間取りづくりで失敗する人の特徴5選【要望を伝えるだけでは良いプランはできません】

家づくりで失敗のイメージ画像

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  • 住宅メーカーから良い間取り案が出てこない
  • 明るく、広く、快適などの抽象的な要望を言っている
  • 風水や家相に囚われすぎている

 

注文住宅はすでに完成している建売住宅とは異なり、完成するまで実物を見ることはできません。中でも間取りは図面での打ち合わせがメインとなるため、担当する設計士や営業マンとの密なコミュニケーションは欠かせません。

特に最初に行われる要望のヒアリングは、その後の提案の良し悪しを決める重要なポイントです。しかし提案のクオリティを自ら下げてしまうような、NG行動を意外と多くの方がやってしまいます

そこでこの記事では、間取りづくりで失敗する人の特徴5選を詳しく解説しています

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読んで頂くと、間取りづくりを成功させるためのポイントがわかります。

Contents

  1. 間取りづくりで失敗する人の特徴5選
    1. 要望の根拠がない(なんとなく考えている)
    2. 部屋の広さを指定する
    3. 自分で間取りを考える
    4. 予算が決まっていない
    5. 家相や風水で決める
  2. 当てはまると良い間取りができにくい
  3. 間取りづくりで失敗しないためには
  4. まとめ

 

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間取りづくりで失敗する人の特徴5選

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要望の根拠がない(なんとなく考えている)

注文住宅で「広い家」や「明るい家」と要望を口にする方は多いのではないでしょうか。しかし広さや明るさは人によって感じ方が異なるため、どの程度のことを言っているのかわかりにくいものです。

かといって具体的な畳数を指定したり、窓を沢山つければ良いわけではありません。理由は広くても目的のない空間が生まれたり、明るくても日差しが当たり過ぎてカーテンを閉める生活になっては本末転倒だからです。

間取りづくりは要望や予算、土地の特性など様々な要素を考慮しながらつくり上げていくものです。そしてその要望にはその考えに至った背景や理由、マイホームでこんなことがしたいという夢があるはずです。

その要望の根拠こそが間取りづくりをする上で重要なポイントなります。

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ただお客様から言われた通りつくるのでなはく、要望を深掘りし本人たちに本当に最適なプランを提案することがプロの仕事といえます。

部屋の広さを指定する

リビングは20畳、子供部屋は6畳といったように具体的に部屋の広さを指定することはおすすめしません。理由は部屋の広さを指定しまうと、設計士の提案や新たな可能性を閉ざしてしまうことになるからです。

それよりも、どのような部屋の使い方をしたいかを伝えた方が良い間取りができます。たとえば、「個室にグランドピアノを置いて講師を呼べるようにしたい」などと伝えると良いです。

ピアノの配置や動線はもちろん、講師が座れる椅子や教材をしまう収納棚なども考慮して間取りを作ってくれます。

広さはあくまで目的を達成するための手段ということを忘れてはいけません。

自分で間取りを考える

自分で間取りを考えることは基本的におすすめしません。間取りづくりは要望や予算、土地の特性などを複合的に考慮しながらつくらなければならないため、一般の方がつくるのは意外と難しいです。

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間取りづくりは設計士に任せ、自分たちは要望の根拠となる理由や背景などをしっかり伝えることに注力しましょう。

予算が決まっていない

注文住宅は自由に間取りをつくれることが特徴ですが、予算がある程度決まっていないとせっかく良い間取りをつくっても絵に描いた餅になってしまいます。

間取り先行で進めるのでなはなく、まずは予算を決めましょう

予算を決めるためには資金計画を立て、自己資金の割合や住宅ローンの支払いをいくらにするかシミュレーションしてみることをおすすめします。

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家相や風水で決める

間取りに家相や風水を取り入れたいと希望する方は一定数います。しかし家相や風水を優先させると、生活しにくい間取りになる可能性が高いので要注意です。

本来間取りづくりは、土地の特性や要望に応じてパズルのように配置を組み合わせてつくりますが、そこに家相や風水の制限が加わることで、土地の特性や要望を無視せざるを得なくなります。

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生活のしやすさか家相(または風水)のどちらを優先させるかを、冷静に考えましょう。

当てはまると良い間取りができにくい

上記で解説した5つの特徴に一つでも当てはまると、間取りづくりで失敗する可能性が高いです。これから家づくりを始める方はもちろん、すでに打ち合わせを開始している方もまだ遅くはないので、改善できるポイントがあれば見直しましょう。

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間取りづくりで失敗しないためには

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間取りづくりは、設計士や営業マンとのコミュニケーションが大切です。特に設計の前段階に行われるヒアリングでは、お客様の要望の深掘りや家族のことなどのプライベートな質問に及ぶこともあります。

このヒアリングの際に密なコミュニケーションをとり、間取り作成に必要な情報を提供することが成功のポイントとなります。逆に間取りで失敗しているケースを見ると、ヒアリングで得られる情報が薄く、一か八かの提案になっているように感じられます。

もちろん担当者との相性の問題もあるので、2〜3社のハウスメーカーに依頼し提案しもらうと良いでしょう。

ハウスメーカーの選び方【注文住宅で失敗しない7つの方法を解説】

まとめ

以上、間取りづくりで失敗する人の特徴5選を解説致しました。

  • 要望の根拠がない(なんとなく考えている)
  • 部屋の広さを指定する
  • 自分で間取りを考える
  • 予算が決まっていない
  • 家相や風水で決める

 

間取りづくりで失敗しないためには上記のような一方的なコミュニケーションではなく、担当する設計士や営業マンとの密度の濃いコミュニケーションが重要です。

この記事を読んで頂いた方が、後悔のない間取りづくりをして頂けたら嬉しく思います。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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