こどもエコ支援事業の申請資料の集め方!施主様も協力しましょう!!

リフォームで使える補助金

こどもみらい住宅支援事業は2022年11月28日に予算金額を達成し終了事になりました。

近年の補助金制度では「ポイント支給」されていた事もあり、予算が余ったりゆとりのある補助金になっていました。

しかしこどもみらい住宅支援事業は現金支給でもあった為、人気の補助金制度で予算がなくなる事になりました。

元々2022年10月31日までの補助金だったのですが、2023年3月31日まで延期になりました。

しかしあまり延長した意味はなく終わる事になりました。

そして今回の補助金では申請に必要な資料集めに苦労したリフォーム営業も多かったと思います。

そして補助金が貰えると思っていた施主様も「申請が間に合わなかった」と報告を受け残念に感じた人も多いかと思います。

次の補助金も現金支給の為、最終段階で申請に間に合わなかったとか、の問題に直面しない為にリフォーム営業マンや施主様にどの辺りを注意するとスムーズに申請ができるのか?

について解説していこうと思います。

この記事ではこどもみらい住宅支援事業の申請に苦労したリフォーム営業マンや今回の補助金の状況を調べ今後のリフォーム工事に不安を感じている施主様に参考になる記事になります。

注)こどもみらい住宅支援事業に必要な申請書類と同じ物が必要の前提で記事は進みます。

こどもエコすまい支援事業に必要な申請書類

こどもエコすまい支援事業の申請に必要な書類は以下の通りになります。

  • 身分証
  • 規約書
  • 施工前後の写真
  • 納品書・性能証明書
  • 契約書

基本的には以上の書類で申請する事ができます。

これの何が難しいの??と思うかもしれませんが難しく感じる人がいてるのです。

まず必要書類を把握していない営業マンが多く、その上分離発注があると他業者の書類を扱わないといけない場合があります。

このような状況があり申請が難しく感じてしまうのでしょう。

実際に分離発注に関しては苦労している営業マンが多く、申請する側も他社の書類がわからない事が多かったです。

こどもみらい住宅支援事業の注意点!分離発注前に確認する事も!!

では次からは営業マンが補助金に対して取るべき行動フローをお伝えします。

この方法を取り入れてから営業マンの書類集めに苦労する事は無くなりましたので、参考にして下さい。

施主様は申請に不安があれば以下の行動フローを営業マンに取らせるようにして下さい。

こどもみらい等の補助金こそ信頼できる営業マンで工事を決めるべき理由

実際は出来の悪い営業マンはこのような書類関係を苦手とします。

現調の時点で施工前写真は完璧にしておく

施工前の写真は現調の時点で完璧にしておきます。

少なからずリフォーム希望の箇所の全体像が写っている写真を撮るようにします。

写真でよく不備で返ってきたのが以下の写真です。

  • 段差解消
  • 幅拡張

この2つの写真はよく返ってきました。

スケールを当てていてもスタートの部分が写っていなかったりして「認められない」と返ってくる事が多かったです。

段差も同様でスケールを当てた写真はどうしても近距離撮影になるので皆苦戦していました。

明らかに段差がなくなる場合は引き気味の写真を撮っておく事も大事です。

施工前の写真はしっかりとっておかないと取り返しのつなかい事になります。

近距離撮影やスケールを当てる等、色々な写真を撮っておくようにしましょう。

契約の時点で補助金に必要な資料を施主様に渡す

契約の時点で申請に必要な資料を施主様に渡すようにします。

規約書にサインをいただかなくてはいけないので、規約書にサインをもらいます。
そしてその資料をそのタイミングでは渡すだけで頂きません。

ポイントは頂かない事になります。

身分証のコピーをいただかなくてはいけませんので、身分証のコピーと共に頂くようにします。

何回も施主様に細かく依頼をすると施主様も面倒に感じてしまいます。

そして自分自身の忘れにも繋がります。

できるだけシンプルにする事でミスを減らす事になります。

ではどのタイミングで書類を受け取るのか?ですが、これは着工のタイミングです。

着工のタイミングは現場で職人への支持や養生や色々やる事がありますので、着工のタイミングは現場に行く事になるでしょう。

そのタイミングで施主様に身分証のコピーと規約書を受け取る事にします。

着工時に着工写真を用意する

着工すると大事な事は着工写真の準備になります。

着工の写真まで用意する事ができると「予約申請」をする事ができます。

解体後の写真を撮っているといいでしょう。

解体写真を撮る事ができなければ職人に撮ってもらうように指示しておきましょう。

解体後の写真を撮る事を会社的にルール付けすると問題ありません。

納品書関係は職人にまとめさせる

納品書関係は職人にまとめておいてもらいます。

後で作成する納品書もありますが、システムバスやキッチンは納品書や性能証明書が一緒に入っている場合があります。

その書類を職人に集めておいてもらい一気に回収します。

その時に発行依頼をしないといけない書類は事務所に戻り依頼を出します。

完工後のチェックの時に施工後写真を集める

リフォームが完了すると完工確認を行います。

しっかりと施工がなされているかを確認しお客様に引き渡しをする前に必ず行う業務になります。

1つ1つ出来上がり毎に写真を集めれないのであれば完工後にまとめて写真を撮るようにしましょう。

通常であれば1つ1つ完成すると写真を撮る事になるでしょう。この業務ができない人は最終確認に施工後写真を集めるようにしましょう。

施工後の写真はいつでも撮る事ができるので、施工前の写真程シビアになる必要はありませんが1日でもはやく申請ができるように完工後の写真もしっかりと撮るようにしましょう。

申請書類集めは難しい事ではありません

行動をシンプルにすると申請書類集めは難しい事ではありません。

ルールを決め補助金申請に挑むようにしましょう。

こどもみらい住宅支援事業ではリフォーム営業マンもビックリするスピードで後半予算が無くなりました。

施主様を落胆させたり怒らせたりがあちらこちらで起こっています。

次は今回の教訓を活かしこどもエコすまい支援事業に挑んで下さい。

施主様も営業マンに異常のような行動をとらせる動きをして下さい。

予算終了になるとその場で申請はできなくなるので施主様側も営業任せにする事なく、対応するようにしてください。

そして最後に補助金が絡むリフォーム工事こそ一括見積サイトを利用し、営業マンを見極めましょう!!

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