先進的窓リノベ事業の補助金があっという間に無くなる?噂の理由4つ

リフォームで使える補助金

まだ始まってない補助金ですが2023年はリフォームの補助金が凄いです!

その中でも歴代最強の補助金!国が本気を出した補助金と言われているのが

先進的窓リノベ事業

予算1000億円で補助額が最大200万円で補助率は50%の高還元率の最強補助金です。

しかしこの最強補助金ですが、始まってすぐに無くなるのでは??との噂も流れています。

実際の所は始まってみないとわからない事ですし、今回も最後の最後にならないと予算の進捗具合いがわからないと思います。

あくまでも噂レベルの話しとして読んで頂けると幸いです。

この記事では先進的窓リノベ事業が始まってすぐなくなるのではないか?と話している人の根拠と、先進的窓リノベ事業を利用したいのであればどのようにすればいいのか?について書いていきます。

先進的窓リノベ事業の1000億は決して多い金額ではない

1000億円の予算と聞くと有り余るほどの予算と感じてしまいますが決してそんな事はありません。

1000億円もの予算は金額として聞くと多いと思いますが、一世帯200万円となると5万世帯が補助金額マックスのの申請をすると補助金の上限がきてしまいます。

5万世帯と聞くと多く感じますが、全国で考えると5,700万世帯もの家庭があります。

決して多くはない金額ではありませんか?

まずは補助金額の予算が1000億円は多い金額では無い事を知って下さい。

既に補助金対象の工事が完工している

これは2022年の補助金の「こどもみらい住宅支援事業」も関係しているのですが、実は既に先進的窓リノベ事業の対象になる工事が完工している現場もあります。

  • 2022年11月8日以降の契約

この条件に当てはまる内窓工事は既に「先進的窓リノベ事業」の対象工事になります。

そして申請ができるようになるのが2023年3月末なので、申請ができるタイミングでは日本中で多くの工事が完工している事になります。

どれぐらいの工事が完工しているのかはわかりませんが、今回の補助金の補助率が高い事からそれを知った人が先進的窓リノベ事業を狙ってリフォーム会社に電話をかけています。

弊社でも内窓の施工の問い合わせは日に日に増えてきています。

戸建て1件で100万~150万近くの補助金になる

家により窓の量・大きさは異なりますが、上手く補助金を利用すると100万~150万円の補助金になります。

平均的な金額で見ても70万円以上の金額になると思います。

あくまでも弊社1社を参考にしているのですが、全国的に見ても大きなズレは無いと思います。

リフォーム会社で日々内窓の相談を聞いている人は、この数字が決して大きな数字ではない事が理解できると思います。

これぐらい先進的窓リノベ事業の補助率は異次元な金額なのです。

内窓の納期の遅延が起きている

内窓は通常契約後1週間以内で施工できる事がほとんどになります。

長くても2週間もあれば完工ができる工事になります。

しかし現在は納期に1か月もかかってしまうとの納期回答が返ってきました。

これは商品不足が起きている事を意味しています。

既に契約したご家庭の内窓の発注に生産が追い付いていない事を意味します。

生産が遅れるのは皆同じ条件なのですが、現段階でどれほどの発注が入っているのか?はメーカーにしかわからず、そこまでの情報はありませんが、状況は現在このような状態になります。

リフォーム会社により発注方法が異なる

これは内部的な話しになりますが、リフォーム会社で内窓のリフォームをすると言っても、そのリフォーム会社が施工を行うとは限りません。

下請け業者に施工を投げるリフォーム会社もあります。

割合的には下請けに施工を投げるリフォーム会社の方が多いでしょう。

リフォームでは現場調査と呼ばれる現場の確認作業があります。

現場調査と一言でいっても2つの種類があり「見積りの為の現場調査」と「施工の為の現場調査」の2つの種類があります。

多くのリフォーム会社からくる営業マンは「見積りの為の現場調査」しかできません。

契約後に再度現場調査に来る事になります。

これが「施工の為の現場調査」になります。

そしてメーカーへの商品の発注は「施工の為の現場調査」が終わった後に行われます。

ここでもスピード感の無いリフォーム会社はワンテンポ遅れる事になります。

先進的窓リノベ事業の予算は速攻なくなるかもしれない

ここまで書いている理由から先進的窓リノベ事業の予算は速攻でなくなるかもしれません。

申請受付と同時に無くなるような事があればこどもみらいの悪夢以上の事になります。

そうなると国も予算の追加や何かの策を取るかもしれません。

こどもみらいの時は542億円の予算で始まり、予算のある間に600億円が追加で予算として組まれる事になりました。

どうなるかは現状では断言できませんが、状況的に考えても「先進的窓リノベ事業の予算はすぐになくなる」と言っている人の意見は完全に無視できる内容ではありません。

  • 1000億は決して多い予算ではない
  • 既に対象の完工している工事が多くある
  • 1件の申請金額が大きい
  • 内窓の納期に遅延が起きている

このような状態である事から完全に無視ができる噂ではありません。

先進的窓リノベ事業の補助金を狙っている人は早めの行動がベストではないかと思います。

上の記事でも書いていますが、先進的窓リノベ事業こそ一括見積サイトを使い多くのリフォーム会社からメーカーによる複数の見積りを取るのが得策です。

上の記事では金額的な意味で書いていますが、この記事では追加して発注までのスピード感や申請までのスピード感を含めてリフォーム会社選びをする事をお勧めします。

先進的窓リノベ事業の補助金を使う際の注意点

先進的窓リノベ事業を使う時の注意点としては、まず予算終了すると補助金がもらえない事を知る事。

そしてメーカーへの発注がどのぐらいの期間で可能なのか?を知る事。申請がスムーズに行う事ができるのか?を知る事になります。

上でも書いている通りリフォーム会社によっては2回の現場調査が必要になります。

2回目の現場調査後にメーカーへ商品を発注する事になるのですが、2回目の現場調査は契約後何日で行う事ができるのか?を確認して下さい。

中には2回目の現場調査の前に契約後すぐに商品を発注してくれるリフォーム会社もあります。

確認する時は「商品の発注はいつになりますか?」と聞いて下さい。

下請けに仕事を投げるリフォーム会社の場合、仕事の発注は下請けにすぐにするけれども、商品の発注は下請けの現場調査後になる場合があります。

この時「商品」と指定していなければ「契約後すぐ」と言われても嘘ではありません。

大事な事は納期遅延が起きている段階では商品の発注になります。

そしてこどもみらいの時も営業マンの怠慢で完工後の動きの遅さにより申請に間に合わなかった案件が多数ありました。

申請のスムーズさも確認しておきましょう。

申請には予約もできる

こどもみらいの時と同様に先進的窓リノベ事業でも「申請を予約する」事ができます。

着工すると申請の予約をする事ができるので、着工するとすぐに予約を入れてもらうようにしましょう。

家中の窓に内窓をつける場合数日かかってしまうリフォームになります。

状況を考えると1日でもはやい予約をお願いするようにしましょう。

予約申請は3か月で効力が切れてしまうのですが、家中の窓に内窓をつけたとしても3か月もかかりません。数日で終わりますので予約は対応してもらうようにしましょう。

一括見積サイトを使い、複数のリフォーム会社から急いで見積りを取り、その中で金額面と対応してくれる営業マンを探しましょう。

補助金の金額も補助額も大きい先進的窓リノベ事業だからこそしっかりと見極めて損の無いリフォーム工事をしましょう。

ここで書いている事の真実はまだ現段階ではわかりません。

あくまでも噂になります。

ただ噂の根拠として考えるには無視できないレベルの内容になってきていますので書く事にしました。

判断は個人個人でお願いいたします。

先進的窓リノベ事業では補助金申請率の割合の概算値を最初から見せてくれています

このように概算値を公表してくれています。

前回のこどもみらい住宅支援事業では補助金が無くなり始めてから、補助金申請率の割合を公表し、そこから一気に申請をする業者が増え、公表されてから一瞬で予算がなくなりました。

そしてこどもみらい難民が続出しました。

このような経緯があり最初から透明性を出してきたのだと思います。

先進的窓リノベ事業を含む、今回の補助金の住宅省エネ2023キャンペーンの申請の期限の縛りにも少なからず影響を与えました。

透明性が出た事で予算が一気に無くなっても不満の声は少なくなるでしょうが、長い期間は続かない補助金である事は間違いないでしょう。

先進的窓リノベ事業の申請を考えている人は、はやめの行動が必要になります。

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