかる要因と言えます。

 

中山内回りは陸上競技のようなトラック型のコースですが
中山外回りは…

 

おむすび型の形をしています。

 

 

ピンクの部分が仮の3コーナーのようなもので
見た目通り直線のようなもの。

 

膨れやすいコーナーよりも
直線の方が加速がしやすいので「まくり」「ロングスパート」やりやすくなります。

 

 

だから直線に入ってからのキレ味勝負ではなく
いかに長く良い脚を使えるかの持続力勝負になりやすいです。

 

キレ味よりキレずバテずの持続力が求められます。

 

 

実際にどのような馬が
AJCCで好走しているのがみてみましょう！

 

 

【2022年】
1着キングオブコージ／3番人気
2着マイネルファンロン／11番人気
3着ボッケリーニ／4番人気

 

キングオブコージは前年の東京コース目黒記念を上り最速で勝っていますが
それでも上り3ハロンは34.9の持続力勝負。

 

マイネルファンロン、ボッケリーニも
切れ味皆無でタフな差しレースとなりそれぞれが好走。

 

それぞれが東京などのキレ味勝負では出番なしです。

 

 

【2021年】
1着アリストテレス／1番人気
2着ヴェルトライゼンデ／3番人気
3着ラストドラフト／6番人気

 

不良馬場で行われたこともあり余計に持続力勝負に。

ラストドラフトは2年連続3着

→キレ味問われない舞台で好走する馬として買い時・消し時が分かりやすいです。

 

 

【2020年】
1着ブラストワンピース／1番人気
2着ステイフーリッシュ／5番人気
3着ラストドラフト／4番人気

 

ブラストワンピースはキレ味問われない有馬記念勝ち馬で

 

タフな舞台でしか走れず＆位置を落とすと
スピードがないのでさせず。

 

ステイフーリッシュ＆ラストドラフトは
有名なキレずバテずの馬。

 

こういう馬は1着がすくなく2,3着が多くなりがちです。

 

 

【2019年】
1着シャケトラ／7番人気
2着フィエールマン／1番人気
3着メートルダール／5番人気

 

2着のフィエールマンはキレ味も備えるG1馬ですが
同時に「スタミナの塊」でした。

 

シャケトラは同じくタフな中山2500ｍ日経賞の勝ち馬。
メートルダールはタフな中京2000ｍ中日新聞杯勝ち馬。

 

 

【2018年】
1着ダンビュライト／2番人気
2着ミッキースワロー／1番人気
3着マイネルミラノ／8番人気

 

前残り決着でダンビュライトは有名なキレずバテずの馬。
マイネルミラノは逃げ馬。

 

唯一ミッキースワローがキレ味勝負に対応できる馬でしたが
そもそも中山2200ｍのセントライト記念勝ち馬。

 

 

いかがでしょう？

 

スピードタイプの馬の好走はなく
そうであってもスタミナも有していたことが分かります。

 

 

だから…先ほどの消去法の裏付けとして…

 

■芝2000メートル以上の／JRA重賞で／3着以内に入った

経験がある馬は…

 

・一定以上のスタミナの裏付け
・能力の裏付け

 

があるとして

 

あり【10,9,8,77】
なし【0,1,2,36】

 

このような結果がでていると言えます。

 

 

逆をいうと…
能力の裏付けは一度おいておくと

スタミナの裏付けは重賞好走経験がない馬でも
可能は可能ともいえます。

 

消去法って数字遊びではなく
本来このように使われるべきなんですよね(｀・ω・´)

 

 

競馬予想はアナログですね。

 

ちなみに
どのレースにも使える

 

・人気馬の嫌い方
・穴馬の見つけ方

 

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適性×消去法をAJCC出走予定馬に当てはめると…

AJCC2023消去法予想として書いた
アナログ的視点で裏付けがとれた消去法をAJCC2023出走予定馬に当てはめると…

 

消える馬がチラホラいます。
人気が想定されるアノ馬も。

 

 

【アメリカジョッキークラブカップ2023出走予定馬】

 

■芝2000メートル以上の／JRA重賞で／3着以内に入った

 

アリストテレス→経験あり
エヒト→経験あり
エピファニー→経験なし
オウケンムーン→経験なし
ガイアフォース→経験あり
シャムロックヒル→経験あり
スタッドリー→経験なし
ノースブリッジ→経験なし
バビット→経験あり
ブラックマジック→経験なし
ユーバーレーベン→経験あり
ラーゴム→経験あり
レインカルナティオ→経験なし
レッドガラン→経験あり

 

 

この消去法で数字だけみて「消し」となるのが…

 

エピファニー→経験なし
オウケンムーン→経験なし
スタッドリー→経験なし
ノースブリッジ→経験なし
ブラックマジック→経験なし
レインカルナティオ→経験なし

 

人気が予想される
エピファニー、ノースブリッジが数字としての消去法で消されます。

 

 

ここからは「アナログ的に中身」をみていきます。

 

人気馬を嫌い要素を探し
穴馬の付け入るスキを探っていきます。

 

同時にエピファニー、ノースブリッジの
アナログ的見解も書くのでご参考になれば幸いです。

AJCC2023人気馬の不安点

ガイアフォース

セントライト記念勝ち馬。

キレる脚が無いため前々から「ロングスパート」がベター。

次走菊花賞は最内枠で進路が上手く取れずの敗戦。

 

もともと逃げ・前々で競馬していた馬なので
状況に応じて好位から競馬ができるのは単なる逃げ馬ではない強みです。

 

大きく嫌うことはないですが
キレる脚がないため後ろで競馬すると怪しさが。

 

また内枠を引くと瞬時に動けない馬なだけに心配が生まれる。
その意味で初乗りのルメール騎手がプラスにでるかどうか。

 

不安点：ルメール騎手初乗り（馬の特性活かせるか）

 

 

エピファニー

未勝利戦、1,2,3勝クラスと4連勝中。

 

上記消去法で「消し」となる重賞経験なしと
「1800ｍ」までしか走ったことがない。

 

能力とスタミナの裏付けがなく人気となると手を出しづらいです。

 

そもそも気性面が難しかった馬で
距離延長の上に未経験のスタミナ戦。

 

初めてだからやってみたら合うかも！
…は人気薄の穴馬なら成立しますが
人気馬ならアラ＝不安点でしかありません。

 

不安点＝スタミナ勝負、1800ｍしか経験なし

 

 

ユーバーレーベン

2021年オークス1着馬。

 

2022年は5戦して馬券になれなかったものの
この馬の「守備範囲」である

「時計のかかる体力勝負」がありませんでした。

 

札幌記念は前残り
近G1の2走は苦手な瞬発力勝負

今回久しぶりに適した条件……

と競馬にこなれている人は考えるでしょうから「思ったより配当付かない」ことも。

 

不安点＝「らしい」馬で適性バッチリですが
直近の成績は悪い。

 

適性外レースに隠れていたけど
実は能力が衰えてきていましたなんてことも？

 

アラ：適性あるが現在の能力が見えづらい

 

 

ノースブリッジ

G3エプソムカップ1着馬。

 

2000ｍまでの勝利はあるものの
他の重賞は毎日王冠1800ｍ、G1天皇賞秋2000ｍしか経験ない。

 

スタミナの裏付けがない。

 

中山2200ｍでロングスパート合戦となったら
スタミナ面で不安も。

 

ただ逃げ馬はバビットとノースブリッジ（厳しいと思いますがシャムロックヒルも登録）で
競ることなく隊列が決まりスローペースのまま行けば…でしょう。

 

他の人気馬も先行タイプで
タフな中山2200m…もっと人気がないなら別として飛びつきづらいです。

 

不安点＝スタミナ勝負

 

 

バビット

2020年中山2200ｍG2セントライト記念勝ち馬。

 

長期休養明けで出走した
2走前中山2200ｍのオールカマーは…

無警戒の逃げも4着と好走。

 

条件がハマればまだやれることを証明しました。

ですが当時は内の馬場が良く向いた部分もあります。

 

今回開催最終週で内が良いということはなく
展開の恵まれだけで馬場の恩恵はなく…

 

その展開面でどこまで優位に立てるか。

 

ガイアフォースやユーバーレーベンが早めにまくってくるとするなら
後ろを離して逃げる位の事じゃないと厳しいか。

 

アラ：人気馬が早めに動く馬で展開利が？

 

AJCC2023穴馬として魅力ある馬

AJCC2023消去法予想で使えるデータ

そしてそのデータの「アナログ的解説」をしてきました。

 

その上で人気馬のアラ探しをしてきましたが…

 

エピファニーとノースブリッジが
消去法予想のデータ面でもアナログ面でも

強調できません。

 

問われる「スタミナ、持続力型」ではない。

 

 

実際の馬場状態は
土曜日のレースをみてからになりますが

 

展開をざっくりと考えると…

人気馬が比較的先行タイプで「逃げ馬の恵まれ」が生まれにくい状況です。

 

 

そうなると現時点での穴馬候補としては…
タフなレース＝持続力に長けている馬として、、、

 

一頭目
・エヒト

前走チャレンジカップで

 

チャレンジカップ◎エヒトで◯△◎本線当たったー✨カツハルさんありがとー pic.twitter.com/lZLR7sfZmH

— IKU@穴党×馬券力 (@bakelabbaken) December 3, 2022

本命にしてお世話になりました。

 

昨年のG2京都記念では出遅れながらも
2着とコンマ2秒差7着とまとめています。

 

キレる脚はないのでその特性が活かせれば。

 

 

そしてもう一頭は…

→人気ブログランキング
（クリックして1,2位にいる馬券力labの説明文に書いています）

 

この馬もキレ味より「長く良い脚を使う」のが武器。
やや距離が長い気もしますが特性が合うので人気がないなら穴で引っかけたいです。

 

 

展開・馬場次第で

先行も差しも考えられるレース。

内も外も状況次第で変わるレースです。

 

貪欲に荒れる可能性を探して
高配当を目指していきましょう！

 

ーーあとがきーー

 

AJCCと言えば2015年1番人気で
ゴールドシップ大先生が負けたレースが思い出深いですね～

 

「適性」がバレたあとで
中山！2200ｍ！合う！として単勝1.4倍でしたが…

 

「気分が乗らず」7着＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／かわいい！笑

 

大好きなお馬さんでしたが
1番人気は本命にしないスタイルなのでお腹抱えて笑ってみていましたーヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

 

 

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