「THE BATMAN」は、エモいバットマン…ではなく、too emoなバットマン。

バットマンの最新映画、「THE BATMAN-ザ・バットマン-」が先週公開されましたので、さっそくこの週末は映画館へ行きました。と言っても、私はバットマンのファンではないですし、劇場で見るのは今回のバットマンが初めて。

引用元:Warner Bros

夫はバットマンが大好きです。スーパーマンよりもバットマン派。子供の頃はハロウィンでバットマンコスチュームを何回も着たらしい。

そんなバットマンですが、他のスーパーヒーローと同じように、何度も何度も、繰り返し映画が作られ続けています。よくもまあ飽きないもんです。。お金になるコンテンツなんですねぇ。

何人もの俳優がバットマンを演じてきました。「どのバージョンのバットマンが1番?」というのは、アメリカ人のよくある会話。

ちらっとリストにすると…
1966年 アダム・ウェスト     「バットマン」
1989年 マイケル・キートン   「バットマン」
1992年 マイケル・キートン   「バットマン リターンズ」
1995年 ヴァル・キルマー    「バットマン フォーエバー」
1997年 ジョージ・クルーニー   「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」
2005年 クリスチャン・ベール  「バットマン ビギンズ」
2008年 クリスチャン・ベール  「ダークナイト」
2012年 クリスチャン・ベール  「ダークナイト ライジング」
2016年 ベン・アフレック     「バットマンVSスーパーマン」
2017年 ベン・アフレック     「ジャスティス・リーグ」
2022年 ロバート・パティンソン  「THE BATMAN ザ・バットマン」 ←今ココ

ジョージ・クルーニーがバットマンだったなんて。。なんかショック。

ちなみに夫の1番はどれかと聞いたら、1993年の「バットマン/マスク・オブ・ファンタズム」ですって。

…え?どれ?と思ったら、アニメーション映画でした。変化球。そう、ライブアクション以外にも、アニメ版やらレゴ版やら、色々あるんです。

マイケル・キートン版とアダム・ウェスト版と、あと「ゴッサム」というドラマシリーズは仕事の関係で見た事があったので、なんとなくバットマンのあらすじやキャラクターは知っていましたが、こんなにも映画が作られていたなんて驚きです。

そんなに引っ張れる要素はないような。。同じキャラクターの同じ話で、俳優だけ変えて映画を作り続けているのでしょうか??まあ日本のゴジラにも同じような事が言えるのでしょうが。

ところで私の感想は、とにかく暗ーい。バットマンの話は暗いんです!パアーッと気分が晴れる映画ではありませんね。そもそも暗い過去を抱えているし、いっつもシリアスだし、それに彼にはスーパーパワーがないので、戦いのシーンは冷や冷やもんです。

でも謎解きの部分は良く出来ていて、探偵・サスペンス的な映画にアクションがプラスされた感じでしょうか。娯楽としては丁度いいと思います。バットモービルもかなり攻めてます。

夫の感想は、ロバート・パティンソンがtoo emoなところと彼の髪型がマイナスA…だそうです。着目点。。

ちなみに「emo」って、情緒不安定な、とか、憂鬱で感傷的な、みたいな意味で、よく落ち込みやすい若者をネガティブに形容する際や、そんな自分を自虐的に表現する時に使われる言葉です。日本語の「エモい」とは違うんですね~。

でも確かに、かなりemoなブルース・ウェインです。これから成長していくのでしょうか?続編があるなら、ついでに髪型も改良される事を願います。

too emoなブルース・ウェイン↓

引用元:Warner Bros

でも夫は、この映画のサントラはかなり気に入った様子。もちろんすでにサントラCDは購入済みで、映画を見終わってからも家でその音楽を聞かされ続ける私って。。作曲家はマイケル・ジアッキノで、夫曰く、今ハリウッドで一番忙しい作曲家だそうな。ふーん。

そんな事を感じた日曜日でした。

さて、今月来月は繁忙期です。無事に乗り切れるのでしょうか。
明日になるのが怖ーい。。頑張りましょう!

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