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ランドセル

 娘の長女が来年小学生になる。私の住む地域では、女親の実家がランドセルを買ってやり、男親の実家が机を贈るという習わしがあり、私も孫娘にランドセルを買ってやるつもりでいた。ネットで見かけたランドセルのカタログを取り寄せたり、ランドセルを売っている店でパンフレットをもらったりして下準備はしていた。
 そんなおり、「みてね」で孫娘がデパートかどこかでランドセルを背負った写真がアップされたので、一気にランドセルモードに突入してしまった。私の娘や息子はコムサデモードのランドセルだったので、当然ブランドのランドセルを買ってやるつもりでいた。そこで先ずはファミリアのサイトを覗いたところギョッとするほど高かった。最近のファミリアの洋服はびっくりするほど高くなっているから、これくらいの値段になるのも仕方ないかな、と思ったもののやっぱり高すぎる。ちょっと無茶だよなあ、と思いながらさらにファミリアのサイトを調べていったら、「エアラン」というランドセルが売られているのを見つけた。



『「air ran.」は、近年社会問題化している小学生の荷物の重さを考慮し、人工皮革とナイロンを組み合わせることで、ランドセル本来の上品な見た目と軽さを兼ね備えた軽量ランドセルとして2022年9月に販売開始いたしました。ファミリアにおける2023年ランドセル全体売上のうち約7割が「air ran.」を占めており、年々軽量モデルの需要が高まりつつあります。
 今年はさらにアップデートを加え、昨年より約30g軽い、約850gを実現。カラーバリエーションも見直し、お客様からのご要望が多いニュアンスカラー「パープル」「ライトブルー」「ベージュ」「グレー」を取り入れ、よりライフスタイルに馴染む全12色のラインナップが登場します。』

「これいいんじゃない?」 
と私がたずねると、妻は、
「軽いのはいいね。重いのはかわいそうだから」
「そうだよな。娘にきいてみるか」

 私が娘にメールしてからは話がトントン拍子に進んだ。娘もやはり軽いのが気に入ったようで、札幌のファミリアに行って孫娘にエアランを背負わせた写真を送ってきた。

「じゃあ、色を決めて注文してくれ。お金は送るから」と私が返信すると、
「ありがとう。赤がいいって言うから赤を頼むね」
「了解」

 これで祖父としての務めが一つ果たせたことになる、よかった、満足!!
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