たまくんとの勉強日記

中学受験を最終目標とした長男タマくんとの勉強日記です。まだ低学年ですが、通塾などの習い事を通してタマくんの成長をご紹介しています。

中学受験挑戦についてタマくんに説明

中学受験は親子の受験と言われますが、主人公はあくまで子です。子が望まなければ、良い受験とはならないでしょう。ただし、低学年のうちは中学受験のことを説明しても理解できないと思うので、我が家では本人の意思に関係なく、サピックスに通わせていました。

そしてサピックスに通う中でタマくんも中学受験という存在を知り、自分も挑戦するものだと感じてくれていましたが、きちんと話したことがなかったので、小学4年生進級時を良い機会ととらえ、話すことにしました。

フガタンクが起きていると真面目な話は出来ないので寝ている間にタマくんを呼び止め、話しました。私達から話した内容は以下の通りです。

【主な内容】
・普通に学校に通えるのは中学まで。その先は進学か働くかを選ばないといけない。
・進学する場合、高校/大学/大学院まで学校に通うことが出来る。
・ただし、高校から先は義務ではないので試験に受からないと入れない。
・まずは中学だが無条件で入れる地元の中学とテストを受けて合格したら入れる私立の中学が存在する。
・地元の中学は近所の子が通うので知り合いが多くて家からも近い。
・一方、私立は顔見知りが少ない。家からも遠く、1時間くらいかかる場合もある。
・だけど、私立には時間をかけても行く価値のあるものが多々ある。
・例えば、高校受験がない。色々と環境が整っている。楽しいイベント(学際)が沢山ある。
・似たような境遇、目標を持った子が沢山いる。
・クラブ活動の種類も豊富で没頭出来る。
・大学受験に有利な教育を行っている。
・学校によっては大学受験も無い など。
・エイミーは地元の中学に行ったが高校受験で苦労した。
・沢山勉強して大学では私立の最難関に受かった。
・なので中学受験が全てというわけではない。
 
・お父さんは中学受験をした。
・中学受験をして良かったと思っている。
・中学受験をしなかったら卒業した大学には受からなかっただろう。
・お父さんの通った大学は試験を受けるための試験がある。
・私立中学に行かなかったら本試験すら受けれなかっただろう。
・大学院に進学することもなかったし、今の会社にも入れなかっただろう。
・今の自分の人生を切り開いた最初のきっかけは間違いなく中学受験!
・しかし、中学受験は楽しいことばかりではない。
・これから3年間、沢山勉強しないといけない。
・苦しい事もつらい事も沢山ある。睡眠時間も減り、眠い日々も続く。
・きっと、やるんじゃなかったと思う時も何度もある。
・お父さんも40年ちょっと生きてきた中で一番長く、大変だと思った一年は小学6年生の時。これほんと。
・だから挑戦するなら覚悟が必要。
・将来、既にやりたいことがあれば、それを頑張ればいい。
・だけど、無いなら、とりあえず勉強を頑張ることをおススメする。
・タマくんの未来は今は無限の可能性があるが、時間とともに狭まっていく。
・過ぎた時間を取り戻すことは誰にでも出来ない。
・あの時、こうすればよかったと後悔することが無いように選択することが重要。
・君の人生だから自分で決めないといけない。
・選んだ道はお父さん、お母さんは全力で応援する。
・お父さん、お母さんは勉強が大の得意だから教えてあげることが出来る。

 

 

タマくんからの質問もあり、1時間近く話したでしょうか。本人の答えは中学受験に挑戦する。サピックスで頑張る!でした。まぁ、なかなかNOとは言えないですけどね・・・。

タマくんから自分はどこの中学に通えばいいんだろう!?と質問してきたので、それを決めるのも自分。ただ沢山あってわからないだろうから、まずはお勧めの学校に連れて行くから見てみてと話し、学校見学に行くことにしました。

私達がピックアップした学校はどれも簡単に入れる学校ではありません。そのうちの一校は小学部があり、保育園で仲の良かった子がお受験して通っています。誰もがうらやむ学校なので、当然その子は内部進学してくるでしょう。ですので、例えばここの中学に通えば○○君と一緒に通えるよと話すとかなり興味を示しました。今も公園で会えば一緒に遊ぶ二人。良きモチベーションになってくれたらうれしいですね。