私立中学3年生になった凸凹くんの様子

日常・徒然

久しぶりの投稿となってしまいました。
日々のことに翻弄されるまま1年くらいブログから離れてしまったため、投稿の仕方をすっかり忘れてしまいました。リハビリを兼ねて最近の様子を投稿させていただきます。
簡単な投稿となってしまいますが、操作を思い出しながら、復帰できたらいいなと思っています😥

息子のラズくんはあっという間に中学最高学年となってしまいました。
ありがたいことに、大きなトラブルもなく淡々と平穏な時間が流れております。
同時に、熱に浮かされながら走りきった2年半余りの日々が、振り向くとずいぶん遠い昔に思えることを、ちょっぴり寂しく感じます。
がむしゃらに伴奏した小学校時代も、今となっては息子と密接に関われたとても幸せな時間だったのかもしれません。もう一度やりたいかと問われたら二度とやりたくありませんが😰
4年後には大学受験がまたやってくるのですね。

凸凹くん私立中学での2年間の様子

以前の記事で、中学1年生の様子を書かせていただきました。

今回は、その頃から現在ーー「中学3年1学期中間テストまでの息子の様子」を書かせていただきます。

幼い頃のラズくんは、物静かながらも変に目立っているところのある子供だった気がします……。
幼稚園時代の先生は、卒園してからも「すごく心配な子がいる。どうしてるだろう」とラズくんを心配しているらしいことを、弟や妹さんが通園しているお母さんから人づてに聞いていました(^^;)

また、小学校でも授業参観にもかかわらず、グデーっとしながら妄想世界に飛んでいて「あの子大丈夫?!」状態でした。こちらも実際にお母さんがたの間で囁かれていたそうで、後からママ友さんからききました(^^;)

そんな風に、悪い意味で常に目立っていたラズくんですが、中学校ではなんだかまるっきり「普通の子」って感じになっています😁 (そう見えるだけかもしれませんが)
成長とともにあまり突飛な言動がなくなったことと(それはそれで、少し寂しくもあります)、周囲に個性的なお子さんたちが多く、そのお子さんたちの面白い、時にはびっくりするようなエピソードをきくごとに、「うちって平凡だな〜」って思うのです😙

中学校という小さな集団ではありますが、ラズくんがやっと、「いま身を置いている社会の一部」として溶け込めているようで嬉しいです。

家中の家電の取説を読破したり、昔の記事にも書きましたがトイレの仕組みにこだわりをもったり、そういった、同世代のお子さんたちと話が合わなそうなことに興味を持っていることも、小学校時代は心配の種でしたが
現在のラズくんの周囲には似ているタイプのお子さんが多いのか、話も弾むらしく(どんな会話をしているのか皆目謎ですが……)私も全く気にならなくなりました。

また、今ふと思い出した出来事があります。

去年の秋、下校するラズくんを待っているときに、小学校の頃に同じクラスだった男の子を駅でみかけました。
ラズくんと同じように小学校で馴染めず、私立に進学したお子さんです。
そのお子さんの進学した中学校は服装面で自由があるようで、黒の制服に色鮮やかなスニーカーが目を引いていました。
以前からおしゃれな服装のお子さんでしたので、その後やってきたラズくんに
「●くんおしゃれができるような学校に行けて良かったよね〜、公立だと靴の色とか決まってるから……あ、君の学校もか」なんて話したときのことです。

僕、今の学校に行けて本当に良かった〜」と急に改まって言いました。
どうしてそう思ったの? と尋ねたら
「視野が広がったから。技術が磨かれたことは、それは確実にあるけど、視野が広がったのが一番良かった」
と、気持ちを確かめるようにして話してくれました。

公立の中学校でも、どこに通っていても、本人の意識や活動次第で視野は広く持てますので、受験しなければ視野が狭いままなんてことは思いません。それに行動範囲でいうならば中受しなかったお子さんもすぐに高校受験がありますので。

息子の言葉が嬉しく思えたのは単純に
「ああ、彼の感覚にちょうどよい刺激を受けられる場所で学ぶことができているのだな」ということが伝わってきたからでした。
そのことを本人が自覚し、満足しているという言葉まで聞けたのです。
報われたと、しみじみと感じた出来事でした。

お友達を増やせない問題

続いて消極的なラズくんの、お友達関係の話です。
中学1年生のころは、小学生のころからのお友達つながりで知り合った、ごくごく限られたお子さん2〜3人としか話せなく、自分から友達の輪を広げられないことが気がかりだと以前の記事にも書きました。

自粛期間があけて遠足などの行事ごとが増えてきたこともあり、不特定多数のグループの輪に入っていけるかが心配で、2年生時は面談で担任の先生に相談したりしていました。
担任の先生からは
枠組みがあればその中ではちゃんと立ち回れているので心配ない。でも休み時間などフリーな場で周囲と関わりを持つのが苦手な様子
とラズくんのことを話してくれました。
また、
パソコンなどの得意なことがきっかけで、少しずつ友達を作っていければいいのではないか
でも友達は多ければいいってものでもないぞ
と、二者面談で息子にアドバイスしてくださったことも話してくれました。
引っ込み思案の息子にも無理のない、そして納得のいくアドバイスをいただけて私の方もホッとしました。

先生からのアドバイスを受けてか、春の自己紹介でプログラミングが好きと言っていたお子さんをずっとロックオンしていたらしいラズくんは、秋にやっとそのお子さんに話しかけることができ(^_^;)
意気投合したようで、さらにそのお子さんの周辺のゲーム好きなお子さんたちとも仲良くしていただき、じわじわとですが輪を広げていっているようです。

お友達は一人でもできたら万々歳、というか登校しぶりがないだけでも御の字」な状態で入学した2年前。
彼なりにですがだいぶ成長したのだなと感じます。

中学2年生の成績

2年生では常に「成績ど真ん中」を貫いたラズくんですが、先日の3年生の中間では、あるきっかけがあったからか、目標としてきた「学年で2桁」を取ることができました。

ただこのような急に上がる「フェイク順位」みたいなものを中学受験時にも経験しているので(^^;)
日頃の努力は褒めつつ、こういうときこそ気を引き締めないと、なんて、毎月偏差値がでていたあの受験最前線にはもういないのに、心の奥でつい警戒してしまいました。
成績急上昇、私の中にかなりの爪痕を残しているようです……😩

2年生のど真ん中だった成績を引っ張り出して、内訳を振り返っていきたいと思います。
相変わらず体育どん底(下から20位くらい以内)、音楽やや下(ペーパーテストの結果がいつも悪いのですが、実技はおそらく普通でこの評価)、技術上位(だいたい1桁順位で1位を取ったことも)、国語と英語上位、数学やや下(幾何がどん底…下位10%くらい以内で代数が普通)、理社はボリュームゾーン、のような感じでした。

中学受験生の頃から平面図形が苦手でしたので、こうしてずっと引きずっていくものなのだな……と感じています。
もともと視空間認知機能に弱さがあるように思うので(知覚推理は平均値でしたが、形をとらえることに苦手さがあったとのこと)、そういう特性は影響しているのでしょうか。
3年になって数学Bが幾何から場合の数や数列に入ったので成績がぐんと上がりましたが、幾何は毎日一問でもいいのでコツコツと取り組んでいくよう誘導していくつもりです。

また英語は基礎英語を入学からずっと休まず聴いているためか、他に何も習っていませんが、得意教科となりました。他教科も含めて中学の間は塾に通う予定はありません。

<美術を書き忘れていたので追記します。
美術も上位でしたが、これについては、いつも授業時間がギリギリのためか、最後の仕上げにあまり時間をかけられないお子さんも多いようなのです。
私は美術が自分の好きな教科なもので、最後までしっかり仕上げて欲しくて^^;持ち帰れる時は持って帰っておいで、とつい口を出してしまい、ラズくんもテスト前なのに学校に残ったりしてまで作品を納得いくまで仕上げるようになり「最後まで仕上がっているから」この成績を取れているだけかもしれません。
それから、不器用さのあるラズくんは、色彩の課題は綺麗に塗るのが難しかったようで、仕上げがあまく、その時だけいつもより下がって普通くらいでした。持ち帰ったらすぐに作品を隠してしまい(笑)見せてくれませんでした。>

3年生の成績とこれからについて

3年生の中間テストでは悪夢の幾何から解放されたからか、全教科平均以上を取ることができ、夢の学年2桁順位をとることができました。
幾何がなくなったこと以外に成績が上がった要因として、上にも書きましたが、あるきっかけでラズくんにスイッチが入ったことが挙げられます。
それは春に大学の文化祭に行ったことです。中間テストの1週間前で行こうかどうか迷いもありましたが、結果的に行って本当に良かったです。

中学受験でラズくんのスイッチが切り替わったのも、行きたい学校がみつかってからでした。
ラズくんのような、目の前の魅力的なことで頭がいっぱいになるタイプは、先のことが想像しにくいのだと思います。

この件もまた別に書きたいのですが、今日のところはこの辺で終わろうと思います。

あ、それから
今の所大きな反抗期も来ていないと思っていますが、このままの調子でいくのか、遅れてやってくるのか……どうなんでしょうか。
保護者会で反抗期真っ最中の激しい様子を聞くにつけ戦々恐々としている現在です。

また今は落ち着いているように見えるラズくんの特性ですが、消えるものではないため、思春期に何かしらの影響は出てくるものだと思って、この先も慎重に見ていかなければと思っております。

久しぶりのリハビリ投稿は、やはり色々と忘れていて何かと不備があると思いますが、ちょこちょこ直していこうと思います。

1年という間をおいて少し冷静になってしまいましたが、中学受験のことも書きかけの記事が散らばっているので、それらをまとめながら、
次回はリハビリ第2弾ということで、凸凹くん中学で激増した持ち物を一括管理で忘れ物なし?!について記事にしていこうと思います。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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