書店員のひとり向上委員会

本の感想やダイエットなど

「50歳から花開く人、50歳で止まる人」 有川真由美

50歳になると、人生のステージが変わってくる人が多いのではないでしょうか?

子育てが終わり、責任から解放されたーー!と思っていたけど、自分も歳をとっていたことに気づく。

社内の役職定年で働き方が変わる。

リアルに老後を考える余裕がでてくる等、

これからどう生きていくか?のヒントになる一冊。

 

共感したこと

分かっちゃいるけどなかなか実行できないこと

忘れずに記憶に刷り込みたいこと等の覚書。

(自分なりの解釈も含みます)

 

 

 

◉人生のハンドルを自分以外に委ねない。(家族であっても)

 

◉「〜しなければ」ではなく、「〜したい」で選ぶようにする。頭であれこれ考えるのではなく、心が感じることを大事にする。

 

◉50代、60代、70代…と、その年代なりの戦い方がある。「老い」も大切な資産になる。

 

◉「老後は年金でミニマムな生活をすればいい」で満足?

 支出を抑えて、できるだけお金を使わないようにすると、考え方も小さくなりがち。「老後は年金生活」は最後にとっておいて「自分はどこまでできるのか」挑戦したり、「面白いことをやってやろう」と冒険してみる。

 

◉仕事を見つけていく人は、なんのスキルや経験がなくても「これなら私にもできそう」と楽観的に始める。そして、やっているうちに、できることを増やしたり、深めたりする。

うまくいかなくても「そういうこともある」と前を向く。

 

◉「これからの人生、どう生きるか」はわからなくても、「この1年、どう生きるか」なら、楽観的に見通しが立てられる。

 時代の変化が激しく、偶然の出逢いも大きく関係するので、そのとき、そのときで「いまはこれをやろう」と細切れに選んでいったほうがいい。

 

◉「自分に正直に生きる」と決める。

 「やりたいこと」でないと続かない。50歳からは、責任感や義務感だけでは走りきれなくなる。

 

◉「嫌なこと」「苦手なこと」を手放す勇気を持つ。戦略的にも、精神的にも、「嫌なこと」「苦手なこと」をやり続けるデメリットは計り知れない。

 

◉最初から「仕事にしよう」と意気込まず、「試しにやってみよう。仕事にならなくてもいいし」という気楽さのほうが、自分の適性を見極めやすい。

 

◉「仕事」も「遊び」も「学び」もすべて「興味があることをやってみる」の繰り返し。「やってみる」はそのまま自己投資。

 

◉50歳からは、やっていて楽しくないこと、夢中になれないことは、バッサリと捨てる覚悟をもつ。嫌々やってもうまくいかない。

“好奇心“は知りたいことへのエネルギーが自然にわいてきて、努力を努力とも思わなくなる。苦痛になる努力であれば、時間と労力を無駄にすることになりかねない。

 

◉人生の前半は競争や比較といったものがつきまとっているもの。しかし、人生の後半は、そんなことはどうでもよくて、やりたいことをやって、毎日を生き生きと笑顔で楽しんで生きていくのが、いちばん幸せで、いちばん充実している。

 

◉いま、やりたいことは、いま、やったほうがいい。「いつかやろう」と先送りしない。

 いまを生きていると、気持ちは常に変化する。

 最初から自分の道があるわけではなく、そのときそのときの気持ちや感覚に素直に選択していけば、結果的に“自分の道“ができていくもの。

 

 

気になったら読んでみてくださいね。